夏目友人帳の名言・名ゼリフ17選。別れや愛溢れるシーンと共に

夏目友人帳の名言・名ゼリフ17選。別れや愛溢れるシーンと共に 夏目友人帳
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緑川ゆき先生による人気漫画『夏目友人帳』。
7期までアニメ化され、多くのファンに愛されているこの作品には、妖怪と人間の間の優しさや温かさ、絆といったテーマが色濃く反映されています。

この記事ではその中でも、個人的に心に残った名言・名シーン17個をお届け。

そのセリフが発された状況の解説と共に、人物別にお届けしていきます。

原作最新刊までを参考にしています。肝心な箇所がネタバレしないよう配慮していますが、ご注意くださいませ。

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夏目を勇気づけるニャンコ先生の名言

斑(ニャンコ先生) イラスト

まずは主人公夏目の相棒的存在・ニャンコ先生の名言を二つ。

素直じゃない先生ですが、夏目が不安や良くない思考に陥った時、絶妙なタイミングで素直じゃない励ましの言葉をかけてくれます。

「言っとくがな夏目 お前が見えなくなったとしても 友人帳を頂くまでは逃がさんからな」

夏目友人帳3巻より

こちらは夏目が初めて「妖が見えなくなる可能性がある」と知った時の先生のセリフです。

見えなくなることは解放なのか?それともーーと、繊細に想いを巡らせる夏目をハッとさせるニャンコ先生。

このタイミングが絶妙です。

「お前が恐れるべきは下等な狩人などではなく この私なのだ
この私に出会さぬよう せいぜい奴の心配でもしておくんだな」
「--そうなのか?」
「そうなのだ」

夏目友人帳25巻より

こちらは夏目がとある人物にニャンコ先生を奪われるのではないか……と怯えていた時の言葉。

いつになく気弱な様子だった夏目に、この言葉はかなり効いたと思われます。

関連記事:夏目友人帳25巻ネタバレ感想。100話記念の依代の眠る里は必見!

夏目貴志の名言

夏目貴志 イラスト

だから頼みごとをしに会いに来たんだ

「従わせてしまったら 今ある何かが消えてしまう気がする
だからーー だから頼みごとをしに会いに来たんだ」

夏目友人帳15巻より

これは友人帳を使用して呼び出さずに、足で三篠(みすず)に会いに行った夏目の言葉です。

一度友人帳を使い、三篠を呼び出している夏目。

しかし「付き合いが深まった今対等な友人として付き合いたい」という、夏目の誠実さが表れた言葉と行動でした。

関連記事:夏目友人帳|みすずの人間姿は何話?アニメ・漫画の登場回や強さ解説!

友人のために

「友人のために 行動するのはすごく重要なことでしょう
…おれもつきあいます
気がかりなこと、つきとめましょう 日下部さんのために」

夏目友人帳26巻より

妖ごとに巻き込んでしまったと自分を責め、夏目を追い出そうとする元祓い屋・依島さんにあてた夏目の言葉です。

人を突き放すような、どこか昔の自分を思い出させる態度の依島さんに

夏目は珍しくも我を通し、この一件の解決に残ります。

これぞ主人公という姿でした。

貸しではなく恩

「貸しというより 恩ならあります」

夏目友人帳29巻

これは事あるごとに夏目に作った貸しについて持ち出す、的場に対しての言葉です。

義理的な話ではなく、心から返したいと思っている……

そんな誠実さに何も言えなくさせる、ちょっとズルいセリフでした。

ファンブックに書かれていますが、緑川先生は「友人帳」を借用書の束のイメージとして作ったのだとか。

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妖たちの名を預かっている、夏目側が返さないといけないもの。

しかしその名前は「友人帳」……

事務的なものに温かいものを感じさせる、夏目友人帳はそんな魅力がある作品です。

関連記事:夏目友人帳|的場静司を解説。名取・夏目との関係変化や右目・一門事情も

夏目レイコの名言

夏目レイコ イラスト

「これは私がやってみたくてやっていることなの うまくいっても 失敗しても
負けるのは嫌いだけど やるって決めたことは私がやりとおしてみたいだけなのよ」

夏目友人帳19巻より

ヒャッコという妖怪と勝負をすることになったレイコ。

しかしその勝負方法を一方的に決められて去られてしまい……

とても一人では勝てない条件。かつ帰宅も出来ず家から追い出されるのではないかという状況で、

レイコの強さが光った名言です。

このセリフの後、妖たちを焚きつけて勝負に勝ったレイコ。

そしてこの勝利は、一つの幸せな結婚に繋がることに……

生きにくい状況下でも意志を貫いた彼女の魅力が、多くの妖たちの羨望を集めた結果ではないでしょうか?

関連記事:夏目友人帳|レイコの死因は?モデルはいる?強さや結婚事情を解説!

名取周一の名言

名取周一 イラスト

きらめいててご免

「きらめいててご免。」

夏目友人帳2巻より

名取と言えばこの名言ですが、この派生型()が出るのが28巻「年下のいとこ」。

その時の状況を説明するとネタバレになりすぎる為割愛しますが、ついグッときてしまうような使われ方ですので、是非読んでみて下さい↓

関連記事:夏目友人帳28巻ネタバレ感想。名取にいとこ?タキ&的場とのお茶会も

夏目には必要なんだ

「夏目は捨ててはいけないんだ きついかもしれないけど 夏目にはきっと必要なんだ 必要なんだよ」

夏目友人帳12巻より

オミバシラ回、ガッツリ田沼を妖世界に巻き込み無茶をさせてしまった夏目。

罪悪感や自分のせいで友人を傷つけてしまう怖さに怯え、「もうここにいては駄目なのではないか」と考える夏目に、名取がかけた言葉です。

自分は捨ててしまったけど、夏目にとって友人は必要なものだから捨ててはいけない。

夏目を踏みとどまらせて上を向かせた、誠実な言葉でした。

祓い屋の指針となった拓磨の言葉

「私はね おごりかもしれないが できることなら守ってやりたいんだ
妖という不確かな影に おびえてしまう心を持つ人の 恐れを祓ってやりたいんだ
祓い屋には きっとそれが出来る」

夏目友人帳17巻より

これは高校生時代の名取が、現役の祓い屋である拓磨から貰った言葉です。

この拓磨の言葉を聞いて「そうなりたい」と願った名取。

彼と同じように伊達メガネをかけ始め、祓い屋業を始めています。

生涯かけてたたかうと

「お前は、妖だ
私が 生涯をかけてたたかうと決めたものだ」

夏目友人帳29巻より

家庭事情が悪く、味方がいなかった名取。

だからこそ手に入らないものを望んでしまっていた、自分の弱さを切り捨てるセリフです。

三春家の一件の際は、祓い屋であることに迷いを覚えることもあった様子の名取。

参考:夏目友人帳23巻ネタバレ感想。三春家の約束とテンジョウさんとは?

しかしここで弱さを捨ててから、その迷いは吹っ切れたように見えます。

田沼要の名言

田沼要 イラスト

「--しっかりしろ夏目 つかなくていい嘘はつくな」

夏目友人帳11巻より

亡くなった両親の写真を落とし、それを隠そうとした夏目に対しての田沼の言葉です。

珍しく叱るような口調で、西村と北本も呼び戻して全員で捜索させた田沼。

夏目が写真を落としたことを、告げ口したニャンコ先生もナイスフォローでした。

もしここで田沼が気づかず、写真が見つからなかったなら後悔したであろう夏目。

友人のことをよく見ている、田沼の熱い部分が見れた名言でした。

多軌透の名言

多軌透 イラスト

「ーーそう… じゃあ 夏目くんの宝物なのね」

夏目友人帳5巻より

気味悪がった親戚もいた祖母の遺品「友人帳」を「宝物」と表現した多軌。

妖研究をしていた祖父が大好きだった多軌だからこそのセリフで、

その想いは、友人帳と多軌の祖父の陣が禁術だと知ってからも変わりませんでした。

多軌の祖父を看取る妖たちの名シーン

「よくなれ」
「よくなれ慎一郎」
「このままなんてつまらんぞ」
「会いたいと言ったのはお前じゃないか」
「よくなれ」

夏目友人帳11巻より

多軌の祖父・慎一郎の病床で、慎一郎を囲んで病が治ることを熱望していた妖たちの回想も、泣ける名シーンです。

聴診器のようなものを作り、医者の真似事をしながら、妖の見えない慎一郎の傍にずっといた小さな妖たち。

別れの時に幼い多軌と一緒に涙する優しさは、人も妖も変わりませんでした。

多軌に恋する妖の言葉

「ふるえていたのに 助けてほしいと言ってみたら まっすぐに私の目を
ーーはじめて 人の目を見た…
…ああ それは とても とても」

夏目友人帳16巻より

多軌家に迷い込んだ妖を、陣を描いて助けた多軌。

一度怖い目にあったため恐怖を伴いながらも、しっかりと妖をみつめた多軌と、その目が忘れられない妖。

しかしこの妖は見えないことはいないことと同義だと分かっていました。

想っていても届かない言葉。
一方的な想いだけ抱えて、妖は去っていきます。

悲しい別れのエピソードです。

関連記事↓
【夏目友人帳】多軌の恋愛要素は?夏目が彼氏になる展開や結婚はある?
【夏目友人帳】多軌の登場回は?漫画アニメ共【2024年最新】

西村の気遣い

「…せっかくなんだし お前がちゃんと楽しいのがいいんだ
本当に嫌だったらちゃんと言え 夏目 おれが代わってやる」

夏目友人帳3巻より

こちらは文化祭で販売係を押し付けられた夏目に対する、友人・西村のセリフです。

いつになく真剣に夏目を気遣い、藤原家にまでこの言葉を言いに来た西村と北本。

これは夏目にとって泣くほど嬉しかったようでした。

依島さんの友愛

依島さんイラスト

「あいつに娘が… 家族ができたと知って俺はーー
震えるほど嬉しかったんだ」

夏目友人帳26巻より

20巻から登場する元祓い屋・依島さん。

見た目よりかなり歳をとっているらしい彼ですが、大学時代のルームメイト「日下部さん」への友愛に心打たれます。

大学時代、愛する恋人「清子さん」を事故で無くしてしまった日下部さん。

そんな彼から手紙で届いた「娘の話」……

依島さんは友人が心から前を向けるようになったのだと喜び、何年たっても消えない友情を見せてくれます。

依島さんは日下部さんが清子さんに片思いしているときから、恋を後押ししていました。

日下部さんが清子さんの死から立ち直る際にも、きっと依島さんの気遣いがあったのではないでしょうか?

関連記事:【夏目友人帳】依島さんの正体を考察!声優や祖父説についても

露神様の名言

「けれど一度愛されてしまえば 愛してしまえば もう忘れることなどできないんだーー…」

夏目友人帳1巻より

エピソードとして人気が高い、露神様とハナさんのエピソード。

他に供物を貰える場所に移動せず、ハナさんが学生のころから亡くなるまでずっと愛し続けた露神様。

ハナさんが亡くなった時、信仰が途絶えた露神様も一緒に消えてーーー。

一つの愛の形に涙する優しい物語です。

燕の名言

「優しいものは好きです あたたかいものも好きです だから人が好きです」

夏目友人帳1巻より

こちらも人気エピソード、「ダム底の燕」から。

助けてくれた人にどうか一度会いたい。

そんな燕の為に「人間になれる浴衣」を手に入れてきた夏目に対しての、燕の言葉です。

愛情を伝える、どこまでもまっすぐで綺麗な言葉でした。

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まとめ

『夏目友人帳』は、ただのファンタジー作品ではなく、人生や人間関係に対する深い洞察が含まれた作品です。

夏目貴志を中心に展開されるストーリーの中で登場する名言・名シーンの数々。

しかし一方で、夏目友人帳では「言葉にしない優しさ」も描かれています。

全て話してしまうのではなく「あえてそこは言わない」という思いやり。

そういったことは原作の構成や間からしか読み取れないようなものなので、是非この記事をきっかけに、『夏目友人帳』を読み、その温かさに触れてみてください。

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この記事を書いた人
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