ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編11巻【ネタバレ感想】交流会

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編11巻【ネタバレ感想】交友会 ようこそ実力至上主義の教室へ
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2024年2月24日発売『ようこそ実力至上主義の教室へ』2年生編11巻。

なぜか今回、電子書籍は3月4日発売です

クラスポイント推移無しの『交流会』。
しかし学年末試験に向け、かなり状況が整理されたり、逆に混沌としてきたりする重要な巻だと感じました。

2年は混沌としてきたけど、1・3年との仲は少しスッキリしたかな

以下、ネタバレありの感想記事になります。

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交流合宿(交流会)

交流会はこんな感じの合宿です。

合宿生徒
1・2年生➡全員
3年生➡20人のみ(進学・就職の時期のため自由参加)
期間 3日間
ルール
クラスポイント増減無し。
ゲームへ参加でプライベートポイントが貰える(但し自由参加)
綾小路のグループメンバー
三年:鬼龍院
二年:綾小路・橋本・椎名・山村・森下他
一年:椿他
合計17人
グループ決めの方法
三年20人の話し合い
ゲーム内容 グループ同士、5対5の体験学習ゲームにて対決。(全て一人競技)(3年生はメンバーを選出できるが競技に参加できない
三日間で計19試合の総当たり戦。競技は『ろくろ制作』『卓球』『トランプ』『アーチェリー』『押し花づくり』など。
報酬
(グループの各生徒にプライベートポイント)
1位……3万PP
2位……2万PP
3位……1万PP
4~10位……5千PP
11~15位……3千PP
16~20位……千PP

南雲との勝負

南雲 雅

今回綾小路VS南雲の勝負が行われました。

もう3年との勝負の機会があるか分からないもんね

といっても三年生がゲームに参加できないルールのため、

綾小路がすべての種目に挑戦し、敗北が2回までなら綾小路の勝利
というぬるめのルールでした。
勝利すれば南雲からプライベートブランドが譲られ、負けても何もなしです。

結果は、17勝2敗で綾小路の勝利。

ちなみに負けたのはパッチワークとトランプです

約束通り綾小路にはプライベートポイントが振り込まれましたが、金額は不明、綾小路が使う用途も不明となっています。

クラス移動に使うんじゃないの…?

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南雲の進路と心境の変化

あっさりと、いい感じの先輩・後輩で幕切れとなった南雲VS綾小路。

そこには綾小路の態度の変化と、南雲の気づきがありました。

まずは綾小路側の変化。
南雲の進路を聞いたりと歩み寄る態度を見せ、南雲はそれに喜んだ様子を見せています。

ちょろいのでは?

進路はAクラスの特権を使用せず、堀北兄と同じ大学に進学するとのこと。
綾小路も同じ大学に誘われました。
そして南雲側の変化。
それは2年のトップに立っていても自分は堀北兄や綾小路に劣っていると気づいたことです。

他学年への影響力に、いまいち手応えのないこと。
話題に上るのは堀北兄と、綾小路だということ。

それでも南雲は、高育を出ても二人との勝負を続けたいと考えています。

自暴自棄になっていた天沢

天沢一夏

今回大きな行動を起こそうとして綾小路に止められたのが天沢でした。

天沢は八神の退学の要因となった南雲を、退学覚悟で大怪我をさせるつもりでいました。

八神退学の最たる要因は綾小路で、南雲は協力しただけです。しかし

  • 綾小路には勝てないこと
  • 綾小路の目的を阻止するのは怖いこと(バックのホワイトルームを恐れている?)

を理由にターゲットは南雲となりました。

なんか可哀そうだな…

しかし自暴自棄で矛盾を生んだ行動を綾小路に読まれ、戦意喪失した天沢。

『おまえにはまだ価値がある。それを無駄に捨てるな』

天沢と南雲は何事もなく終わりました。



アーチェリーで綾小路と好勝負

アーチェリーの弓を引く綾小路がロボットみたいでヤバい

南雲チームVS鬼龍院チームの対決はアーチェリーに決まり、

綾小路VS天沢が行われました。

(綾小路はずっと三番手で参加していたため、マッチングも簡単)

この勝負は今巻一の見せ場!

5対5の10人がプレイする中

天沢:9点3回、10点3回の57点
綾小路:8点1回、10点5回の58点

で、結果は綾小路の勝利で終わります。

ほぼ満点のこの結果は指導者も驚くようなもので、3位の葛城は37点だということを考えても圧倒的でした。

平田とか神崎あたりがキラキラした目で見てそう

しかしこの勝負、天沢の狙いは南雲にありました。

南雲を立てているようで、実力を見せて脅しに信憑性を持たせ、呼び出す布石に使用しました。

鬼龍院の将来は政治家?

鬼龍院風香

将来は『何者にもならないこと』を目標としているという鬼龍院。
しかし…
「もし何か大成するために職を選ぶなら、政治家を目指すかも知れないな」
などと、意外な発言も。
親族との関係で、政治家と会う機会が多かった鬼龍院。
政治とは腐敗した世界ですが、その中で光をまとう存在が「鬼島」だと言います。

現総理大臣です

鬼島や政治関連人物についてはこちら↓

【よう実】鬼島とは?総理大臣で篤臣のライバル?政界の話まとめ

鬼龍院は綾小路にも「政治家にならないか」と誘います。
なれば良いとこまで行きそうだというカン。それはおそらく当たっています。



坂柳VS龍園が退学をかけて勝負!(学年末試験)

坂柳VS龍園

学年末試験、坂柳と龍園が退学をかけて勝負する予定が明かされました。

9.5巻時点で考察はしていたケド

今巻ではついに教師も交え、「敗者な自主退学」という正式な契約が交わされました。

プロテクトポイントを持つ坂柳がより損をするため、龍園が退学した場合は追加でプライベートポイントも譲渡されます。

関連記事

【坂柳が最高】よう実2年生編9.5巻【ネタバレ感想】

事の発端は無人島。そこから勝負は既に始まっており、今巻では交流会をよそに探り合いでした。

  • 裏切りの橋本
  • 坂柳に肩入れし、お灸をすえられた時任
  • 橋本の裏切りに怒り、鉄砲玉として動くかもしれない鬼頭

そしてこれは考察ですが

  • 龍園の退学の賭けに感づいており、庇って犠牲になろうとするかもしれないひより

にも注目です。

前巻で神室を庇い、山村を犠牲にしようとした坂柳。
自販機によりかかる山村
綾小路による助力でそのあたりのわだかまりも溶け、万全の状態で学年末試験に挑みます。

綾小路が坂柳の手を引いて歩くシーンは、1年生編11巻を思い出させます…

二人の会話で坂柳が綾小路と幼馴染だとマウントをとる場面もありつつ(笑)契約を結んだ二人。
学年末試験の先に、二人は綾小路の存在を見ています。



学年末試験のキーマンは橋本

橋本正義

坂柳VS龍園の勝負を面白くするのは、

前巻で坂柳に裏切りを働いた橋本です。

クラスメイトから疑いの目を向けられた現状。

今巻では何故こんな無謀なことをしたのか?が明かされました。

無人島後、龍園に「退学をかけての勝負」と「裏切りの提案」をされた橋本。

勝ち馬に乗りたいが決め手に欠ける状況下で、橋本は長い間バランスを保っていました。

そこで目を付けたのが綾小路です。

綾小路がどちらかに入れば勝率は傾く。

そう考えた橋本は龍園・坂柳両者に綾小路引き入れの提案をし、断られます。

まぁ性格上そうだよね

坂柳には裏切りをもって忠告までした橋本。

しかし聞き入れられず、クラス内でも裏切り者の噂が回っており、後がない状況となります。

こうなれば残るは龍園陣営につくのみ。

「俺は龍園を勝たせる」

そして龍園は「学年末試験で坂柳に勝てれば橋本と綾小路を引き抜くと言った」と言い、綾小路を引き入れようとします。

これについては

  • 龍園が橋本を騙している
  • 橋本が綾小路に嘘をついている

という二択が考えられますが

綾小路は後者ではないか?と考えています。

理由は橋本の性格。
Aクラスで卒業するためには、今クラス移動するより2000万ポイントを卒業まで持ち越すのが得策です。

龍園がそれを理解していれば、

学年末試験で坂柳をつぶすことに加担し、手柄をあげることで2000万ポイントを譲渡する契約

があり、

その一環として橋本が単独で綾小路を引き入れようとしているのではないか?

と考えています。

この後橋本は綾小路に何かを望んでいますが、それは明らかになっていません。



交流合宿での橋本は?

合宿での橋本は、他者に興味を向けない鬼龍院の代理でまとめ役として活躍していました。

以前からの友人のように一年生と会話する姿は流石でした

裏切り者として名が挙がっている為森下や綾小路から時々いじられていましたが、比較的安定した精神力。

一時的には「一年に坂柳の手が回っていないか?」と怯えていましたが、自らメンタルを整えています。

しかしそれ以上に綾小路の元へ飛び込んだことが功を成しており、坂柳・龍園ともに強いけん制となっています。



綾小路と良好な関係の堀北

堀北鈴音

緩いルールの交流会で、伊吹と共に天沢へのリベンジマッチを行った堀北。

勝利は叶いませんでしたが、天沢からは一定の評価を得られました。

リベンジマッチに備えて堀北・伊吹を鍛えることになった綾小路ですが、

綾小路が堀北に手の内をあまりみせないのは、今後の堀北にとって過酷になると考えているからでした。

綾小路がクラスを移動してライバルになった時、絶望してしまわないように手を抜いているということです。

わぁ…

しかし伊吹が堀北に口を滑らせた「龍園との屋上での喧嘩」については認め、少し内情を明かすことに。

珍しく綾小路から呼び出し雑談に興じるなど、二人の距離はかなり近づいています。

ふとしたことで笑ったり怒ったりと堀北は表情豊かなところを見せます。

チョップなどもしていて、え?ほんとに誰??という感じでした(笑)





綾小路の今後の計画

体験学習に生き生きとしていた綾小路。

なんなら3日間、ずっと押し花をやってもいい。
等と言っていたのはどこへやら、3月にはシビアな事をやらかしそうな雰囲気を醸し出しています。

その一つが軽井沢と別れること。

軽井沢から誘われた映画に対し公開日を尋ね、3月26日と聞き了承しました。

4月に代わっていたらマズイかのような匂わせ。

さらに一之瀬との『一年後に会う約束』もあるため、ここもどう動くのか注目ポイントです。

学年末試験終わってから決めるらしい…

どうか発狂する人が出ないことを願っています。



綾小路篤臣が三者面談に?その思惑とは

予告されていた茶柱先生との二者面談を行った綾小路。

高円寺と同じく問題児扱いされ、順番を最後に回されています(笑)

進路は父親の意向に従うという綾小路に、少々茶柱先生が質問を重ねましたが、綾小路の「オレには決定権が無い」という言葉に引き下がりました。

そんなことは無いと思うけど…
卒業後すぐは無理でも親は子より早く死ぬわけだしもうちょっと…

ところがその後三者面談の話になり、茶柱先生から綾小路父(篤臣)が来るという情報が!

一度断ったにも関わらず、日程(4月1日)を伝えたらやっぱり参加すると言ってきたのだとか。

さらにおかしなことに、

清隆の面談日時だけではなく、クラス全体スケジュールで、何かしら日程の変更があれば教えて欲しいとのこと。

尚、三者面談の日程(計4日)は、二者面談と同じ構成になっています。

考えられるのは高円寺。

綾小路父は、同じ日に三者面談を割り当てられているであろう、高円寺(の親?)とつながりを持ちたいのではないかと考えられます。

高円寺グループとコネ作れるなら篤臣自ら行きます!ってこと?



綾小路の思惑に気付く高円寺

今回の合宿でも、綾小路は高円寺と二人で会話する機会がありました。

1年の混合合宿でも似たような事やってたね

綾小路が高円寺を気に掛ける理由を、高円寺は言い当てます。

「一歩クラスから飛び出せば堀北ガールを守れない。からだろう?」

野生のカンなのか、綾小路のクラス移動計画がバレています…!!

堀北が高円寺に苦戦するのを危惧して、高円寺に声をかけていた綾小路。

ただ勿論、指示に従うことはありませんでした。

高育に入ったのも本意ではないが、自由に動けない事情があるとのことです。

珍しい高円寺の個人情報……

本当は中国に再訪して修行したかったとか……

みーちゃんと会ったのが中国だった可能性がでてきました。



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まとめ&考察

森の声を聞く森下

2年生編11巻の内容をまとめると

  • 交流会で南雲と勝負し、綾小路が勝利。プライベートポイントを得た
  • 自暴自棄になっていた天沢を止めた
  • 鬼龍院は将来政治家になるかもしれない
  • 坂柳と龍園が、学年末試験で退学をかけて勝負する
  • 橋本は坂柳を裏切り龍園側につく
  • 4月1日に綾小路篤臣が三者面談に来る
  • 高円寺は綾小路のクラス移動を見抜いている

ということです。そのほかにも『雪』についての言及もあり、こちらも注目でした。

雪と桜子の重なる部分

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この記事を書いた人
ザクロ

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コメント

  1. 匿名 より:

    >>綾小路がすべての種目に挑戦し、2敗以上しなければ綾小路の勝利
    これだと2敗した綾小路の敗北では!?

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