ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん、通称「ロシデレ」に登場するキャラクター
周防有希と久世政近。
実の兄弟でありながら「もしかして禁断の恋？！」とつい邪推してしまう距離感の二人です。
有希もラノベの兄弟ものを読んで「義理じゃなくて本当の兄弟だからいいんだろうが！」とか言ってるしね…
この記事では、そんな周防有希の好きな人、恋愛感情について解説。
- 政近との関係は？有希の愛は恋愛感情か？
- 違うなら他に好きな人・今まで好きになった人はいるのか？
ということについて触れていきます。
【結論】有希は政近が好きだが……
最初に結論を述べると、有希は政近に恋をしているわけはありません。
紛れもなく兄弟愛、家族愛の類です。
そしてそれは政近のほうも同様です。
しかし現在有希・政近共に恋人はおらず、だからこそお互いが一番愛する存在。
このことは両方が口に出しています。（有希2巻、政近8巻）
（ちなみに他の家族は、父は海外に居ることが多く、母親も色々と難しいところがあるため一段下がると思われます）
だからこそ、独占欲でアーリャに牽制をかけたりもする有希ですが……
これは兄を取られたくないという、妹としての心理でしょう。
「寝取られた―」とか言っているのはキャラ的にってことね
有希と政近の関係とは？
そもそも周防有希と久世政近の関係とは何なのか？
兄弟だと言っても苗字は違うし同じ学年です。双子なのか？
さらに征嶺学院では「幼馴染」という設定を使っています。
そのあたりについても解説していきましょう。
離婚で苗字が異なった兄弟
有希と政近は両親の離婚で別々の方についていったために苗字が異なる、実の兄弟です。
離婚時期はハッキリとは描かれていませんが、おそらく小学校5年生あたり。
それまでは政近も「周防政近」でした。
周防家は代々外交官を務めてきた名家で、政近はその長男として厳しい教育を受けてきました。
しかし母親に反発を覚えていた政近は離婚時に、婿入りだった父親につくことに。
それを聞いた有希は、母親を1人にしない為、周防家に残りました。
よって物語開始時は、有希が周防家の跡取りとして期待されています。
【ロシデレ相関図】政近の過去とは？有希への後悔と周防家の関係
「幼馴染設定」は周防巌清の命令
学校で幼馴染設定を貫いているのは、周防家祖父・周防巌清からの命令でした。
離婚が醜聞に……というよりは、周防家の長子（政近）が家を捨てたことが醜聞だと考えている様子の巌清。
だからこそ、自らも通った名門校である「私立征嶺（せいれい）学園」で、「実の兄弟だ」という事実を話すことを二人に禁じました。
他にも政近が選挙戦でアーリャにつく…即ち有希の敵になった際には苦言を呈す等、体裁を重んじる巌清。
巌清は有希・政近にとって、ある意味一番やっかいなじいさんです。
有希と政近は双子ではない
政近の誕生日は4月9日で、有希の誕生日は3月12日。
二人は同学年ですがほぼ1年誕生日が離れており、双子ではありません。
ただし、理論上可能とはいえ政近を生んでから2か月後に有希を妊娠した計算。
医学的にはあまり推奨されないため、少し謎が残るのも事実です。
ですが同じ母親（周防優美）が生んだことはほぼ確実。
- 有希の外見は優美に瓜二つ
- 政近の内面が優美に似ている
と言及されている為、血がつながっていない線は無いでしょう。
異様に距離感が近い理由は？
有希と政近は異様に距離が近い兄弟。
特に有希からのスキンシップや露出、絡みが多く見られます。
これは有希の努力の結晶でした。
親が離婚した後、同じ中学校（征嶺学院中等部）に入学を果たし、再会した有希と政近。
しかし兄の代わりに急激にしっかりした妹に、負い目を感じて上手く笑えない政近。
有希はそのことに気付いて「バカで可愛い妹」になることを決めました。
参考にしようと検索した結果、出てきたのは漫画やアニメ。
兄を笑わせる為に有希が突っ走り続けた結果、今の距離感に至ります。
【ロシデレ相関図】政近の過去とは？有希への後悔と周防家の関係
周防有希の恋愛事情・恋愛感情について
お兄ちゃん大好きといっても、有希も高校一年生。
今まで好きな人の一人や二人いたのでは？ということで、そのあたりについても深堀していきます。
小学生まで小児喘息だった有希
有希は少なくとも離婚時（小学校高学年）まで小児喘息で、ろくに学校に行けていませんでした。
時々学校に行った際も同級生男子からイジメられた描写があり、その男子たちをボコボコにしたのは政近。
恋愛の機会は無かったでしょう。
しかし離婚後に喘息が治まり、健康体を手に入れた後も、誰かと付き合ったりはしなかった模様です。
※但し非常にモテる。
これは周防家の跡取りとして研鑽を積んだり、中等部生徒会長を務めたりで忙しかったのもあるのでしょうが……
それ以上に精神的なモノが原因でした。
有希は恋愛感情や羞恥心が薄い
実は同年代より心が幼いというコンプレックスを持つ有希。
周囲の環境に追い詰められ、一段飛ばしで大人になったことが原因だと思われます。
そのせいか、性的な羞恥心や恋愛感情が今だ芽生えないと7巻で明かされました。
政近の前にほぼ全裸で出てくるのは、こういった事情が関係しています。
これは有希自身も密かに気にしているところ。
それを知ってか政近も、有希のスキンシップにはできる限り答えてあげようとしています
まとめ
【ロシデレ】有希と政近の関係を解説！恋愛感情は？苗字が違う理由は？についてまとめると…
- 有希の最愛は政近だが、恋愛感情ではなく家族愛。
- 二人は親の離婚で苗字が異なった実の兄弟である。双子ではない。
- 異様に距離感が近いのは、政近を笑わせようとした有希の努力。
- 有希は恋をしたことが無く、精神も幼い。故に羞恥心が欠如している。
ということでした。
美しき兄弟愛。とくに9巻のこの二人は必見です。
ポチップ
是非読んでみてください。
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