戦いの前僕らは 二子・國神・氷織【ネタバレ感想】小説ブルーロック3巻

ブルーロック小説 戦いの前、僕らは。 二子・國神・氷織 ブルーロック小説
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「烏がおらんかったらぼく、もっと人生しんどかったわ」

この記事は『ブルーロック』のスピンオフ小説第三弾

戦いの前、僕らは。【二子・國神・氷織】の感想になります。

1巻(潔・凪・蜂楽)ネタバレ感想はこちら
2巻(千切・玲王・凛)ネタバレ感想はこちら

馬狼差し置いて氷織!?って思ったよね

馬狼と國神を一緒に入れてしまうと、ゴリゴリ秋田男児巻になってしまうからでしょうか…?

それではここからネタバレが含まれますのでご注意ください。

収録内容

「青い監獄(ブルーロック)」入寮前、最強ストライカーたちは何をしていたのか―!? 「ブルーロック」公式スピンオフ小説シリーズ! 第3弾の主人公は二子・國神・氷織! 原作者が考えたストーリーで、キャラクターたちの知られざる一面が明らかに! ここだけの書きおろしイラストも収録!!

二子一輝……没頭
國神錬介……ルール
氷織羊……NEW GAME
あとがき

衝撃レベルでいうと二子→氷織→國神です

二子一輝【没頭】

今巻の圧倒的ダークホースでした。

二子はオタ。両親もオタの二世オタでした。

ここまでは何となくわかっていましたが…

メンタルが鬼つよ過ぎる。

オタク道を究め、周りから浮いていた二子はいじめのターゲットに。

しかし「友達いねーのかよ」の煽りは無視。顔面にサッカーボールが飛んできても…

怖がってもいない。痛がってもいない。虚無。

ここの二子挿絵こっわいです…

これであきらめるか…と思われたいじめっ子。

しかし奴…「伊木利田いきりだくん」は二子の遊戯王カードを破るという、一番やってはいけないことをやってしまいました。

殴り合いが始まり、椅子を振り上げたところで周囲に止められる二子。

(コイツはぼくの一番大事なものを壊した。だったら……)
「……きみの一番大事なものはなんです?」

サッカー部エースの伊木利田に、二子は決闘を挑みました。

そして始まる「100日後にサッカーする二子」

待って待って

11人でするスポーツだと初めて知った二子は、学校中にスカウトに周ります。

アッそっかメンバー必要……いや待て待て待て待て…

そのつよつよメンタルと行動力はどこから?両親から???

  • 殴り合いOK
  • 衆人環視で決闘申し込み
  • 運動部エースなど10人をスカウトして(勿論上級生)、二子イレブンを結成

なんやこいつ……

二子オタクかぁ!親近感あるなぁ…とか思っていた過去の自分!!

騙されてるぞ!!!!!

…二子は二子イレブンを熱意と「理論的で合理的で具体的」な指示でどんどん掌握していきます。

足の速い者には速攻、体格がいい者には肉弾戦、しかも何パターンも練り上げてくるのだ。おもしろくないわけがない。

一人ユーヴァースじゃん…

そして100日後。

二子イレブンVSサッカー部(県大会ベスト16)は学校中の一大イベントとして行われます。

結果、13-0で二子イレブンの勝利。

サッカーってそんなに点差つくの???

カードゲームの大会決勝戦で、対戦相手との読み合い中に味わった感覚と同じだ。
どこまでも深く没頭し、感覚が研ぎ澄まされていく。

サッカーの楽しさに目覚めてしまった二子。
伊木利田くんにしっかり謝ってもらった後サッカー部に入ります。

  • 即レギュラー
  • 連戦連勝に導く
  • 全国大会出場までかけあがる

顔も名前も知らない生徒に応援される。
「二子くーん!がんばってねー!」
「きゃー♡かわいー♡」

うっそだろ…

この話読むまで誰が二子を『学校の人気者』だと思っていたでしょうか…

『人気者』称号は玲王以来ですが、権力や金銭力がない分さらにマジもんっぽいです。

最後に絵心がMFである二子を招聘した理由も明かされます。

「このチームのゴールは全部、コイツのアイデアが創り出してる。このチームの味は、コイツが決めてる」

二子一輝、とんでもないバケモノでした…( ^ω^)……

國神錬介【ルール】

一方こちらは安心の國神。
あえて言うならばサッカーを始めた理由が意外でした。
生まれつき力が強すぎ、姉の顔を傷つけたクラスメイト達にプッチンきた國神は、6人全員を1人でボコボコにします。
その力の使い方は危ない…サッカーはそう考えた親にスポーツを勧められて始めたものでした。

レベルの高い高校でちょっと挫折したりもしましたが、左足の超弾丸ミドルシュートを生み出しクリア。

トラックにひかそうな女の子と犬を助け、軽トラックの運転手も助け…ヒーローはヒーローでした。

彼女ワンチャンいるかなーと思っていましたが、いませんでした。

まぁ綺麗な姉とカワイイ妹が居ればね…

姉ちゃんは性格も挿絵も美人です。

氷織羊【NEW GAME】

漫画で一番個人情報が公開されていた氷織。
予想通り両親は『スポーツ毒親』でした。
「サッカー休んで友達と遊びにいきたい」と言っただけで「金髪ピアスで無免許運転した」くらいの反応を返す氷織両親。
幼い氷織には、ただ「自分が悪いことをした」という感情だけが残ります。

子供の心は固まってないセメントなんだぞ…やめてくれ

予想以上に大きかったのが烏の存在。

緩やかに壊れていくのを阻止してくれた、氷織の『心の支え』と言っても過言ではない重要な役どころでした。

漫画部分だけだと「ちょっとアドバイスしただけの先輩」にも見えたもんね

(この人は、なんでそんな目線を持って生きられるんやろう?もっと、烏くんのことが知りたい)

目で追い、観察し、後をつけ…

えーー……

親のことも正直に話すくらい、仲良くなりました。
親が居ない場面で少しずつ感情が戻ってきた氷織。

「……烏」
「ん?」
「烏がおらんかったらぼく、もっと人生しんどかったわ」

挿絵が切なすぎる…

両親の笑顔が、応援が、存在が、すべてが気持ち悪くてたまらない。

そうしてブルーロックに招聘されるわけですが…

このエピソード見ると、早くドイツVSフランス戦が見たくて仕方がなくなります。

「あー、呪いの鉄球壊したおまえと早よしゃべりたいわー」

烏本当いいやつでした…
彼ももっと出番増えて欲しいですね。



まとめ&お得情報

  • 二子は学校の人気者だった。
  • 國神はやっぱり國神ヒーローだった。
  • 氷織と烏は結構仲が良かった。

という事が判明しました。

あとがきでは1巻蜂楽ママ(優)の限界突破な寛容さが、原作者監修の結果だと明かされました。

ドロドロの蜂楽が展覧会に乱入時。
優の反応が苦笑い→天真爛漫の笑みに変更されたそうです。

ネタバレ感想『戦いの前、僕らは。』潔・凪・蜂楽 小説ブルーロック

その子供の好きにさせる寛容さ…氷織の両親に爪の垢を煎じて飲ませたいですね。

二子の両親もよさそうですね。どうやったらこんな自己肯定感強い最強オタクができるのやら…

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