2022年1月発売の『恋は双子で割り切れない』第三巻を読了しました!

今巻では那織が部活を立ち上げたり、琉実が男友達に告白されるというイベントが発生!
純に妬いてもらいたいと考える琉実に、純と那織はどう動くのか?が見所です。

年齢制限かかりそうな那織の行動に注目!
以下、ネタバレ有りの要約・感想となりますのでご注意ください。
登場人物

3巻でのキーパーソンをまとめています。全員高1。
神宮寺 琉実 | 神宮寺家の双子の姉。バスケ命。 幼なじみの純のことが好き。 |
神宮司 那織 | 神宮寺家の双子の妹。頭脳明晰のインドア派タイプ。 幼なじみの純のことが好き。 |
白崎 純 | 双子の幼なじみ。 二人のことが大切で、どちらかを選べずにいる。 |
坂口 瑞真 | 純の友達であり、琉実のバスケ仲間。あだ名は「安吾」。 琉実に好きだと告白する。 |
恋の進展に差がでてきた!?3巻ネタバレ要約
ここでは、3巻の重要エピソードをネタバレ要約していきます。
純と部活を立ち上げる那織
部活を作ろうと言い出した那織。
それは純と放課後の時間を拘束したいと考えたからでした。
純の合意も得て、(体裁を整えた上で)趣味の話ができる部活を作ることに。
(部活の名前は4巻で)
5人以上の部員と顧問が必要なので、メンバーを集めます。
那織と純、純の友達「教授」、那織の友達「部長」、そして慈衣菜。これで5人です。

そして顧問は純の担任の先生にお願いしました。

意外と純も、部活を作ることに乗り気だよ!
最後の問題は部室をどうするか。
なんと、部室候補に考えていた会議室が遊戯部と取り合いになってしまいます。
遊戯部代表の二年生に話をしにに行くと、なぜかチェス勝負で決めることに。
対戦することになったのは那織。
遊戯部代表の2年生:古間怜人(ふるまれいと) |
あだ名:マープル。社交性に乏しいようだがキャラが濃い。 |
那織への、純のチェス指導・特訓が始まりました。
琉実がバスケ部の瑞真に告白される

一方その頃琉実は、バスケの試合で思うようなプレイができず、落ち込んでいました。
そんな琉実に、男バスで友達の瑞真が声をかけます。
励ます流れで、なんと瑞真は琉実に好きだと告白しました。
断る琉実。
しかし、瑞真は琉実に一度デートしてほしいとお願いします。
仲の良い友達にそんなことを言われ、琉実は戸惑いを隠しきれません。

新展開!どうなっちゃうの?
デートも無理だと、はっきりと断った琉実。
しかし、友達としてで良いからと、引き下がらない瑞真。
琉実は、引き止めてほしいと願いながら純に相談しました。

いじらしい女心!
しかし純には行くなという言葉をもらえず、悔し泣きする琉実。
結果那織が励ますことになります。

仲の良い姉妹だよね。
那織は琉実の自滅ではなく、きっちり比較して選んでもらいたいという思いもあったみたい
琉実はバスケ部の友達からの相談…つまり別の目的もあり、瑞真と出かけることに。
その日は部室を賭けて、那織がチェス勝負をする日でした。
勿論勝負を見守るつもりだった純。
しかし勝負が始まる直前に、瑞真から挑発的なラインが届きます。
『俺、琉実のこと本気だから』
これを受けて悩む純に、那織は「行ってきていい」と告げます。

これは意外…!
実はこれは、この後に那織が考えている作戦を実行しやすくする、純への貸し作りのためでした。
そして、純はダッシュで琉実の元へ。
答えが出るまで待ってほしいと、純は琉実に、今の気持ちを正直に話しました。

走った割には相変わらず中途半端な事言うなぁ…ずるくない?
それを琉実は受け入れます。
今回は、潔く身を引く瑞真。
那織はチェスに勝利し、部室を無事に手に入れました。
その後、那織が純の家に泊まるという衝撃のイベントが発生して、今巻は幕を閉じます。
那織の策略でお泊り!急なエロ展開に

今巻の見どころは、やはりラストの那織と純のお泊りエピソードです!
那織は友人たちとひっそり計画を立て、お泊りを実行に移しました。

最後に、また衝撃的なことをやってくれました!
慈衣菜はそれでいいの?那織が好きだったんじゃないの??
那織は重要な局面で琉実の所へ向かった件を盾に、両親不在の純の家への宿泊をおねだり…脅迫します。
それを言われると、断られない純。
純の家で繰り広げられる、色仕掛けの数々……。
入浴中の純のところへ電気を消して裸で乗り込んだり、一緒のベッドで無理やり寝たり……。
壁紙の方を向いて必死に耐えた純ですが、那織の存在が大きくなっていきます。
那織が帰宅後、証拠隠滅を図った純。
しかし何故か純の母親に女の子を泊めたことがバレたところで、今巻は終了です。

続きが気になりすぎる…!
恋は双子で割り切れない4巻・ネタバレ感想【小説】純が遂に一人を選ぶ!
感想

今巻は、最後のエロ漫画的な展開の衝撃が強すぎました!
前巻では、個人的に那織の好感度が上がっていましたが、また下がりました。
純も那織の作戦にまんまとハマっているところに、憤りを感じます……。
しっかり断ってくれ!
本当にギリギリセーフ、という感じですね。

こうなるなら琉実のデートは止めに行かなくてもよかったじゃん!と思ってしまう……
今巻で純の気持ちは何となく那織に傾いてしまった印象。
決定打には欠けますが、なんとも言い難い展開でした。
那織も不安からこのような強引な行動に出ている印象で、これはますます決着をつけるスピードが求められます。
例えば恋は双子で割り切れない(小説版)は
1~3巻通常2,233円➡233円に。(2,000円オフ!)
\\2000円引きで読もう//
難しい単語解説
物語内に登場する難しいと感じる語句についてまとめました!
佳人(かじん) | 美しい女、美人のこと |
讒謗(ざんぼう) | 悪口を言うこと |
危殆(きたい) | 非常に危ないこと |
騒擾(そうじょう) | 騒いで秩序を乱すこと。騒動 |
穎悟(えいご) | 非常に賢いこと |
聡慧(そうけい) | 才知にすぐれること |
含羞(がんしゅう) | 恥じらうこと |
簫索感(しょうさくかん) | 物寂しい様子 |
康寧(こうねい) | やすらかなこと |
落莫(らくばく) | 物寂しい様子 |
まとめ
『恋は双子で割り切れない』小説3巻についてネタバレ感想をまとめると……
- 遊戯部との勝負に勝利し、那織の望みである部活ができた
- 琉実が瑞真に告白されるが断った
- 純が本心を琉実と那織に伝える
- 三角関係は継続中
- 女子を家に泊めたことが、純の母親に何故かバレて今巻終了
ということでした。

ハラハラドキドキして、恋愛小説って良いね!
細かい恋愛シーンや那織の色仕掛けシーン、友人たちとの楽しい会話などはガッツリ省きましたので、気になる方は読んでみてください!

漫画版(コミカライズ)もイラストが綺麗な高クオリティ!

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