夏目友人帳27巻ネタバレ感想。ちょびの正体はまさかの○○!?

夏目友人帳27巻ネタバレ感想。ちょびの正体はまさかの○○!? 夏目友人帳
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夏目友人帳27巻のネタバレ感想記事です。

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前巻の記事:夏目友人帳26巻ネタバレ感想。依代の眠る里の結末は?依島さん話も

27巻には

  • 108話:ちょびの櫛素材を犬の会たちと探す話「ちょびの宝物」
  • 109・110話:一つの名前を返す妖がなぜか二体いる話「名の主来たりて」
  • 111話:海で北本たちとファンタジーする話「虹雲の夜の夢」

が収録されていました。

以下ネタバレが含まれますのでご注意ください。

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108話【ちょびの宝物】アニメ7期PVにあり

ちょびイラスト

最近キラキラと輝く白いを見かけるようになった夏目。

そんなある日、櫛が割れてしまい落ち込むちょびと出会います。

心ときめく素材が見つからないというちょび。
それを聞いた夏目は「龍の鱗が手に入らないか」と考え、探し始めることに。

中級やヒノエ、河童たちも巻き込んで、犬の会追跡班による鱗奪取作戦が始まりました。

夏目は白龍が飛ぶのは鱗が生え変わる時期だけだと聞き、少し焦ります。

なんとか枝の先に引っかかった鱗を見つけた夏目は、それをちょびにプレゼント。

ちょびはその鱗をすぐさま櫛に変え、白い龍になって「長く大事にする」言います。

――ちょびの正体は白龍でした。

108話 ネタバレ感想

ちょびの正体 白龍イメージ

ちょびが白龍は驚き!高貴!!

みすずの「でかい顔をしていただけあった」という意見には思わず笑ってしまいましたが……
いつも夏目を囲んでいるメンバーが実は大物だったとか、胸熱展開ですよね!

最終的に自分の鱗が戻ってきたわけですが、夏目が必死に探してきたものなら、ちょびもきっと嬉しかったでしょう。

これからはちょびを見る目が少し変わってしまいそうです。

タキに教えてあげて欲しい。

109・110話【名の主来たりて】

可可(フナッシーのほう)イラスト

昔の同級生と飲みに行っていた塔子さん。

友人のトミちゃんが靴を落としてきたとのことで、夏目は田沼・西村・北本たちと探しに行きます。

その靴はふなっしーのような妖が履いており、夏目は名前を返すことで靴を取り戻すことに成功。

妖は、「押し入れにあるものは捨てたほうがいい」と言い去っていきました。

押し入れを開けてみると、そこには首が入った箱が。

なんとその箱は、ニャンコ先生が大妖・可可の死体が埋まっているとされる墓場で、おつまみにするため拾ってきたものでした。

元の場所に戻しに行ったにも関わらず、戻ってきた箱。

箱の中から「名を返してくれ」と声をかけられます。

しかしその名であるという「可可」は、先ほど名前を返した妖と同じ名前でした。

どちらが本物かなのか?夏目は箱の中の妖に話を聞きます。

しかし、この妖は長い眠りから覚めたばかりで、記憶が曖昧かつ体が見当たらないと言います。

体はレイコに「切れ」と言われて切り離したのだとか……

体探し中に再び現れた、名を返した妖。

この妖はやはり可可ではなく、可可の力を吸収して強くなろうとした妖でした。
もう一つあった可可の顔も手に入れていました。

そして大木に引っかかっていた体。これは祓い屋の術に侵されていました。

だからこそ祓い屋の術が全身に回る前に、首と体を切り離すことをレイコに勧められ、可可は実行したのです。

力を蓄えるため回復の地に埋めてもらっていた可可。
しかし頼んだ妖がその力を吸い取ろうとし、今回の騒動に繋がりました。

名の主来りて ネタバレ感想

タイトルに「名」の付くものはレイコさん要素強めなんでしょうね……

二日酔いの塔子さんなんてものが見れて驚きでした。

最初に登場したふなっしーのような可愛らしい(?)姿の妖、そして生首の妖が登場しましたが、

結局「いいやつ」だったのは生首の方でしたね。

というか、にゃんこ先生がその生首をおつまみとして食べようとするのを見て、改めて妖だったんだなぁと実感しました。

夏目が叫ぶのも当然。自分の部屋にそんなものがあったら誰でも悲鳴あげます。

本物の「可可」は、祓い屋の術をかけられても恨むことなく、むしろかけた相手を褒めるような妖。

レイコに体を捨てることを提案されると、即断自分で切り離す……そんな潔さが気持ちよく、正直好きな妖ランキング上位に入りました。

にしても、基本名を返す相手を間違えることなんてないはずの友人帳ですが、こういった異常事態がおこることもあるんですね。

一つ一つ丁寧に対処していく夏目が夏目らしいです。

しかしそうなると、名取が希望している「友人帳からの解術」は、もし見つかったとしても夏目は実行しないのではないかと感じました。

解術が自動的に全部の名を返すものだったとしても、今回のような間違いが起こり得るわけですし……

夏目は祖母が禁術を行った責任とか、感じているのでしょうか?

あとどうでもいいのですが、この話のセーター田沼が良いです。すごく似合う。

111話【虹雲の夜の夢】

ニャンコ先生に憑りついてぴよぴよいうひよこ

海岸近くに住む北本の叔父さんの家を訪れた夏目たち。

海で釣りをしていると、アヒルの浮き輪が流れてきたため砂浜に持ち帰ります。

すると、アヒルに乗っていたひよこ(の妖?)がにゃんこ先生に乗りうつり……
つぶらな瞳で「ぴよぴよ」と鳴きだし、北本や西村の前で喋り出してしまいます。

必死で「これは夢だ」と誤魔化す田沼。

ひよこたちは虹雲に帰る途中を邪魔されたとのこと。

夏目たちは歩けるようになった海の上で、降り注ぐ星を空へ投げ上げ、ひよこたちが虹雲に帰るお手伝い。

ファンタジーな一夜を共に過ごしました。

111話 ネタバレ感想

これまでで最大級にファンタジー要素が強いエピソードでした!

西村や北本は、夢だと認識しているものの、しっかりとその出来事を覚えているのが新鮮でした。

北本、父親の病気を気にして野球をやめてたんですね。
そしてそういう事を西村は一応知っているけど、夏目達には喋ってないと…

男子高校生の微妙な距離感が感じられます。

キラキラとしたファンタジーの世界、これはぜひ映像で見てみたいですね!
海の上を歩いたり、星を空に投げるシーンなど映えそう。

あと、田沼も幼少期に空手や柔道、ピアノなんかを習っていたそうで。
以前、粘土をくれた回でピアノの前に座っていたので弾けるのかどうか気になっていましたが、実際に弾ける可能性が高そうです。

弾いてくれないかな……

まとめ

夏目友人帳27巻ネタバレ感想、要所をまとめると…

  • 「ちょびの宝物」は、ちょびの櫛の素材を探し回り、ちょびが白龍だと発覚する話
  • 「名の主来たりて」は、名を返す主がブッキングし、どちらが本物なのか確かめる話
  • 「虹雲の夜の夢」は虹雲に帰るひよこたちを手伝うファンタジー話

ということでした。

ちょびの衝撃が凄かったです!!高貴であります。
あと可可はまた登場してくれないかなぁ……

妖が魅力的過ぎました。是非読んでみてください↓

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ザクロ

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