薬屋のひとりごとのキャラクター・玉葉妃。
帝の寵妃である彼女は翡翠宮に住み、少数精鋭の侍女たちでやりくりしています。
この記事では翡翠宮の侍女たちについて、最新刊までの内容で解説。
- 翡翠宮の侍女が少ない理由
- 侍女頭ホンニャンと、三人娘(インファ・アイラン・グイエン)の特徴
- 後から追加された侍女(白羽・黒羽・赤羽)の役割とは?
について解説していきます。
最新刊までのネタバレが含まれますのでご注意ください。
翡翠宮の侍女一覧
まずはざっくりと、名前・年齢・外見を確認していきましょう!

- 侍女頭・紅娘(ホンニャン)。三十路。

- 桜花(インファ)…活発。
- 愛藍(アイラン)…長身。
- 貴園(グイエン)…おっとり。
三人とも猫猫と同年代(17・18歳あたり)

玉葉妃と同郷の三姉妹。左から…
- 赤羽(セキウ)。いじられキャラ、18歳(猫猫と同い年)
- 黒羽(コクウ)。19歳。
- 白羽(ハクウ)。20歳(玉葉妃と同い年)。

尚、この記事では白羽・黒羽・赤羽を詳しめに解説しています
紅娘と三人娘

まずは侍女頭・紅娘(ホンニャン)と、おしゃべり好きな古参三人娘を簡単に解説します。
まずは紅娘。
こちら(紅娘をネタバレ解説!裏切りや結婚はあるのか?!)で解説していますが、玉葉の西都訛りを矯正したことから分かるように、玉葉と同郷ではありません。
しかし責任感が強く、玉葉妃が毒を仕掛けられた時も「自分が守らねば」と頑張る苦労性な三十路。
有能すぎて結婚ができないようです。
そしておしゃべり好きの三人娘・桜花(インファ)・貴園(グイエン)・愛藍(アイラン)。
彼女たちはいたって平和的で忠誠心の強い普通の侍女。
目立った行動と言えば、
- 桜花が猫猫を『怪談』に連れて行った(しかし怖がり)
- 梨花妃の侍女に絡まれたときなどは、桜花が頑張って代理戦争で言い返している
- 体調を崩した愛藍の付き添いで、猫猫が「診療所」へ行く
というくらいです。貴園にいたっては取り立てて絡みがありません。
白羽・黒羽・赤羽の役割とは?

後から追加された三姉妹の侍女…上から白羽・黒羽・赤羽。

玉葉妃の懐妊で人手を増やしたい・楼蘭妃の侍女が多すぎて体裁が悪いといった理由で追加されました
寡黙で大人っぽい雰囲気を持つ三人は、玉葉妃の幼馴染です。
そして17年前に「西都」で戌の一族が滅された際は玉葉の家に匿われており、笑みを絶やさずに生きる玉葉に恩を感じています。
だからこそ彼女たち(赤羽はちょっと違いますが)には、他の侍女たちと異なる役割がありました。
ここからは三姉妹それぞれの役割をまとめてみます。
小蘭との関係を繋ぐ赤羽

赤羽は原作四巻で、猫猫&子翠&小蘭と一緒に行動をとるようになります。
これは
- 猫猫がよその侍女とつるむのに、思う所のある白羽がつっこむ
- しかし大浴場で子翠たちと妃の脱毛をしているのが半仕事化しており、猫猫だけ抜けにくい
- 猫猫「赤羽も一緒にいかないか?」
という流れでした。
赤羽は水が希少な西都出身なので大浴場になれず、玉葉妃の風呂に入っていたとか……
それを止めさせたがっていた姉たちから許可が出て、一緒に行動する流れになりました。
ところがこの後、猫猫&子翠が子の一族の反乱で、後宮から突如姿を消します。
そして丁度その頃に後宮の年季が明けた小蘭は、別れも言えずに後宮を出て行くことになります。
この小蘭の様子を伝え、猫猫に手紙を持ってきたのが赤羽でした。
赤羽は友人二人の本当の事情を知らされず、落ち込む小蘭の慰め役を買って出たようです。
玉葉に脅しをかけた黒羽

既に侍女を辞めているにも関わらず、玉葉から相談を受けた猫猫。
曰く園遊会で「玉葉の簪が知らない内に盗まれて、なおかつ脅しのように返却された」とのこと。
これにはいつも気丈な玉葉も、不安になっていました。

黒くくすんで帰ってきた簪。
「銀がくすむ」というのは、毒を連想させます…
そしてこの事件を起こしたのが、三姉妹の真ん中……玉葉に危機感を持たせたかった黒羽でした。
この事件、普通に考えれば、疑わしいのは政敵である壬氏。
しかし玉葉は壬氏を全く警戒しておらず、そんな主の様子に「気を引き締めて欲しい」と考えたようでした。
黒羽がそのように焦るのは、玉葉の兄・玉鶯(ぎょくおう)から手紙が届いたからです。
玉葉に侍女が少なかったワケ

元々玉葉妃は、他の四夫人に比べて少ない侍女でやりくりしていました。
これは
- 裏切りそうな者を紅娘が辞めさせた
- 毒見で倒れた侍女がおり、危険を感じた侍女たちが辞めて行った(この時半分になった)
などの事情もありますが、もっと根本……
「なぜ補充されないのか?」
という原因が、玉葉の兄・玉鶯にありました。
端的に言えば玉鶯は、異母妹の玉葉を「異民族の娘」として虐めていたのです。
さらに玉葉がいるにもかかわらず、赤毛の娘を養子にして躾け、後宮に送り込もうとしていました……。

まぁこの娘も、玉葉に懐柔させて玉葉の侍女になるんですが…
身内に仇敵がいる……。
そして玉鶯は元より、利益のあるほうに付きそうな父・玉袁も信用できない……。
玉葉やその侍女たちは、信頼できる味方を欲しがっています。
陸孫に手紙を届ける白羽

最後に長女・白羽。
彼女は玉葉と同い年であるが故に「疑い深い玉葉が~~」とこぼしたりと、玉葉の本質をよくわかっているようでした。
そんな彼女の重要な役割は、自分たちの従兄弟である陸孫(登場時羅漢の部下をしていた優男)に連絡を取り、玉葉の文を届ける…ということです。
『御心のままに』
とだけ書かれた手紙。
これは陸孫が兄・玉鶯を恨んでいることを知っていての「あなたの行動したいように」。
つまり玉鶯の殺害をも容認する、非常に重要な手紙でした。
紅娘が侍女頭ですが、このような暗躍と言えるものは不向き。
白羽たち姉妹は、玉葉にとって非常に心強い味方となっています。
他にも増えている・猫猫は侍女離脱

三姉妹が増えてもまだ少ない玉葉妃の侍女でしたが、玉葉妃は男児を生み皇后に出世します。
故に翡翠宮から皇后の住まいへと移動。
宮は三倍以上の広さになるため、侍女が何名か追加されました。
しかし猫猫は離脱。
玉葉の侍女に戻る気はありません。
これは当初猫猫が言わなかった「変人軍師の娘」という事実が知られてきたため、権力が偏りを阻止することも主な原因ですが……
好奇心の強い猫猫が、一カ所に留まることに消極的であることも、理由にあげられます。

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まとめ
以上、翡翠宮の侍女解説でした!
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