【薬屋のひとりごと】名言・名ゼリフ4選!猫猫のセリフにグッとくる

薬屋のひとりごと 名言・名ゼリフ 生死・生き方編 薬屋のひとりごと
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『薬屋のひとりごと』は、キャラクターたちの細やかな心情描写に心掴まれる作品です。

当記事では発売中の原作から、個人的に心に刺さった生死・生き方に関する名言・名ゼリフを4つ、言葉の背景も説明しながらご紹介します。

猫猫多めです

ネタバレが含まれますのでご注意ください。

名シーンはこちら

薬屋のひとりごと 記事一覧

【玉袁】目をきらきらさせておきなさい

目をきらきらさせておきなさい。絶望だけはしてはいけない。ずっと笑顔を絶やさずに生きなさい」

8巻より
玉葉后

これは玉袁から娘・玉葉への言葉です。

子供の頃にこの言葉を受けた玉葉は、20歳手前に国の女の頂点皇太后になります。

この名言で注意しておきたいのは、何も「女はいつも笑っていろ」と言っているわけではない、という事です。

玉葉は子供の頃から「魅力ある女性」になる片鱗があったため、玉袁はその部分を伸ばそうとしたということ。

そして好奇心やパッションこそ、人を惹きつける魅力だと言いたかったのでしょう。

結果玉葉は数多の妃たち競り勝ち、皇帝の寵愛を勝ち取りました。

【猫猫】子を失った母への言葉

猫猫

「どうして、あのまま死なせてくれないのか」
小さな消え入りそうな声だった。
猫猫は眉をひそめる。
「ならば、食事をとらねばいいことです。粥を食むということは、死にたくないからでしょう」

1巻より

息子を亡くし、自らも病床に着く梨花妃リファヒの絶望。

そこには『後宮の女としての仕事を失敗した』という自己嫌悪も含まれます。

猫猫は死を望む梨花妃に「死にたくないから粥を食む」と

患者を逆撫でしない事実のみを述べ、看護に手を尽くします。

これが猫猫という人間の魅力

また、このエピソードは続きも見逃せません。

1巻から時を経た7巻。
猫猫は往診で二度目の出産をした梨花妃の元へ向かいます。

いち医官付き女官の猫猫に、さりげなく赤子を渡す梨花妃。

これは梨花妃が猫猫に見せたいのだろう。前の男児を失ってから、抜け殻のようになっていた梨花妃が、今こうして元気な男児を生み育てていることを。そう思ったら、赤子が可愛くないなんて言えるわけがない。

泣いた…

立ち直り、人生の続きを歩み出した梨花妃。

看護・介護をしている人物の尊さを実感するエピソードです。

【羅半】本当にやりたいことを目指すなら…

「ただ、本当にやりたいことを目指すなら、効率も何もなく、その心情が美しいとだけ言っておく」

9巻より

解剖技術を学ぶことに迷いを見せる、医官見習いの姚と燕燕。

姚と燕燕

猫猫たちの住む『リー』では、

  • 外科は不浄と言われる
  • 男尊女卑が強く、女性は医官になれない

女性が医術を学ぶのは超ハードな道のりです。

進路に迷う二人に物申したのは羅半でした。

「ならわかっているじゃないか。医官という男の中でも厳しい仕事の中で女がやっていくためには、相応の実力と信念が必要になる。
つまり、僕の意見で左右されるような考えなら、さっさと辞めてしまったほうがいい」

つきはなすような意見を述べた羅半は、その後冒頭の言葉を述べます。

それでもやりたいことを目指すなら

「その心情が美しい」

羅半の言葉で姚の迷いはふっきれました。

迷うなら自分の覚悟はいかほどのものか…他人の意見で左右されるようなものなのか。

考えてみてください。

進路に迷ったとき、思い出したい名言です。

【猫猫】ためらわずにまっすぐ道を進んで

「半端な気遣いのほうが邪魔です。誰かのお荷物になるくらいなら、道具のように使われる方がまだましです。あなたの迷いはそのまま国の迷い。どうせ後悔するのです、ためらわずにまっすぐ道を進んでください

9巻より

猫猫が壬氏に活を入れた言葉です。

壁ドンしながらね

  • 他人に細やかに気を回し
  • いつ何時もできる限りのことをやろうと仕事を抱え込み
  • 挙句の果てに自らの体を傷つける

そんな壬氏を猫猫は良しとしませんでした。

この言葉に込められた強い想いは、似た性質を持つ羅門ルォメンへの反感によって育てられたものです。

「気を使いすぎて貧乏くじを引く人生を送るな」

優しすぎる故に損をする羅門を見て、しかしどうにもできなかった猫猫。
これは、彼女の後悔と壬氏には幸せになってほしいという想いから来る強いメッセージです。

人間として入れ込む程度に壬氏が好ましいことが伝わってくるね

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まとめ

今回は生死・生き方編の名言名ゼリフでした。

  • 玉袁→玉葉
  • 猫猫→梨花妃
  • 羅半→姚・燕燕
  • 猫猫→壬氏

の名言を紹介しました!

人生の岐路に立った時に、思い出したい言葉が沢山でした…

【薬屋のひとりごと】名言・名ゼリフ4選【恋愛編】

薬屋のひとりごとのキャラクターは奥が深く、放つ言葉や行動がそれぞれの人生に影響を及ぼしあっています。

薬屋は漫画も良いですが、セリフや心情が削られたりするため小説版がオススメ!

気になった方は是非読んでみてください♪

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ザクロ

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