ロシデレ4.5巻ネタバレ感想記事です。
ポチップ
4.5巻には、4巻と5巻の間の短編が13話が収録されています。
遂に明かされる戦闘民族・茅咲と成り上がり生徒会長・統也の馴れ初め！
地獄の釜や遊園地など舞台はさまざま。
メインヒロインのアーリャだけでなく、沙也加、乃々亜、綾乃などの新たな一面見られるお得仕様でした。
以下、ネタバレ感想となりますのでご注意ください。
ロシデレ4.5巻のロシア語翻訳
4.5巻の挿絵で使用されたロシア語の意味について紹介します。
| ロシア語 | 日本語 |
| Ты ведь снова придёшь, да? | また来るよね？ |
| Может, как раз сегодня я встречу его… | 今日は彼に会えるかもしれない |
| А ты попробуй! | どうぞ、やってみて！ |
茅咲と統也の馴れ初め
ついに茅咲と統也のなれそめ話が、茅咲が従姉に話す形で語られます！
統也が生徒会長になった理由はザックリ1巻で明かされていたね
茅咲が風紀委員会に所属していた時代。
統也は茅咲の元に出向き、突然告白します。
「最初は虐めで言わされているのか？」と疑うも、今までにないストレートな告白に少し惹かれる茅咲。
けれど付き合うか考える条件として「生徒会長になること」を提示します。
これは茅咲の突き放すための単なる思いつきでした。
しかし統也はその後、自分改革を行い生徒会へ入会。
生徒会会計を務め、生徒会長選挙への出馬を表明します。
二人一組の生徒会選挙で、統也がパートナーにしたかったのは勿論茅咲でした。
剣道で一本とれば引き受けてくれると言う茅咲。
統也は茅咲を慕う子たちにも阻まれつつも、何度も勝負を重ねてどうにか一本とります。
勉強を頑張っている統也の手に、小手を打ち込むことをためらう茅咲が乙女で可愛い！
そして2人は生徒会長選挙のパートナーとなり、今では恋人同士となりました。
沙也加と有希の危険なオタトーク
4巻の遊園地で、政近と乃々亜が2人で席を立った間のお話です。
沙也加がオタクだと分かり、テンションが上がる有希。
けれど2人はお互い隠れオタの為、相手のオタク度は不明……。腹の探り合いになります。
落差あると気まずいもんね
沙也加は有希に今期アニメは、何を見ているのかと問います。
それに対し隠さず全部伝える有希。
沙也加が見ていない作品もあり、作品数は有希の方が見ているようです。
オタ度は有希の方が上なのか？
しかしこれで終わらず、次は作品愛を追求し合います。
作品の演出や出演声優などの話でマウントを取り合う2人。
BL話では沙也加が有希を圧倒しました。
また、兄弟愛モノも好きな沙也加。
別れた後にお化け屋敷から政近と腕を組んで出てきた有希たちと遭遇し、鼻血を出してしまいました。
兄弟愛が尊い
地獄の釜リターンズ！綾乃とアーリャさんの修行
激辛好きの政近と激辛料理を食べることが出来ればと思い、再び地獄の釜を訪れたアーリャ。
そこでまさかの綾乃と遭遇！
アーリャは前回と同じものを頼もうとしますが、綾乃はその上の針山地獄を注文済み……。
辛さレベルは血の池地獄≦針山地獄
アーリャの負けず嫌いが発動し、綾野と同じものを注文します。
ラーメンが目の前に並び、食べる2人。
一口でかなりの辛さを感じるも、お互い心の声とは裏腹に表情には出ていません。
その為、お互い相手が辛いもの好きなのだと思い込みます。
お互いが相手の姿に勇気とプレッシャーをもらっている
綾乃はなんとか針山地獄を完食。
しかしアーリャはあと少しというところで、底に眠る辛味の塊を発見。
スープの量も減っており、その辛さは初期よりも断然辛い。
アーリャは食べきるも意識を失い、気がつけば公園のベンチで座っていました。
隣には、心配そうにする綾乃。
そして辛いものが得意ではないが、好きな人の為に食べたかったという綾乃との共通目的を知ります。
その結果、綾乃からの提案もあり、2人は辛い食べ物を克服する友達へと関係を深めるのでした。
政近・有希の父の帰還
| 久世恭太郎（くぜきょうたろう） |
|---|
| 外交官。政近と有希の父親 |
| 久世麻恵（くぜあさえ） |
|---|
| 政近と有希の父方の祖母。 |
政近たちの父親である久世恭太郎が日本へと戻ってきました。
家で温かく迎える有希と知久。
早速2人から外国の金髪美女がいなかったのかについて問われますが、
恭太郎は外国美女より後輩から矢印を向けられている様子です。
恭太郎がフランスの片親外交官と仲良しで、政近が以前グッズを送ったことなども判明。
今後この話でてきたりするんだろうか？
一方、ずっと政近・有希の仲が良すぎることが気になっていた恭太郎。
政近の脚の上に乗ったり、膝枕の体勢になったりとスキンシップが多い二人。
会話の内容や軽快なやり取りも、バカップルみたいな印象を持たせます。
義妹の話で盛り上がる有希と政近。
その姿にまさか付き合っているのかと心配になるも、やっぱり仲良し兄妹なだけだと思い直す恭太郎でした。
仁義なき料理対決
合宿で行われていた料理対決。
女子5人が料理を作り、男子2人が審査員を務めます。
その為、女性陣はちゃくちゃくと準備中。
誰が作ったのかがわからないよう、政近と統也はキッチンから追い出されます。
美味しい物を選べばいい政近と違い、統也は恋人の茅咲の料理を選ぶという使命が！失敗できません。
用意された品は、唐揚げ、チャーハン、ハンバーグ、水餃子？、謎のスープ。
いざ実食！
どの料理も美味しいと口にする政近。一通り食べ終わるとジャッジの時間です。
統也は唐揚げを選択。
見事茅咲の料理を当てることに成功しました。
政近はシンプルに美味しかった謎のスープを選択。
作ったのは、マーシャでした。
しかし綾乃・有希・アーリャの品も言い当てることが出来、和やかな空気になります。
最後は、政近がアーリャの作ったロシア料理名を間違えるという恥ずかしいオチで物語は終わりました。
そりゃ分からないよｗｗ
花火のキスの理由は？
合宿からの帰りの電車内。
有希が白々しく腕に抱きついて寝たふりをしている一方で、アーリャの腕に抱きつきナチュラルに寝ているマーシャ。
政近のほかに起きている人がいないと見たアーリャから、花火の時の事について話しかけられます。
キスはお祭りを盛り上げようとしてくれた政近に、感謝の意味を込めたものだったと言うアーリャ。
しかし「政近にしかしない」とハッキリ告げられました。
母親やあの子との事がトラウマとなり、人と真面目に向き合うの避けてきた政近ですが、アーリャの想いが胸に響きます。
いつものように誤魔化したいという思いを抑え、政近もアーリャだったからキスを返したと本音を言いました。
いつもはスマートな話術を駆使する政近のたどたどしい物言いに、可愛らしさを覚えるアーリャ。
そもそも罰ゲームで頬にキスは嫌だろという政近に、アーリャは自身の頬を触りながらロシア語で…
「А ты попробуй!」（読み方は：ア ティ パプローブイ！）と言います。
日本語で、「やってみて！」という意味だよ
動揺するも、いつものように分からないふりで返す政近。
そんな政近に体を預けるとアーリャも眠ってしまいました。
自分の恋心にまだ気づいていないアーリャ。
政近は、アーリャに対して愛おしさを感じています。
しかし、その想いはかつて恋したあの子への想いと違う気がする為、恋ではないと思う政近。
あの子の事は思い出せないけれど、未だにふとした瞬間にあの子との思い出がよみがえります。
けれど自身に想いを寄せてくれているアーリャと向き合う為、あの子に捕らわれたままの初恋を終わらせる必要がある……
政近は過去に向き合うことを決意しました。
感想
今巻は沙也加・乃々亜・綾乃・マーシャなど、重要だけど物語のメインになってこなかったキャラの新しい一面が描かれていて面白かったです。
一応4.5巻は読まなくても問題ない内容なのですが、上の要約以外にも、
など、面白い話が盛沢山。
読むと4巻までの物語がより楽しめる仕様になっていました！
地獄の釜が再び登場したのは、個人的に好きなお話です。
アーリャの辛さを耐えながら食べる姿は可愛くて胸キュン。是非挿絵も見ていただきたいです。
更に今回は綾乃も地獄の釜に参戦。
アーリャと綾乃のやり取りも面白い！
辛さに耐える姿が描かれていて、前回よりパワーアップした面白さでした。
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例えば、『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん（角川スニーカー文庫）』は
1～3巻通常2,220円➡222円に。（1,998円オフ！）
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まとめ
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』の小説第4.5巻について、ネタバレを含めてまとめると…
ということでした。
学園七不思議で政近とアーリャが閉じ込められる話、マーシャの話などガッツリ省略しております。
是非お手に取って確かめてみてください！
ポチップ
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