薬屋のひとりごとに登場する『大宝』。
先帝のお手付きになり、後宮から出られないまま死んでいった女官です。

そして『怪談』回で出てきた幽霊…!?
しかし大宝には娘が……!?
先帝との子なら皇族なので一大事です!
この記事では女官・大宝について解説。
関連人物を含めた相関図でご紹介します。
ネタバレが含まれますのでご注意ください。
どんな人物?幽霊として登場

大宝は原作開始の一年前に亡くなった女官です。
先帝にお手付きにされて翠苓の母を出産するも、赤子とは引き離されて
後宮から出られない一生を送りました。

お手付きになっても下賜されたり実家に戻されることはあるけど、実家が貧しかったり身寄りがなければ……
大宝は
- 気の利く良い女官(紅娘談)
- 怪談話を集めることだけが楽しみだった
- 身寄りはいなかった
とのことです。

怪談話の会を主催する幽霊としての登場も…!
彼女を不幸にしたのは、間違いなく先帝でした。
先帝のお手付きになるが…

大宝は子の一族の遠縁で、妃・神美に仕えていた侍女でした。

神美はロウラン妃の母です
ところが先帝は、神美ではなくより幼い(10歳を超えた頃の)大宝に手を出しました。
そしてなんと、懐妊が発覚した際「知らない」と言いだしました。
自分が幼い子供に手を出したことを認めなかった先帝。
大宝は医官と『不義の子』を産んだとされ……
赤子と冤罪をかけられた医官は追放。
大宝は娘と引き離されて一人後宮で過ごします。

余談ですがこの件で後宮医官にも去勢が必要とされ、ルォメンがとばっちりを受けました…
この追放された子供が翠苓の母、医官が翠苓の薬の師匠です。
彼らを匿ったのは、子の一族の子昌でした。
相関図
ここで相関図(関係図)の確認です。

大宝の娘のその後は?

大宝の娘(翠苓の母)は一緒に追放された医官(当然赤の他人である)に育てられ、
年頃になると先帝の計らいで子昌に嫁ぐことになります。
(この時には先帝は自分の子だと認めていた!)
そして翠苓を生みますが、
後宮から戻り子昌の正妻となった神美にいびられ、病死。

本当に病死なのか!?
母である大宝より先に亡くなった可能性が高いです。
大宝の墓参りをする深緑・翠苓

原作一年前に後宮で亡くなった大宝。(死因は明らかになっていません)
彼女の墓は後宮内の廟にあり、
- 大宝の孫である翠苓
- 大宝に同情していた診療所の深緑(シンリュ)
が墓参りする姿が見られています。

子翠が怪談話の会に参加したのも、思うところがあったからかもしれません
深緑がいた診療所には、先帝のお手付きになったものの、後宮からでられない年配の者たちが集まっていました。
もしかすると大宝は、後宮で診療所にいたのかもしれません。
- そして子の一族の反乱へーー……
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以上、大宝についての解説でした。
先帝の時代の後宮には闇が蔓延っています。
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