(数値化・分析して)改善していき、次こそはうまくいったとしたら、どうでしょう。途端に「数字」が好きになり、「数字」に向き合うのが楽しくなります。その好循環をいち早く起こすのが、プレーヤー期間には求められることです。
この記事は安藤広大さんの著作、
『数値化の鬼 ーー 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法 』
を実践箇所に重きを置いて要約し、まとめたものです。
2022年に一番売れたビジネススキル本!ビジネスマンでなくても、日々ダラダラとしてしまい、苛立ちを感じている方にオススメの著作です。
実践する前に
何故『数値化』は必要なのか?
それは不足を見て未来につなげる為です。
例えばテストで20点足りないなら、どうすれば埋められるのか?
を考える為の手段です。
数字が苦手、『数値化』って面倒そう
家計簿とか続かんし、苦手意識が…
そんな方の為に。まずは心構えです。
(数値化・分析して)改善していき、次こそはうまくいったとしたら、どうでしょう。途端に「数字」が好きになり、「数字」に向き合うのが楽しくなります。その好循環をいち早く起こすのが、プレーヤー期間には求められることです。
まずはくよくよ考えずに成功体験です!実践に移ります。
実践しよう!
①1日の行動を数字で振り返る
まずは練習です。レッツ数値化♪
②数値化をクセづける
数値化で誤解無く伝える練習をしましょう!
あの映画は3回観に行ったよ
主観的に言うと「すごく好き」
客観的に数値化すると「3回観に行った」
「しばらく」➡「一週間」。「早い」➡「1時間で」
自分の行動を数値化すると、興味関心が明確になります。
これって凄いことだと思いませんか?
PDCAを回す
ここからはPDCAサイクル(計画➡実行➡評価➡改善)を回していきます!
PDCAには大きなサイクルと小さなサイクルがありますが、実行するのは小さなサイクル(例:一日に4件のアポを取る)です。
一年単位の目標を分解して、小さなサイクルを決定します。
分解は間違っててもいいよ!
KPIをとりいれよう!
KPIとは目標を達成するための、数値化された指標です。
大きな目標を達成するための小さな目標。
例:一日10個ずつ英単語を覚える。
これを作成し、日々の行動に迷いが無いレベルにしておきましょう!
図解です!
目標設定の注意点
・瞬時に思い出せる5項目以内に絞ろう!
注意すること
数値化する、或いは数値を見る上で気を付けるべき点が2つあります。
①「○○力」を修正
「企画力」「英語力」といった曖昧な言葉を修正しましょう。
「企画書を3件提出する」「TOEICで750点を取る」。
これが数値化です。
②「%」に騙されるな!
「50%」が100人中50人か、2人中1人なのか。
「合格率90%」。ただし一人複数校合格もカウントしている……
嘘をつかずに誤魔化しやすいのが「パーセント」表記です。
それを暴く魔法の言葉を覚えておきましょう。
「この%は何分の何ですか?」
実践しよう!~応用編~
変数に気付いてクオリティーアップ
行動量を増やした先で「変数」にいち早く気づくことが重要だと、本書では述べられています。
「変数」とは効果的な改善点のことです。
見ての通り、「変数」は一つではありません。その中で見直すと最も効果的なのは何か?
PDCAの「D」による行動量で確認していきましょう。
「マイナス評価」で鬼になれ!!
これは主にビジネスで活用する「数値化」です。
「ダメだった=評価・給料そのまま」は危険だと、本書は述べています。
自分に反映されないと正直「会社の成績」って興味もてないよね……
給料をマイナスすることで、「現状維持はヤバい」を社員一人一人に認識させること。
勿論マイナスと同じく評価が上がった社員にプラスを。
こういう制度があれば、労働モチベーションアップが狙えますね!
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