薬屋のひとりごと原作7巻から登場する姚(ヤオ)。
医官付き官女であり、猫猫の同僚です。

第二検索ワードに「嫌い」って出てくる…
私は好きだけど、難しいお年頃感がありますね
そんな不器用お嬢様は、猫猫の義理の兄・羅半に恋をして……!?
この記事では、姚がどんな人物なのか?恋の行方はどうなりそうか?を紐解いていきます。
原作最新刊までのネタバレが含まれますのでご注意ください。
姚のプロフィール

まずは簡単に姚のプロフィールです。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 魯姚(ルー・ヤオ) |
年齢 | 登場時15歳(猫猫の4つ下) |
初登場 | 原作7巻(漫画未対応) |
家族 | 叔父:魯侍郎 母親 |
見た目 | 美人で発育も良い。年齢より年上に見える。 |
特徴 | 姚に恩義を感じている燕燕に、過保護に扱われている。 母親を反面教師に、仕事が出来る人間になりたいと考えている。 ツンデレ。 |
経歴 | 砂欧の巫女の毒殺事件に巻き込まれた。 政治判断で真実が隠されたため、自分が仕事に失敗したと思い込み、自信を無くしている。 羅家(軍師宅)に居候中。 |

猫猫が物分かり良すぎる時も、姚が等身大に葛藤しています
猫猫と同僚の医官付き官女

姚の登場は7巻。
医官付き女官(医官の助手)という部署が新設され、机にかじりついて勉強した姚は意気揚々と受験しました。
結果、首席をかっさらった猫猫に多少八つ当たりをする等ありましたが……
他の女官のように他部署に飛ばされることもなく、同期として頑張っています。

猫猫を「友達」だと発言することも…!
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毒見で倒れ生死をさまよう

しかし姚は仕事を覚えて早々貧乏くじをひかされ、生死をさまよいます。
それは隣国・砂欧からの巫女&愛凛(アイリーン)が参加する食事会でのこと。
巫女の毒見担当になっていた姚は、毒に倒れました。
この毒は食事会ではなく、朝食時に既に盛られていた遅効性の毒でした。
言ってしまえば、巫女の自殺未遂に姚が巻き込まれた形です。
薬屋のひとりごと|小説7巻ネタバレ解説。白娘々とアイリーンの真実
嘔吐し、数日生死の境をさまよい、一命をとりとめたものの……
毒キノコを食べて肝臓・腎臓を悪くしてしまった姚。
- 顔に黄疸が残ってしまった(どれだけ消えるかは不明)
- 酒や塩分NG(濃い味付けや肉も控える)
となりました。

若い頃から濃い味付けが食べられないなんて…!
さらにこの件は、姚の精神面にも重く残ることになります。
政治的な判断で、表向き死んだことになった巫女。
猫猫や壬氏たちは真実を知っていますが、ただの毒見で会った姚や世間には
「姚が毒見に失敗して巫女は死んだ」と伝えられました。
自分への処罰が軽いことから何か隠されていると気づきながらも、「自分の失敗で人を死なせた」ことを重く受け止める姚。
この出来事が、姚の自信の無さにつながっていきます。
姚の実家関係
姚は名家の生まれですが、自分の家族についてあまりよく思っていません。
- 姚に政略結婚(見合い)をさせようとする叔父・魯侍郎
- 父が亡くなってからすぐに魯侍郎と再婚した母親
この二人に強い反感を覚えているからこそ、仕事を覚えて自立したいという考えに繋がっています。
姚の母親とは?

姚の母は、姚の父が亡くなった後一人で屋敷を切り盛りできず、姚の叔父である魯侍郎と再婚しました。
このことに反感を覚えている姚。
「父が亡くなったとともに母もいなくなった」
と口にしています。

「尊敬する母はいなくなった」…かな?
この件を経て「働けない女に道はない」と痛感した姚。
さらにこの母親は流されやすい面があるらしく、一方的に姚に言い寄っている相手の言であっても、「姚さんと自分は両想いです!」と直談判されれば信じてしまうのではないか……
そんな懸念を抱かれています。
魯侍郎とは?雀の上司、西都に残留

▲イラストは画集を参照して描いています。本物が見たい場合はこちら!
姚に見合い写真を押し付けてくる叔父・魯侍郎(40歳手前)。

侍郎=次官(トップ補佐)という意味です
なんとこの人巳の一族(皇族の諜報機関)で、雀さんの師匠です。
薬屋のひとりごと・雀(チュエ)の正体は?巳の一族や虎狼との関係も
表向きは礼部(祭祀などを担当する部署)の次官。
元々西都に居ましたが、姚の父が亡くなったため、家督を継ぎに中央へやってきました。
色々な部署をたらい回しにされた経歴も持つ、器用な人物です。

西都では壬氏ともやり取りしていたお偉いさん
だからこそ、蝗害時の出張(西都)で後処理に残留させられ……
男の家に居候している姚の様子が気が気でないながらも帰れないという状況に陥っています。
羅半に恋!?

猫猫の義理の兄・羅半。姚と合った当時21歳で、姚の5歳上です。

変人軍師こと羅漢が商才を見込んで養子にした人物。
血縁的には猫猫の従兄弟にあたります。
姚はこの自分より背の低い男・羅半に、ある時から恋心っぽい感情(好奇心かもハッキリしない)を抱いています。
ここからは、姚がどうして恋に落ちたのか?叶いそうなのか?ライバルは?
などの恋愛事情をまとめていきます。
出会いや馴れ初めは?

姚と羅半の出会いは7巻ですが、しっかりとかかわりが出来ていくのは9巻。
医官付き女官として一つの関門とも言える「腑分け」…つまり外科手術について姚と燕燕が悩んでいた時のことです。
解剖は不浄とされている倫理観の中で育ってきた姚たち。
察しが良すぎる猫猫と違い、「医官たちの仕事に外科手術が含まれる」という情報は、姚にとっては寝耳に水のものでした。
外科に関わるか、それとも辞退するか。
悩む姚と燕燕に、男女差が厳しいことも含めた上でフラットな助言をしたのが羅半でした。
姚はこれを機に家畜の解体などを教えてもらい、医官付き官女としてスキルを上げていきます。
羅半の見「純粋に実力を見ることが出来る性質」に惹かれている様子の姚。
しかし基本美人に優しい羅半は、姚とどうこうなるつもりが無いようで……
現状、姚に対して突き放したような態度をとっています。
羅家に居候

結婚話から逃げたい姚は、長期休暇でも実家に帰りたくない…という想いから、燕燕と共に羅家に居候をし始めます。

「友達の家に遊びに行く」という体ですが、猫猫は宿舎暮らしです
ちなみに普通の宿だと叔父に連れ戻されるのだとか。
猫猫の家であるのは、変人軍師・羅漢の名を当てにしてのことでした。

魯侍郎の諜報の腕がこんなところにも活用されるのか…
元々は長期休みの間のみを予定しての滞在でした。
しかし羅半に恋をしたことで、姚は引き際が分からなくなってしまい……
未婚の男性がいるお宅に体裁が悪いとは感じながらも、なんやかんや理由をつけて出て行くことができませんでした。

2年くらいかな…?(滞在費用は払っています)
恋のライバル三番

なんとモテる羅半。
羅家の使用人の仲に恋敵がおり……
それが三番(サンファン)です。
「私は羅半さまを愛しております。彼のためにはなんでもするつもりです。そこに、まだ青臭い小娘が何を勘違いしたか押しかけ女房のごとくやってきたら、邪魔と思わずして何と言いましょうか?」
元商家の娘で数字に強く、将来的には羅半の右腕になる存在。
親の決めた結婚相手が嫌で、男のような身なりをしています。

ちょっと姚と似ている…!
どうにか姚を出て行かせたい三番。
時々姚(や燕燕)とバチバチやり合っており、
修羅場からそそくさと退散する、羅半の様子も見られます。

薬屋世界は妾制度もあるので、両方娶ることは一応可能ですが…
長紗の切り込みで状況変化?

そんな迷走状態の姚の状況が変化するのは、後輩長紗の切り込みからでした。
薬屋のひとりごと|妤と長紗とは?疱瘡の妤、恋バナに切り込む長紗
- 未婚の男性の家に年単位で居候はおかしい
- 「仕事が出来る人」として羅半に見られたいなら、実家に帰って家のことを出来るようになるべき
など、今まで周囲が思っていても、ハッキリ言えなかったことを先輩である姚に言い切りました。
正論すぎる意見を素直に受け止めた姚。
これにより、羅家とも燕燕とも離れての、姚の一人立ちが実現しそうな予感です。
どん詰まり状態だった羅半へのアプローチ。
家に戻った姚は仕事人間な羅半に好印象を与えることができるのか……?
今後の展開が期待されます。
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まとめ
薬屋のひとりごとのキャラクター・姚についてまとめると……
- 原作7巻から登場する、猫猫の同僚の医官付き官女
- 猫猫より4歳年下の、良家のお嬢様
- 元ははきはきした娘だったが、仕事に失敗して自信を無くしている
- 仕事が出来るようになって自立したい。羅半の助言もあり、解体技術を学ぶことを選んだ
- 羅半に恋愛感情っぽいものを抱いているが、迷走している
- 長らく羅家に居候していたが、出ていきそうな気配を見せている
ということでした。

姚さんの活躍が読めるのは7巻からです!(漫画版未対応)
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