2021年5月発売の『恋は双子で割り切れない』通称ふたきれ1巻読了しました！
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双子の姉妹と僕の、妙な三角関係を描いたラブコメ小説です。
しかしこれはちょっと歪な三角かも……
2024年7月にアニメ放送がスタート！
原作小説の第一巻には登場人物たちの関係性が描かれています。（現在6巻まで発売中）
以下、ネタバレ有りの要約・感想となりますのでご注意ください。
登場人物
主要な登場人物をまとめています。
全員高校生で、同じ高校に通っています。
| 神宮寺 琉実 | 神宮寺家の双子の姉で、活発なスポーツ少女。 同級生の純のことが好きであり、中学三年の時に付き合い、現在は元カノである。 |
| 神宮寺 那織 | 神宮寺家の双子の妹で、読書好きのインドア派タイプ。 純のことが好きだが、姉に先を越された。純の初恋の相手である。 |
| 白崎 純 | 学年主席で、読書家の博識な男子。 那織とは、趣味のオタク話で盛り上がる。 琉実と付き合ったが、高校入学前に振られて失恋した。まだ未練がある。 |
| 浅野 麗良 | 琉実の親友であり、恋愛経験が豊富な彼氏持ち。那織のことが少し苦手である。 |
| 亀嵩 璃々須 | 那織と仲が良い女の子。美術部で、あだ名は「部長」。 |
| 森脇 豊茂 | 純と那織のオタク仲間である。あだ名は「教授」。 那織に告白したことがあり、振られた。 すぐに告白する軽い男子 |
サブカルネタ解説
物語に登場するサブカルチャーの元ネタについて、解説をまとめました！
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| 白いクジラ（モビィ・ディック） | 小説「白鯨（はくげい）」ハーマン・メルヴィルの長編小説 |
| ＥＵＲＥＫＡ（エウレカ） | ギリシャ語で、「我、発見せり」という意味何かを発見したことを喜ぶときに使われる |
| マーロウ | レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の探偵 |
| Who done it?（フーダニット） | 誰がそれをやったかという謎に焦点を当てた、複雑な筋書きのある推理小説を指す |
| スタートレック | ジーン・ロッデンベリーの製作したSFテレビドラマシリーズを基にする、メディア・フランチャイズ。 |
ここでは、序盤の方のサブカル情報を解説しました。
他にもたくさんあるので、調べてみるのも楽しいですよ！
三角関係の行方は？分かりやすく解説
ここでは「恋は双子で割り切れない」1巻の全貌を分かりやすく解説します。
ネタバレが含まれますのでご注意ください。
琉実と1年付き合う
小学生の頃、神宮寺家の隣に引っ越してきた白崎純。
彼は神宮寺家の双子である琉実と那織と仲良くなり、三人は幼馴染として成長します。
双子の琉実と那織は、ご近所で可愛いと評判だったみたいだよ
姉の琉実は、クールな純に一目ぼれ。
妹の那織も昔から純のことが好き。
そして純にとっては頭脳明晰な那織が気になる存在でした。
小学生のころには三角関係の構図が出来上がっていた三人。
しかし幼馴染の関係が変化したのは中学三年生になる前の春休みでした。
琉実が純に思い切って告白した事がきっかけで、今までの関係が変わり始めます。
告白するも恥ずかしくなり、「試しにわたしと付き合わないか」と控えめな提案をした琉実。
その提案に純はＯＫを出しました。
「自分より優秀な人がタイプ」という那織に勉学で敗北し、那織への気持ちを諦めようとしてた純。
敗北感に包まれていた純は琉実からの告白を救いだと感じ、恋人同士になります。
2番目の女の子からの告白で、妥協からの恋人関係か……
しかし付き合い始めるとどんどん琉実を好きになる純……
ところが琉実のほうは那織の気持ちを知っていたため、嬉しい気持ちより妹を出し抜いてしまった罪悪感にさいなまれます。
堪えられなくなった琉実が選んだのは純と別れる事。
きっかり一年で、2人は破局しました。
これにショックを受けたのは純。
すっかり琉実を好きになっていた純は、失恋から中々立ち直れません。
しかし琉実は、別れる時に最後のお願いとして純に「那織と付き合あってほしい」と告げます。
姉妹として公平な立場でいたいと考えているのかな？
ちなみにここまでがアニメ1話の内容です。
今度は那織と付き合う！？
葛藤を繰り返した純でしたが、琉実に言われた通りに、那織に告白して付き合い始めます。
しかし那織は喜びながらも「告白したのは琉実に言われたから」ということを察していました。
それを言わずに恋人らしくデートを重ねる那織と純。
そしてある日部屋で二人っきりに。
今まで那織の読んだ本などを密かに追いかけていた純を知り、那織は言います。
「ねぇ、キスしよっか」
那織のペースに呑まれ、キスをされた純。
しかし数日後、那織は「付き合ってるつもりはない」と予想外のことを言います。（後述）
確かに告白されたとき微妙な言い回ししてたけど…
キスはしてますがそれは…？
琉実にも、純と付き合っていないということを告げた那織。
そうして、三人の関係はリセットされました。
今も純のことが好きな、琉実と那織。
二人を同じくらい好きになってしまった純。
付き合っていない三人の複雑な三角関係は、姉・妹という垣根を取っ払い続いていきます。
那織の思惑は？予想外の展開
今後の三人の関係が気になる終わり方をした初巻。
やはり注目すべきは、那織の純と付き合っているつもりはないという発言でした。
那織の言い分は、純に告白された後、明確な返事はしていないというもの。
ただ、付き合ってるように振舞っていたそうです。
なんか怖い妹だな
琉実の計らいで告白してきたことを察していた那織は、素直に付き合うことを良しとしませんでした。
琉実と純より一枚上手で、三角関係の主導権を握っているように見える那織。
姉妹どちらかが「納得して」純と付き合える日は来るのでしょうか？
感想
恋の結末をぜひとも見届けたい物語。
1巻ということで人物描写から三人の性格も分かりましたが、
個人的には、琉実が好きで応援したいな～と感じました。
乙女思考が可愛いね
一方那織はクセが強い。
小説内でも書かれているのですが、いかにも同性から嫌われてしまうタイプで、
自信過剰であざといなど、正直に言って現実にいたら中々にヤバいキャラでした。
しかし男子目線だと魅力的なのかもしれませんが、もし結ばれるとなると納得できるかな？と今から少し心配です。
那織と純がキスするシーンは、那織の大胆さにちょっと引いてしまいました……
恋は双子で割り切れない2巻・ネタバレ感想【小説】新キャラ慈衣菜の目的は？
三人の周りの友人たちも個性的なキャラで、面白かったです。
サブカルな会話（映画や小説のネタ）が分かればもっと楽しい作品だと思います。
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まとめ
「恋は双子で割り切れない」原作小説1巻についてまとめると……
ということでした。
1巻はまだ爽やかですが、今後どんどんドロドロしていくので必見です（笑）
ちなみに細かい恋愛シーンや友人たちとの楽しい会話、サブカル情報に関してはガッツリ省きましたので、気になる方は読んでみてください！
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ちなみにこちらは、漫画化もされています。
原作挿絵の雰囲気はそのままに、凄く可愛いイラストでオススメです！
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