鬼人幻燈抄|小説全巻の順番・あらすじを簡単に解説!全14巻完結済

鬼人幻燈抄|小説全巻の順番・あらすじを簡単に解説!全14巻完結済 鬼人幻燈抄
この記事は約5分で読めます。

アニメ化(2025年春~)・コミカライズ化もされている小説、『鬼人幻燈抄』。
(読み方:きじんげんとうしょう)

人から鬼へと変わった『甚太』を主人公として、170年間の人と鬼とのかかわり・争いを描く巨編です。(江戸時代から平成まで!)

この記事では、『鬼人幻燈抄』本編14巻の小説の順番とあらすじを簡単に解説していきます。

【この記事を読んでわかること】

  • ざっくりとどんな話なのか?
  • 全巻の時系列とエピソードをざっくりネタバレまとめ
  • 個人的な感想(何編が一押し?など)

【徹底解説】鬼人幻燈抄はどんな話?

メインの登場人物である白雪・甚太・鈴音

まずは鬼人幻燈抄がどんな話なのか、概要を表で見ていきましょう!

※この内容には個人的見解も含まれます。

タイトル鬼人幻燈抄(きじんげんとうしょう)
既刊15巻(本編14巻+番外編1巻)
小説以外の展開コミカライズ、アニメ化
書籍化の経緯「小説家になろう」「Arcadia」で公開されていたものが双葉文庫から書籍化。
ストーリーの主題1000年以上生きる『鬼』と『人』との関わり。
甚夜と鈴音の因縁の結末は?
物語の要素和風ファンタジー、歴史、戦闘、オカルト、ハートフル
オススメの読者男女共
個人的オススメ要素伏線回収、細やかな心情描写

小説各巻の順番と短いあらすじ

鬼人幻燈抄|小説全巻の順番・あらすじを簡単に解説!全14巻完結済

では、

  • 小説の順番
  • 編ごと(時代ごと)の超短いあらすじ

を超簡略化して解説します!

タイトル何年目/170年
あらすじ(時代ごと)
葛野編
1巻『水泡うたかたの日々』
兵庫の集落『葛野かどの』で仲の良い兄妹である甚太と鈴音が、憎み合うまでの過程が描かれる。甚太➡甚夜になり鬼化。
江戸編
2巻『幸福の庭』
3巻『残雪酔夢ざんせつすいむ
幕末編
4巻『天邪鬼あまのじゃくの理』
(1~28年)
舞台は、実は甚夜の故郷である江戸へ。蕎麦屋『喜兵衛』を中心としてコミュニティが築かれるが、鬼とバレて娘ともに江戸を去る。
明治編
5巻『徒花あだばな
6巻『夏宵蜃気楼』
7巻『君を想う』
(28~72年)
舞台は京都へ。鈴音の娘たちと勝負したり、娘の成長を見守ったり、付喪神使いの秋津染五郎とも交流を深める。
しかし鈴音に敗北して京都を去る。
大正編
8巻『紫陽花の日々』
9巻『終焉の夜』
10巻『夏雲の唄』
(72~86年)
舞台は近代化した東京へ。甚夜は「妖刀使いの南雲」から狙われた娘たちを守る仕事を引き受ける。甚夜固有の異能も発現。
昭和編
11巻『花街夢灯籠』
(86~149年)
日本最後の花街『鳩の街』に閉じ込められた甚夜。
鈴音との戦いにむけた情報収集をし、大正編での因縁にケリをつける。
平成編
12巻『逢う日遥けし』
13巻『ついの巫女』
14巻『泥中之蓮でいちゅうのはす
(149~170年)
甚夜は決戦の舞台となる、いつきひめの社があった場所『戻川高校』に入学。
鈴音との決着をつける。

もっと詳しいネタバレ要約・感想記事へ

全てが始まる1巻のあらすじ

鬼

各巻のあらすじを簡単に紹介しましたが、やはり『鬼人幻燈抄』において始まりの『1巻』は非常に重要です。(伏線多数)

もう少し詳しいあらすじを、ネタバレ有りでお送りします。

¥693 (2025/03/27 10:37時点 | 楽天市場調べ)

父の虐待から逃れる為、妹・鈴音を連れて家出した甚太(5歳)。

元治(もとはる)に拾われて兵庫県・葛野(かどの)へ行き、
2人は元治の子供である「白雪」と家族同然に過ごした。

やがて甚太と白雪は恋に落ちる。
しかしこの恋は甚太の『巫女守』、白雪の『巫女』という役目と相反するものだった。

二人は役目を選び、恋を捨てることを決めた。
白雪は村長の息子と結婚することになる。

ところがこれを許せなかったのが、鬼として覚醒した鈴音だった。

「兄を裏切るなんて」と白雪を殺害し、それを見た甚太は鈴音を恨む。

完全に仲たがいした兄と妹。

世界を滅ぼすと宣言した鈴音を追い、甚太は「甚夜」と名前を変えて葛野の村を出る。

今170年の戦いが始まったーー……。

さらに詳しく↓

鬼人幻橙抄小説1巻【ネタバレ感想】葛野編・水泡の日々 ガチオススメ巨編!

全部読んだ個人的な感想

大正編に登場するキネマ

伏線とキャラクターの再登場が多いのが、鬼人幻燈抄の魅力の『鬼人幻燈抄』。

亡くなってしまったり、時代・場所が変わると「もう出ないだろう…」と思ってしまうのですが、

案外出てくる出てくる!

再登場に嬉しくなること間違いなしです。

個人的には明治編からの大正編がお気に入り。

「守られてくれてありがとう」で号泣しました。
是非読んでみてください。

逆に少し微妙だと感じたのが平成編。

オカルト雑学が多くなるため、あまり興味を持てなかったことが原因だと思います。

こればっかりは好みなので、みなさんもぜひ自分の好きな時代を見つけてみてくださいね。

まとめ

以上、『鬼人幻燈抄』小説全巻の順番とあらすじでした。

鬼人幻燈抄はAmazonのAudible(聴く読書)で、全巻聞くことができます。

30日の無料体験もありますので、本で買うより断然お得です。
(書籍は電子書籍で711円。文庫で748円です。※Amazon調べ)

こまかく速度を選べる『倍速』も駆使してスキマ時間を使えば、普通に読むより早い…!
1日1冊読破も夢じゃありません。(体験談)

*こちらから無料体験のお試し可能です

※無料体験は「3か月99円体験」などに変更の可能性もあります。

自分に合う合わないは、一度使ってみたほうが早いかも。
無料なので気軽に試してみてください。

鬼人幻燈抄記事一覧へ
\シェアしてくれるとめっちゃ喜びます/
この記事を書いた人
ザクロ

読書大好き、考察大好きのザクロと申します!
「どこよりも分かりやすい解説」を目指し、手描きのイラストや図を交え、「どういうこと?」とつっこみながら記事を作成しています。
シリーズものは新刊発売後、随時新情報に更新していきます。Xにて通知しますので是非フォローしてお待ちください!
記事のシェア・相互リンク歓迎です。

Xにて記事をアップ・追記した時にお知らせしています。気になる記事がございましたら、是非下記のボタンからフォローしてください(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
鬼人幻燈抄
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました