夏目友人帳の人気キャラクター・的場静司。
夏目とは微妙な関係にある、祓い屋界最強「的場一門」の若き当主です。
そんな的場には姉がおり、訳ありの危険人物のようで……。
的場との関係が良くなってきたのに、この人がラスボスとして台頭してきた感がある……
この記事では最新刊までで分かっている「的場の姉」の実態について、詳しく解説していきます！
※ネタバレが含まれますのでご注意ください。
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的場の姉とは？情報初出は26巻
ポチップ
的場に姉がいると発覚したのは26巻、「依代の眠る里」エピソードの最終話でした。
この「依代の眠る里」は連載100話記念の長編で、25巻から2巻にかけて描かれています。
内容を超簡単に説明すると、ニャンコ先生が「伴」と言う術具コレクターに狙われ、てんやわんやする話です。
詳しく知りたい方はこちら▼
夏目友人帳25巻ネタバレ感想。100話記念の依代の眠る里は必見！
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この危険人物・伴が仕える女性コレクターが、的場の姉。
そして的場姉の一派は的場一門と敵対しているということも明かされます。
兄弟で敵対？？？
ちなみに伴の主＝的場姉という情報は、的場と伴の会話の中で分かる情報の為、この時点で夏目は知りません。
的場姉＝黒峰美彩（黒ミサ）疑惑
次に的場姉の話が登場するのは29巻「クイーンのお招きにより」という話です。
詳しく：夏目友人帳29巻ネタバレ感想。黒ミサが伴の主？如月壮エピが必見！
オカルト同好会「キサラギサロン」に、田沼と参加することになった夏目。
しかしサロンの開催場所「如月邸」近くまで田沼を車に乗せてくれた人物が、伴だったと判明します。
サロンでは「八鳴様」という術具を扱っていたため、伴はこれが本物か見に来たのではないか？
的場の姉は術具コレクターなんだよね
だとすると、「八鳴様」の話は招待状を送られた人しか知らない話です。
つまり……
- オカルトライター：SHINOBU
- タロット占い師：クララ
- 招待客：雨宮
- 黒峰美彩（今回不参加）
開催者を覗いてこの四人だけ。
この中に伴の主がいる。
そして一番怪しいのが商売で道具も扱っている「黒峰美彩」通称・黒ミサでした。
「伴は来られない主人の代わりに八鳴様を確認しに来たのではないか？」
夏目はそう予測します。
しかしこの予測には「伴が室内にある「八鳴様」を外から確認できるのか？」という疑問点があります。
その真実が明らかになるのは、次の機会です。
的場姉の正体が発覚！黒ミサとの関係も
的場姉の正体が発覚したのは次巻である30巻、「とある少女の肖像」のエピソードでした。
詳しく：夏目友人帳30巻ネタバレ感想。黒ミサはまさかのあの人！？
ここで夏目の勘違い＆衝撃の事実が発覚します。
「とある少女の肖像」は、夏目が骨董ギャラリーだと思って行ってみたら、実態は祓い屋たちが集まるオークションだった…という話。
盗難事件が起きて会場から出られなくなるなど、物騒な事態に陥ります。
それを踏まえた上で、的場姉が発覚する経緯はこんな感じでした。
この会場に「黒ミサ」が来ていると聞いた夏目が、本人アタックを決める。
↓
しかし黒ミサはベールを被った的場静司だった！
黒ミサ様 pic.twitter.com/b0Gjt28bLK
— くるみ餅 (@Kurukuru_m72) April 2, 2024
↓
的場「伴の主は私の姉ですよ。この館に肖像画があります」
↓
肖像画を見た夏目「この顔どこかで…綺麗な人だな」
後ろにいたSHINOBU「嬉しいな」
ということで、的場姉の正体は男装オカルトライターの史信（SHINOBU）でした。
黒ミサは的場姉の弟だったというわけです。
なんだかややこしいですが、
会場内に男装した姉と女装した弟がいた……という大変面白い事態になりました。
ちなみに史信は黒ミサ＝的場（弟）だという事を知らず、会いたがっています（笑）
史信はどんな人？特徴まとめ
夏目友人帳のシノブさんと伴さん シノブさんと伴さん
— 伊藤2/Ito2 描いたら出る (@3_cucl) February 11, 2024
この主従気になるベストオブザイヤー pic.twitter.com/SocKihkmGs
では、男装オカルトライター・史信はどんな人なのか？
今明かされている情報や、その性質をまとめてみました。
- 業界でも悪名高い女性コレクター。的場一門との仲が悪い。
- 猫が嫌い。
- ホストっぽい感じで瓢々としてお調子者。おそらく相当場数を踏んでいる。
- 思慮深く聡明で目利き。
- 少なくとも成人前は黒髪ストレートでドレスを着ることもあった。
- 笑みが恐ろしい。
- 的場家の人間は式を持てない為、道具を使った術で式まがいのものを作っている（禁術すれすれ）。
- 「本物の術具」を欲しがっているが、理由は不明。
ちなみにキサラギサロンのエピソードを史信が的場姉だと認識して読み返すと、
- 「八鳴様が本当かどうか見極めたい」と言っている＝コレクターとして確かめにきた
- 「予定が詰まって迎えに来ている」と発言している＝伴は史信を迎えに来ていた
ということだと分かり、スッキリします。
弟・的場静司を嫌っている
的場静司が言うには、史信は弟・静司を嫌っているようです。
そしてその理由は「静司が選ばれるから」。
これは「的場家当主に選ばれるのは弟だから嫌い」という意味でしょう。
また、静司は史信を「面倒な人」と称しました。
何か八つ当たり等をしていた可能性もあります。
敵対派閥ということもあり、姉弟が一緒に居るシーンは今だ描かれていません。
しかし静司のほうは
- 父が好きだった史信の肖像画を守ろうする
- 伴の姉への忠誠心を確かめて喜んでいるように見える
- タキ相手に「仲の良い兄弟だ」と言う（仲良し兄弟に憧れがある？）
といった、できれば仲良くしたいという感情がにじみ出ている感じもあります。
友人帳が見つかるとヤバい相手！？
30～31巻の「とある少女の肖像」エピソードにて、夏目は史信と一緒に名家の宝具が壊れるのを目撃しました。
つないできた想いが塵になり果てる瞬間。
しかし史信はこれを「美しくて素敵」だと表現します。
倫理観が壊れてるタイプです…
さらにオークションでの競りに満足せず、「本物の術具」を欲しがっている史信。
間違いなく「友人帳」は本物の術具に当たるでしょう。
友人帳の存在が知られてしまえば、的場静司以上に手段を問わず奪いにくると予想できます。
夏目は史信や伴に、強い警戒心を抱いています。
的場姉一派とは？仲間について
的場姉「一派」ということで、史信には部下や協力者がいると明らかになっています。
その人物についてもご紹介します。
伴（バン）
元は的場一門にいたものの、現在は史信を「主」として仕えている男性で、20代から30代くらいです。
史信の送り迎えをしたり、史信が欲しいモノの為に無理をしたりする姿が見られます。
良い「目」を持っているとのことですが、詳細は不明。
田沼とも面識があり、田沼の古物などを見分ける「不思議な目」に興味を示すという一幕もありました。
関連記事：夏目友人帳31巻ネタバレ感想【最新刊】的場姉・史信が危険すぎる
7番（セブン）
本名は不明の女性です。
オークションで職員（キュレーター）をしていたため7番と呼ばれていました。
その正体は、史信を「史信さま」と呼び心酔する名門のお嬢さんで、若き起業家でもあります。
自らがオーナーとなった屋敷にてオークションを行い、立場を利用して盗難事件を起こすなど、かなり強引な手段をとる危険人物です。
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まとめ
【夏目友人帳】的場静司の姉・しのぶを解説！ラスボス？黒ミサ？についてまとめると……
- 的場姉の登場巻は29・30・31巻。情報としては25・26巻が初出。
- 弟・的場静司に教えられて発覚する。黒ミサ＝的場姉は誤解だった。
- 「本物の術具」を欲しがる危険人物。部下である伴や7番も手段を問わない節がある。
- 弟・静司は嫌っている。夏目の能力は知りつつ、夏目に対して取り立てて行動は起こしていない。
ということでした。
情報が分かり次第追記いたします！
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