【薬屋のひとりごと】子翠(しすい)は何故鬼灯を食べた?【解説】

子翠は何故ほおずきを食べた? 薬屋のひとりごと
この記事は約9分で読めます。

薬屋のひとりごとのキャラクター・子翠は祭りで鬼灯ほおずきを食べていました。

対応部分↓
◎原作小説…4巻12話


◎薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~…16巻65話


子どもを堕ろす【堕胎剤の原料】となる鬼灯をなぜ食べたのか?

まずいらしいよ

この記事では原作小説の描写より解説していきます。

原作小説(漫画版より先行)のネタバレが含まれますのでご注意ください。

薬屋のひとりごと 記事一覧 

鬼灯を食べるとどうなる?

鬼灯

(猫猫)死ぬことはないが、あまり食べるもんじゃない。

しっかりした避妊方法が無かった時代、鬼灯は堕胎剤として使用されていました。

樋口一葉の『たけくらべ』にも登場するよ

鬼灯に含まれるヒスタミンという成分に、子宮を収縮させる効果があるらしいです。

これは薬屋世界の妓女たちにも知られている方法。

子翠は鬼灯の中の実を食べ皮を吐き出していましたが、
根を煎じて飲んだなどの言い伝えもあります。

正しい使用法は猫猫に聞いてください…

鬼灯を食べた理由

楼蘭妃

まず前提として子翠=楼蘭妃(※皇帝の御通りがある上級妃)です。

玉葉妃や梨花妃のように皇帝への愛があるかはさておき、四夫人の一人として夜伽は避けては通れない道。

里樹妃は特例です

通常、皇帝の子を産めば大出世。

しかし子翠は自分で堕胎剤を作り、飲んでいました。
鬼灯に限らず後宮内でも。
材料は隊商キャラバンから出回っていました。
(尚、実際妊娠していたかどうかは名言されていません。)

なぜそこまでして子を産みたくないのか?その理由は…

彼女の母親、神美は狂っていた。見ればわかった。
子が生まれたら、夫を食い物にしてしまう。まるで虫だわ。虫のほうがずっといい、子に命をつなぐためにやるのだもの」
子翠は母になることを嫌った。堕胎剤を自分で作り、飲み続けるほどに。
その一番の理由を聞いた気がした。

母を見てきたから。

楼蘭の母・神美についての記事↓

【薬屋のひとりごと】神美をネタバレ深堀り!最後や子昌への感情は?

「母さまが父さまと結婚した理由はね、ただ、私を作りたかっただけなの。父さまは、隠れ里の血が入っていていて、王母と同じ流れが入っているからだって」

子の一族相関図

子翠は怪談として、『秋になるとメスが子を産む為にオスを食らう』という残酷な話をしていました。

しかし神美はそれ以上。オスも子も、全て自分の為に利用してきました。

子昌の隣の部屋で男娼遊び。
楼蘭(子翠)は自分の言う事を聞くお人形。

それが子翠の知る唯一の母親でした。

『母』というものにを忌避するのは、当然のことかもしれません。

子翠にとっての鬼灯

子翠と鬼灯に関しては、食す意外にも描写があります。

一つは「子翠は鬼灯が好きだ」という響迂談(後の趙迂)。

見た目も可愛いよね

もう一つは翠苓の祖母・大宝タイホウの墓に、翠苓か子翠が鬼灯をお供えしていたという描写です。(どちらかは不明)

大宝は先帝の御手付きになり、後宮から出られなくなった女官。
怪談話を集めることが好きで、主催していた怪談話の会が作中でも続いています。(小説3巻)

怪談話には子翠も参加し、演技力を発揮して怖い話を披露していました。

鬼灯のお供え・怪談参加、どちらも翠苓の祖母への憐情からくる行動かと思うと切ないものがあります。

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まとめ

子翠が鬼灯を食べたのは、万が一にも妊娠しないようにするためでした。

その理由は毒親である母親の存在。

子翠にとっての鬼灯は、効能込みで好ましいものだったと思われます。薬屋のひとりごと 記事一覧 

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この記事を書いた人
ザクロ

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