負けヒロインが多すぎる!通称マケイン。
物語開始後、矢継ぎ早に負けヒロインが誕生し、まさに「負けヒロインが多すぎる!」と言いたくなる作品です。
しかしその負けヒロイン(マケイン)たちはその後も負けたままなのか?
主人公である温水と付き合う、またはイイ感じになるマケインはいないのか?
結論から言うと、原作では卒業までに誰かと付き合うのでは?という展開になっています。
そもそもマケインは元々『俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラなのだろうか』というタイトルでした。
最終話で横にいる=負けヒロインの彼氏のイメージがありますね。
最終話(卒業式が濃厚)で、温水が第2リボンと第2ボタンを交換する(ツワブキ高校の風習・後述)相手はいるのか!?
この記事で考察していきます。
原作最新刊までのネタバレを含みますのでご注意ください。
第2リボンを交換=卒業時に付き合っている相手
先に気になるワードについて説明しておきます。
マケインのキャラデザで最大のインパクトを残す、この四連リボン。
つきあっている卒業生同士は、第2リボンと第2ボタンを交換するという風習があるということが、6巻で発覚しました。
面白すぎる
卒業生に後輩が貰う場合は後輩側がハサミ持参で……と、妙に具体的な手順まで語られたこの風習。
温水がこの風習を実行することになりそうな相手はいるのか!?
個人的考察をランキング形式で発表していきます!
【1位】抜け駆け禁止を強調する八奈見杏奈
やはり温水の恋人候補として一番可能性が濃厚なのは、メイン負けヒロインの八奈見杏奈です。
片思い相手を割とぐらつかせた焼塩・小鞠に対し、見事なフラれっぷりで負けヒロインのメインを張る八奈見。
しかしそんな八奈見も、1年生が終わるころには少し吹っ切れた様子が見られます。
それがハッキリと感じられるのは、八奈見の書いている小説から。
片思いの相手と一緒に通学するために待ち伏せていたA子は、彼女ができたその相手より、自分に話しかけてくる潔癖な××君との会話を楽しむようになります。
潔癖と言えば温水!
これは八奈見の深層心理かも知れません。
他にも焼塩や小鞠と話した内容をやたらとしつこく温水に問いただすなど、
浮気を詰める彼女のようなことを温水にしている八奈見。
「そういうんじゃない」「抜け駆け禁止だから」と言っていますが、実際はどうなのでしょうか?
よく食べてリバウンドでボタンを飛ばしたこともある八奈見と、
料理上手でソーイングセットを持ち歩く温水はお似合いの相手。
恋愛思考が強い八奈見に対し、温水が空気に流されない芯のあるタイプなのも、バランスが良いと言えるでしょう。
この二人がなんやかんや卒業前につきあうのではないか?……そんな予感がしています。
八奈見の中では、温水はもう八奈見に告白したことになってるしね(1巻参照)
マケイン八奈見杏奈を徹底解説!温水エンドはあるのか!?大食い珍行動も
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【2位】温水のために髪を伸ばす?焼塩檸檬
次に温水の恋人候補として可能性が高いのは、綾野光希に失恋した焼塩檸檬です。
そのダークホースっぷりを見せたのは6巻!
焼塩は自身が抱える中々に重い悩みの相談相手として、ただ一人温水を選びました。
温水は細やかな感情で寄り添ってくれそうなので、この人選は納得です!
他の人がいる場所で相談できないからか、温水をデートに誘った焼塩。
水族館デートをする二人ははしゃいでいて、温水も楽しんでおり、どう見ても恋人同士にしか見えませんでした。
温水の尽力もあり、今の環境に向き合う選択肢を取った焼塩。
しかしもし「逃げる選択肢」を取っていた場合、焼塩はあと2年の学校生活の中で、温水と恋人になるイメージを持っていた模様です。
温水の好みを「髪の長い女子」だと思っている焼塩の、いじらしいこのセリフ。
「2年もあれば、あたしの髪も伸びるかな……って」
負けヒロインが多すぎる!,6巻
残念ながら温水は気づきませんが、今後焼塩の髪の伸び具合には注目です。
ただ今後陸上部に重きを置きそうなので、2位になりました。
負けヒロインが多すぎる!6巻ネタバレ感想【原作小説】焼塩とデート!?
【3位】無自覚なだけの可能性が強い小鞠知花
三位は小鞠知花。
6巻で片思い相手だった玉木部長が卒業したこともあり、前の恋とは一番距離ができたマケインです。
温水に対しては割とずけずけとものを言う小鞠。
それでも八奈見に比べると遠慮したり礼儀を重んじるところがあるので、温水は小鞠相手だと少し優しくなります。
そんな彼女はイベントでの存在感が強め。
特に5巻のバレンタインデーでは、(成り行きの)ゴスロリファッション姿で「髪型はいつものとどっちが良いか」と温水に聞き、こっぱずかしい会話をする場面も見られます。
そして渡したチョコは温水専用。誕生日プレゼントは手鞠柄の栞……。
どう見ても温水が好きでは?
…という感じですが、小鞠は「玉木先輩の時とは違う」という一点のみで恋心を否定。
しかし動揺を見せない温水にイライラしているそうで、だからこそ思わせぶりな態度をとって温水を困らせようとしている、ということも明かされました!
もし恋を自覚さえすれば、告白前歴があるためしっかり行動してくれそうなので、彼女の今後に期待です。
負けヒロインが多すぎるの小鞠知花を解説!三角関係の行方・温水への恋情は?
【既に勝ちヒロイン】頬キスした佳樹
ここからは番外編です。
温水のヒロインとして現状『勝ち』なのは、圧倒的に妹である温水佳樹。
佳樹は実の兄に対して恋心を抱いており、一方温水も佳樹に彼氏疑惑があがれば、血眼になって否定の材料を探しています。
5巻では温水に本命の妹チョコを渡し、「チョコがついていた」と頬にキスをするなど、他のマケインには届かない立ち位置にいるこの妹。
友人と好きな人が被っても譲らない、温水とは「ずっと一緒」と今後も譲る気はありません。
温水のヒロインレース最難関。
最強の妹を凌いでくるヒロインは、卒業までに現れるのでしょうか?
負けヒロインが多すぎる!5巻ネタバレ感想【原作小説】佳樹に好きな人⁉
【番外編】間違いがあればワンチャンある志喜屋夢子
月之木、馬剃、温水と男女問わず、恋人の有無を問わずにアプローチ(セクハラ?)をする志喜屋先輩。
その気の多さを考えると温水のヒロインレースとしてはちょっと弱いですが、候補の一人であることに間違いありません。
奔放で感情が乏しい志喜屋は
「君は私と……付き合いたいの……?」
負けヒロインが多すぎる!,4巻
など、温水が頷くだけで、どこまでもいけそうな選択肢を提示することも。
温水がもし誘惑に負けてしまえば、ワンチャン結ばれる可能性があるヒロインです。
付き合ったら案外一途になる可能性はある
生徒会ギャル・志喜屋夢子は何者?【負けヒロインが多すぎる】キャラクター解説
例えば負けヒロインが多すぎる!(小説版)は
まとめ
【マケイン】温水は誰とくっつく?第二リボンを貰う相手を考察!についてまとめると、
温水のヒロイン候補は
- 八奈見杏奈
- 焼塩檸檬
- 小鞠知花
そして、現状の勝ちヒロインは温水佳樹ということでした。
しかし卒業まであと2年!
7巻からは後輩も登場し、まだまだ番狂わせが期待できる状況です。
マケインを卒業するのは誰なのか!?完結まで見守っていきましょう!
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