夏目友人帳130話ネタバレ感想|LaLa本誌最新話|蔵は閉じられた其の三

夏目友人帳130話ネタバレ感想|LaLa本誌最新話|蔵は閉じられた其の三 夏目友人帳
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目友人帳130話【蔵は閉じられた其の三】ネタバレ感想記事です。

今回シリーズラスト!

前回の記事:夏目友人帳129話ネタバレ感想【蔵は閉じられた其の二】LaLa本誌

  • 2024年月刊LaLa9月号に掲載
  • コミックス32巻収録予定の話

となっています。

名取と夏目のカラーイラストが美麗で是非見て欲しいです!
青系の着物が素敵ですね。妖の影も繊細で浪漫溢れる……
9月号だから満月モチーフなのかな?

前回名取が呪いを受けて、徐々に妖が見えなくなっていくという衝撃展開!

さらに「呪いを仕掛けたのは誰!?」というミステリー展開ですが、今回で解決編です。

読み終わった後、ちょっとしたわびしさを感じました

130話あらすじ

呪いを受け妖が見えなくなっていく名取に、「本当に解呪するべきか」と悩む夏目と柊。

しかし名取の想いは決まっていました。

「けれど今の私には不要 もう道は決めている 降りるつもりはないよ」

夏目友人帳,129話

そして事件も解決に向かいます。

「掛け軸の妖と名取の呪いは同じ匂いがする」とニャンコ先生が気づいたため、掛け軸の妖に話を聞く夏目。

この妖は拓磨の師匠・右柳の式でした。

右柳が友人である岩見敬造さんに弟子である拓磨を紹介すると、

右柳より拓磨を頼りにするようになった敬造さん。

友人を取られたと落ち込む右柳に、「拓磨より優秀な所を見せつけよう」と式がそそのかした結果があの呪いでした。

あの呪いのターゲットはタクマさんでした

万が一にも解呪できない事態にならないよう、掛け軸の妖はずっと岩見邸にいた、というわけです。

しかし拓磨には上手く仕掛けられず、名取にかかってしまい……

無事呪いが解けた名取は、今回の件を拓磨に報告すべきか悩みながら帰路につきます。

ネタバレ感想+ラスト考察

「このまま妖が見えなくなったほうが名取さんのためなのでは?」とか……

まさかそんな選択肢が出てくるとは思わないじゃないですか……

しかし夏目なら拒否しそうな選択肢も、よく考えてみると名取だと分からないんですよね。
「見えないようにしてくれ」と母親に連れまわされた過去とか挟まれるとね。

かつてあれほどまでに望んだものが、今目の前にある状況。

きっぱりと跳ねのけてくれて、本当に良かったです。

夏目の大切な見える友人なんでね。
柊たちもいるわけで……柊……

柊の愛情エモすぎますね。ここは是非読んで欲しいです。なんでそういうこと言うんだ泣かせにきてる。

さて、事件本編のほうですが…こっちの式も正しくはない方法で主想いでした。

誘惑に負けてしまった主人の右柳も、病床にいたころには後悔していたんですね。

それにしても緑川先生は描き方が凄い…!!

掛け軸から口元だけを出す不気味な式だったんですけど、右柳を思いやるシーンで初めて見える目元が優し気で……

一気に怖いイメージ吹き飛びましたよ。これはずるい。

つまり今回のは呪いではなくちょっとした嫉妬の産物でした。

そしてこの物語、読者の想像にゆだねられるのが最後に二つあります。

  • 掛け軸の妖(右柳の式)は解放されてどこにいったのか?
  • 今回の話を拓磨さんに報告すべきか?

まず掛け軸のほうですが、最後に蔵で物音がしていたので、蔵に飾られていた右柳の写真の中にでも入ったのではないでしょうか?

掛け軸に入れるなら、写真もいけそうですしね。

そして今回の話。拓磨さんからすると師匠の汚点というか、ダメな所の話になるわけですが…

右柳さんがそう望んでいた以上、話して欲しいですね。

回想から分かるような絆があるのなら、きっと呆れるくらいだろうなぁと思います。

前話の記事:夏目友人帳129話ネタバレ感想【蔵は閉じられた其の二】LaLa本誌

次話の記事:なし。LaLa本誌2024/9/24発売予定

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