【特別編の木々嬢必読】赤髪の白雪姫26巻【ネタバレ感想】

赤髪の白雪姫26巻 ネタバレ・感想 赤髪の白雪姫
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…そうか あの目は 私に向けているのか

2023年7月5日発売『赤髪の白雪姫26』のネタバレ有の感想記事になります。
前巻では白雪とリュウ+オビが
ルギリア伯爵邸の当主・エイセツから
無毒化した光る植物『フォスティリアス』の
植栽許可を得たところで終了しました。
じゃあ次の仕事は……?というところで今巻に移ります。
先に言っておきましょう。

全人類、特別編を読んでくれ

それでは以下、ネタバレが含まれますのでご注意ください。

26巻の収録話数は?

128話~132話+特別編

の6話が収録されています。

特別編は木々とヒサメ。

徐々に婚約者らしくなっていく二人の関係と、木々の心情変化がたまりません!

各話ネタバレ感想

リュウから告げられる別れ【128話】

王城から次の仕事についての連絡が来ない白雪。

その一方、植栽についてはエイセツが乗り気なこともあり、計画は順調に進んでいます。

そんな中、リュウから夕飯をご馳走され告げられる今後のこと。

「白雪さん おれはこのまま この先もリリアスで 薬剤師をする」

これはリュウたっての希望だそうです。

リュウ自身がリリアスに居場所がある、ここで誰かの役に立てると思う故の希望。

それを上が承諾したそうです。

何も言わなきゃまた白雪とタッグで仕事の可能性はあった。
しかし自立して行きたい道を行く。それが『赤髪』キャラの魅力です……



募集じゃなくて呼び出し【129話】

相変わらず上から指示が無い白雪。

「このままじゃ 所属も目標も宙に浮いた状態に なってしまう」

と混乱しています。

所属も王城なのかリリアスなのか…雑務はこなしているようですが…

そんな中訪ねてきたゼン・ミツヒデ・木々も、白雪についての情報を持ってきたわけではなく……

白雪も『これはいよいよ放置か…?』と複雑な心境のようです。

そんな中張り出された特殊な求人。

薬剤師募集 以下の条件を満たすもの

1.隣国王家より賜与された称号を持つ者
2.クラリネス王国の爵位の証を持ち当家を訪れられる者

この張り紙を見る白雪のいぶかし気な表情が超カワイイので是非読んでください!

呼び出しの相手とは?【130話】

求人主はシンス・ジランゼン殿下の叔父です。

おぉっ???

ゼンが求人を張ったマキリどのに確認に行くと、ゼンに対して『白雪をジラン家の臨時薬剤師として派遣せよ』との指令が。

一方、張り紙について館内でも話題に。鈴がリュウにこれは白雪のことかと尋ねます。

肯定っぽいものが返ってきたため「ひっ」となる鈴(笑)

よく一緒に呑んでるオビの身分もはっきり知らないようです。

「行くと思う 白雪さんは 目指す場所があるんだと思うから」

リュウは白雪の『目指す場所』をどれくらい知っているのか謎です。

王城に部屋を与えられているから、少しは察していると思うけど…

言われない限り踏み込んで聞いたりしなさそうですね。

でも絶対尊重はする。

と、いうわけで白雪とゼン達はジラン家に出発です。



「10秒」再び。【131話】

出発前夜、いつものメンバーでの夕食です。

「そういえばエイセツどのの(白雪とオビが恋仲という)誤解は解いてきたんだろうな」

と、思い出して焦るゼン殿下。

エイセツを警戒してわざと勘違いさせたものですが、『どうやって』の部分を知らないゼンとミツヒデ。

木々「10秒」

まさかの木々嬢のコールで始まる白雪&ミツヒデ見つめあい10秒が始まります。

あの楽しいシーンが再び…

7秒で照れる白雪。
「はーーち」と延ばす木々。
「9.10!」と終わらせるゼン殿下。

ゼン殿下……www

2回も恋人に他の男見つめあわれたゼン殿下、哀れですね。

機嫌を損ねて白雪を連れ出しました。

計画通り!みたいにハイタッチする側近3人。優しいかよ

「眠る前まで話をして 花茶を飲みたい」

にぎわう外にいる白雪・ゼン。白雪からルイシャンの花茶を飲みたいと提案がありました。

露店に買いに行こうとしたゼンですが、すんでのところで思い出します。

ルイシャンは前に宿で飲んだ花茶であると。

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イチャイチャパート【132話】

ワイワイした場所ではなく「宿(の部屋)で過ごそう」という、白雪の言外の意味をきちんとくみ取ったゼン。

白雪「た 他意はないの本当に 泊まる場所だけど泊まりたいという意味では」
ゼン「「眠る前まで」と言ってたぞ」
白雪(真っ赤)

非常にカワイイ白雪さんと、何故か余裕のゼン殿下が見れます。
2ページのキスシーンとそれを入れて4ページのハグシーンがあり、

「思考が焼けそうだ」

とゼンが言う為風に当たる二人。

「ゼンは王弟になって 約束をした王城にはもう居ないけど 必ず味方になりに行くよ クラリネス王国で初めて出会った友人のもとに」

笑顔で笑いあう二人。白雪の目指す場所。

恋仲ではあるはずなのに「友人」という言葉が似あう二人の関係が最高にエモいと感じます。

木々とヒサメが近づき中【特別編】

絶対読んで!!絶対読んで!!!

春の間ウィラントに居ることになり、馬車で移動するヒサメと、それを迎えに来た木々。

「ウィラントでは 朝食を二人でとりましょう」

と木々から提案が。

ヒサメもビックリの歩み寄り…ですが、頻度はそちらに任せるという遠慮がちなもの。それを見抜いて

「僕は君と一緒に暮らしてもいいくらいだから」

と補足するのは流石だなと思います。

その後も約束通り一緒に朝食とり、ルギリア家の夜会について話し合ったりします。

木々嬢の笑顔が可愛いので116pを是非読んでください

見つめあって何か始まりそうで始まらなかったり。
隣で寝てしまった木々にヒサメが驚いたり。

悶えたいエピソードが続きますが個人的に最高だったシーンはその後です。

ヒサメを見送った後、玄関先で座り込みヒサメの視線についてを考える木々。

逸らさないというよりは 逸らしがたい かな……

そして気を許しているような木々の笑顔と居眠りを回想し、再び戻ってきたヒサメ。

木々が「忘れ物か」と尋ねると「そうとも言える」と答え

木々を抱きしめます。

「また明日 木々どの」

ここのヒサメの視線が超優しい!!あきづき先生凄い!!!

自室のベッドで、木々は思い至ります。

…そうか あの目は 私に向けているのか

驚いた顔。
木々は逸らしがたいヒサメの視線が、自分に対してだけ、特別に向けられているものとは思っていなかったようです。

以前と違いすぎるからでは……?

関係性が変わっているのを自覚していても、バグを修正できていなかったとでも言いましょうか。

ヒサメの木々に向ける熱が正しく伝わった描写が、非常にエモーショナルです。

その後ミツヒデを訪ねて弱音を吐いたヒサメ。
翌日、寝ているヒサメを起こしに来た木々。

夫婦か……?

目を見る為にヒサメの前髪を払う木々が嬉しそうで、感無量です。

木々がウィラントを出て領地に戻る時は、「隣にいて居てください」と言うとキスと

「君を 好きになっている 木々どの」

という言葉が返ってきます。

さすが!赤髪きっての色男!!

2人の関係は緩やかに前に進んで行きます。

まとめ

ミツヒデと木々がバームクーヘンエンドを迎えると知った時はどうしようかと思いましたが杞憂でしたね…!

あきづき先生は恋心…というより心が近づいていく過程を描くのが上手すぎます。

張り紙により白雪の立ち位置も徐々に知られるようになり…

ゼン殿下の叔父様が、どういう意図で呼び出したのかわかりませんが、認めてもらえるといいですね。

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この記事を書いた人
ザクロ

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