薬屋のひとりごと・雀(チュエ)の正体は?母親との因縁・馬良との仲も

雀の正体は? 薬屋のひとりごと
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薬屋のひとりごとのキャラクター・チュエさん。
壬氏の侍女に途中から加わる、お調子者なマスコットキャラ的存在です。(違うかもしれない)

しかし物語が進むにつれてキャラと高低差が激しすぎる衝撃の事実が明らかになりました。

この記事では雀の正体について詳しくまとめています。

原作小説最新刊までのネタバレが含まれますのでご注意ください

雀の正体は?まとめと相関図

まずは雀さんのプロフィールをザっと紹介します。

名前 雀(ペグラ)➡麻雀(マーチュエ)(通称チュエさん)
特徴 団子のような鼻、小さな目、色黒。親近感がわく顔立ち。
お調子者でキャラが濃い。
年齢 14巻時23歳(猫猫の2つ上・壬氏の1つ上)
家族 馬良に嫁入り、子供(男の子)一人。親族については「母親と因縁の過去」を参照

馬の一族相関図

仕事 壬氏の侍女として登場するが、実は皇族直属諜報機関であるの一族の傍系はたけい。阿多の部下。
特技 奇術と外国語。地理も分かり毒見もする。
博識かつ情報通。痛みにも修羅場にも強い。
変装。
寧ろできないことが無い印象。
出身 茘の西にある砂欧よりさらに西の国。
都から西都への地図

作者様の消されたTwitterを参考に作成しています

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巳の一族とは?

の一族は皇族直属諜報機関…いわゆるスパイです。

雀は帝に仕えていましたが、阿多アードゥオが後宮を出ると同時に帝から阿多に下賜。阿多の命で動くことになります。

阿多は帝が一番愛していた女性だから、左遷ってわけじゃないよ

薬屋のひとりごと 阿多妃(アードゥオヒ)の正体は?主上・壬氏・水蓮との関係も

「主上に至っては最初に(奇術を)見せて今後の方向性を相談しているので」

実はひっそり伏線が貼られていました。壬氏付きとは言え一侍女なのに主上と会話するのは変な話です。

薬屋のひとりごとでは『〇の一族』と呼ばれる『名持ち』が複数登場しますが、

猫猫も『の一族』

巳の一族はその中でも独特です。

  • 誰かが分からない
  • 複数あり、それぞれが世襲制。血縁者から選ぶ場合も違う場合もある
  • 序列がつけられ、より高い序列を得ることが巳の一族としての名誉
  • 他の名持ちに潜り込むことも。

雀も『馬の一族』に嫁入りしたよね

現在分かっているメンバーはこんな感じです↓

巳の一族相関図 魯侍郎(姚の叔父)の後継が雀。雀の後継が卯純(里樹の異母兄)。 虎ママの後継が虎狼。子どもでもある。 また、雀は虎ママの実の娘であり、雀と虎狼は異母姉弟である。



雀の部下・卯純とは?

一芸に特化したある意味化け物を引き入れてしまおう。

14巻にてウワサを流すことで武官を煽っていた卯純。里樹の異母兄です。

弱くふるまう為誰にも怪しまれず、しぶとく生きのこりそうな性質を雀が気に入ってスカウトしました。

「家族が嫌い」な似た者師弟です。

詳しく↓

薬屋のひとりごと14巻【ネタバレあり感想】

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雀の仕事は?

現在の雀の仕事は阿多アードゥオめいに従うことです。

そして阿多から出された第一の命は『月の君を幸せにすること』。

それは月の君壬氏が大切にしている猫猫を守る事にもつながります。
具体例を挙げるとこんな感じです↓

【10巻の危機管理】

農村の視察に行く際、雀は芋が乗った馬車を先に行かせ、雀・猫猫・馬閃を後続にしました。
そして猫猫に上物の外套を着せ、金持ちの雰囲気をだします。

これは事前に案内役が盗賊とつながっている可能性を掴み、猫猫をおとりにして狙わせ、馬閃に討伐させる作戦でした。

これにより芋や人的被害はほぼゼロ。
合理的にリスクを抑えました。

【11巻の暗殺未遂】

西都の長である玉鶯ぎょくおうが殺害されますが、これは元々雀が暗殺する手はずだったことが明かされます。

その役目は好機を見た陸孫がとってしまったわけですが…

薬屋のひとりごと・陸孫の正体は?過去や猫猫に求婚の理由も

戸籍の回収・検死の医官を前もって確認するなど、雀の後処理は完璧でした。

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馬良と政略婚!夫婦の仲は?

馬の一族の長男、馬良バリョウと結婚している雀。

馬良とは?
馬兄弟
馬三兄弟の真ん中。
科挙に十代で受かるも対人関係ですぐ退職。対人恐怖。嫁の仕事については全く触れないようにしている。

性格が正反対で初対面では気絶した馬良でしたが、有能な雀は馬良に適応していきました。

今では子供も一人いますが、雀は仕事が仕事なので子育ては義姉・麻美マーメイがしています。

姑・桃美タォメイからはもう一人産んで欲しいとせっつかれています。

馴れ初め・初夜

麻美マーメイ桃美タオメイと魯侍郎による政略結婚です。
馬良と雀の結婚には、馬と巳の結びつきを深めるというメリットがありました。

馬良:馬の一族➡皇族護衛
雀:巳の一族➡皇族直属の諜報機関
表と裏で皇族を守る一族に属する二人。

雀は子育てを全面的に引き受けてもらうことを条件に嫁入りします。

  • 半月に一度しか顔を合わせない
  • 会話もほとんどない

など、一見破綻しているように見える結婚生活ですが

仲は悪くありません。

初夜についても言及されています。

「夜は黙って横になっていれば、嫁がなんとかするからと姉に言われましたので」

嫁主導でした。

「灯りを消してもよろしいですか?大丈夫ですよぅ、へまはいたしませんので」

灯りうんぬんは雀の体にある無数の傷痕を見せない為と思われます。



子どもについて

男の子が一人生まれますが、抱っこもせず麻美に任せる雀。

これについて馬良はこんな見解を示しています。

雀はいつか後継者を選ぶことになる。子どもを遠ざけるのは、雀なりの親としての愛情なのだろうかと、馬良は思うことにした。

言わずともある程度察してくれるのはいい旦那だね!

問題なくすくすく育っているようです。

夫婦の絆

雀は西都で大けがを負い、右腕を失います。

「自分の価値」に敏感な雀は馬良に「離縁したほうがいいか」と聞きますが、馬良はそれを否定します。

「おまえなあ」
こんなに砕けた口調になったのはいつくらいからだったろうか。
新しい妻を迎えてまた一から距離を詰めていくのは面倒だ。
そんな面倒は、一人だけでよかった。

対人恐怖の強い馬良にとって、雀はかけがえのない……とはいかずとも代えがたい存在。

ほっこりするような、ぬるめのいちゃつきも見れます。

食事中、何か手伝おうとしていたようだ、雀が左手でも器用に箸を使うので手持ち無沙汰に見えた。雀は、心配させることになっても、もっと下手な箸使いをすればよかったと思ったが、空になった腹に飯を入れる方を優先したのだ。

かわいいかも…

羅半兄程キレはないけど、ちゃんと突っ込んでくれるんだね…

猫猫を庇って右腕を失う

そんな雀が主役ともいえるのが12巻。

雀は西都で猫猫を庇って負傷。利き腕である右腕を失います。

事の起こりは猫猫が西都の長である玉鶯が死に、猫猫が跡目争いに巻き込まれた事でした。

事が片付くまでの雲隠れ旅で盗賊に目を付けられ、討伐したのは良いのですが、距離がある西都まで連行しなくてはいけません。

それに対し雀は不満をこぼしていました。

「甘いですよぅ。大体、片目だけ潰して逃がしてしまうから、こんなことになったんでしょうに。さっさと首をざくっと落としてしまいましょう?今ならいくらでもいい訳ができますよぅ」

連行しても縛り首。なら食費や手間を考えてもここで始末しておくのが最善だと雀は言いました。

しかしこの主張は通らず。

そして連行の道中に事は起きます。

「おまえを……殺してやる」

隙をみて猫猫を殺しに来た盗賊・熊男。
叩き落された衝撃で体が痺れて動かない猫猫の元に戻ってきたのが雀でした。

「すみません、猫猫さん」
「私が目をはなした隙に」

手慣れた様子で熊男をどうにか倒した雀ですが、猫猫が気づかぬうちに大怪我をしていました。

折れた右腕(利き腕)がちぎれかけ、腹部には打撲痕。

だが同時に、雀の体には彼女の歴史ともいえる無数の傷痕が残っていた。歴戦の戦士もかくやという傷痕もあれば、明らかに拷問らしき痕もある。

ボロボロな雀の体を猫猫は必至に治療します。

「雀さんがいないと困るので駄目です。何があろうと生きてください!」

これにはつい雀も笑みがこぼれます。

何の価値もない自分がいてもいい場所はないか、そんな願いを持っていた。

常に価値を示さねば生きられなかった雀。
怪我をしても必要だと言ってくれる猫猫の言葉は相当嬉しかったのではないでしょうか?

この大怪我により雀は

  • 内臓は無事だが、右手は小指がかすかに動く程度
  • 後ろから数えた方が早いところまで序列が下がった。※それでも母親より上

という状態になりました。

関連記事↓

【西都編最終巻】薬屋のひとりごと12巻【ネタバレ感想】



母親と因縁の過去

雀の人生は波乱万丈でした。

外国から来たって時点でびっくりだよ…

茘の西にある砂欧よりさらに西の国でペグラとして生まれたチュエ
裕福な商人の子として愛されて育った雀の人生は、3歳になる前母親が消えたことで一変します。

雀の母親は巳の一族。茘から来た間諜スパイでした。
父の取引先の情報が茘に漏れていました。

「ええ、他国に入る時とか、怪しまれないように現地の人と結婚しちゃうんですよう。でもって旦那、もしくは奥さんには当たり前に接するんです。相手に対しては本当の夫婦として接します。もちろん、本物の夫婦です。ただ一つ違うとすれば、伴侶より大切なものがあるだけでーー。時に子どもが生まれることもあるでしょうね。間諜とばれない限り、その夫婦関係は変わらず、伴侶と子どもも何も知らずに生きていきます」

これは別の人物に対する見解ですが、雀の母親はまさにこの通り。
この「子ども」が雀でした。

旦那もしくは奥さん……先に女スパイを連想しているのは雀の実感かも

父は母の手がかりをつかみ、探しに行って戻ってきません。

10歳にもならない歳で天涯孤独の身となった雀。
東に宗教を広めたいという先生に自分を売り込み、母探しの旅にでます。

茘に着くまで1年。
牢に閉じ込められ拷問まがいも経験し、生きる為に泣き真似・奇術・異国語などを覚えていきます。

12歳。茘に入ってからは麻雀マーチュエと名乗り、茘人のフリをします。

13歳。ついに母の元にたどり着きます。
雀の母は玉鶯の妻でした。

10年ぶりの再会。しかし母親は雀を見ても自分の子だと気づきません。

母にとって雀は何だったのか?知らずには終われない雀は屋敷に潜り込み……

魯侍郎ルーじろうに捕獲されます。
同じく巳の一族で雀の母の事情を知っていた魯侍郎は、残酷な真実を教えてくれました。

「数年間、異国に潜伏する際の身分の保証。それがおまえの存在価値だった」

ショックを受ける一方、今価値を示さなければ魯侍郎に切り捨てられると感じた雀は、自分をアピールします。

母国語、茘語、砂欧語を話せて、算術ができ、痛みに強い、手先が器用etc.……

とんでもスペック…

魯侍郎への弟子入りが決まった雀は、母より価値があると示すために巳の一族として序列を上げていきます。

父を、雀を忘れないように、雀は常に母よりも価値がある存在でなければいけないのだ。



雀の母ってどんな人?

雀を捨てた母は嫌いだ。
雀を見ず、母ばかり追いかけた父は不愉快だ。

12巻にて少しだけ登場しますが、一言で言うと無神経な印象です。

小紅シャオホン(孫)を虐める悪ガキ・玉隼ギョクジュン(孫)を小紅の家に連れてきた雀母。そのことを詰め寄る小紅の母親に雀母はこう言います。

「それよりもお客さまを待たせてはいけませんよ」
(それよりもって)

神経を逆撫で…

人の気持ちに配慮しないことに慣れた人間。
雀のことも「泣く泣く」ではなく「あっさり」切り捨てたのでは?と想像してしまいます。

では情を切り捨てるのが得意なら間諜スパイとして有能なのか?というとそうでもありません。

雀母の経歴はこんな感じです。

①西の地を眺める主上の目として派遣。美貌により次期西都の長・玉鶯の妻になる。

②3人子を産んだ後、商売の為に交易船に乗ったら船が難破。
国の情勢も悪かったため数年異国で滞在。怪しまれない為に結婚して雀を産む。

③茘に帰宅して玉鶯の妻に戻る。
自分が半端な能力と自覚していたため、後継者を優秀にしようと虎狼フーランを生み育てる。

④戦を始めようとした玉鶯が殺される。これは雀母が玉鶯を制御しきれなかった結果。

雀母が生んだのは
25歳・鴟梟シキョウ
24歳・飛龍フーラン
23歳・銀星インシン
22歳・雀
18歳・虎狼フーラン
の5人。雀以外は玉鶯との子です。

異母姉弟・虎狼との仲も最悪

虎狼

嫌いな母が生み可愛がっている異父弟・虎狼も、もちろん嫌いな雀。

壬氏の前だろうとマウント合戦を繰り広げます。

「雀さんが受けている指令と被ってしまったら雀さんはどんな手を使っても叩き潰すしかないんですよぅ?」
「雀さまこそ、そんな大怪我で何ができると言うんですか?後遺症も残り、序列はぐんと下がるでしょう?」
「それでも虎狼さんよりは上ですよぅ」

虎狼が壬氏に心酔してついてきてしまったため、虎狼は雀の部下に。

しかし雀は14巻でこんなことを想っています。

母に可愛がられる異父弟はそのうち事故に見せかけよう。

おおおおぉぉ……

猫猫が殺されかけ雀が右腕を失ったのは、元はと言えば虎狼が原因。
恨みつらみはつのっていることでしょう……

随分バイオレンスな姉弟です。



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まとめ

雀

  • 雀の正体は巳の一族(皇族直属の諜報機関)
  • 生まれは外国で、自分を捨てた母を探す為にやってきた
  • 馬良と政略婚をしているが、関係は良好。子どもも一人いる
  • 血がつながった母・弟との仲は最悪。義家族とは良好
  • 猫猫を庇って右腕を失う

また、

「猫猫さん、猫猫さん」
「なんですか、雀さん?」

もはや定番化したこのやりとり。

雀は猫猫と、親友とも言える絆を築いています。

お互い有能かつ気が合い、修羅場も一緒に乗り越えたからね!

追加で「月の君を幸せにする」というミッションもあるため、猫猫と壬氏の仲をフォローするというファインプレーも。

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実の母に捨てられた雀が、ひそかに子を想う阿多の命を実行する。
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