戦いの前僕らは 千切・玲王・凛 ネタバレ感想【小説ブルーロック】

ブルーロック小説 戦いの前、僕らは。千切・玲王・凛 ブルーロック小説
この記事は約20分で読めます。

(……なら、おれが兄ちゃんの代わりの存在になる!)

原作・金城宗幸、漫画・ノ村優介による大人気サッカー漫画、『ブルーロック』のスピンオフ小説第二弾!

第一弾↓
ネタバレ感想『戦いの前、僕らは。』潔・凪・蜂楽 小説ブルーロック

今回は千切・玲王・凛が主役の3ストーリーです。

個人的驚きが大きかった順番は凛➡玲王➡千切でした

以下ネタバレ有りの感想記事になりますのでご注意ください。

収録内容

青い監獄(ブルーロック)入寮前、最強ストライカーたちは何をしていたのか?

第2弾の主人公は千切、玲王、そして凛です。

原作者が考えたストーリーで、キャラクターたちの知られざる一面が明らかに!ここだけの書きおろしイラストも収録!!

【エピソード】
千切豹馬……黒猫
御影玲王……宝物
糸師凛……BROTHER

今巻はあとがきもありました。

凛のセリフ、最初「ちくしょー」だったのが原作者監修で「クソが……」に変更されたの草

千切豹馬【黒猫】

ラコステ実業エースの千切。
怪我をする前➡してから➡ブルーロック招集までの心の移り変わりが書かれています。

そこまで驚く情報はなかったかな?という印象。

周りからキャーキャー言われても興味が無く、「世界一のストライカー」を目指すストイックなお嬢が読めます。

1つ言えることは、鰐間兄弟の性格の悪さが際立っていました。
部活来なくなった千切をそこまで煽らなくても……という感じでした。

千切は自分の才能への依存度が、他キャラに比べても極端に高いですね

「どれだけケアしていても、肉体は壊れる時は壊れる。でも心はちがう。自分でトドメを刺さなきゃいけない瞬間がある」

千切に対しての絵心の持論が気になります。
もしかして体験談でしょうか?

御影玲王【宝物】

凪と会う前の玲王が描かれています。

お金のかけ方とアグレッシブさが予想を遥かに超えてきた……

「御影レオW杯優勝計画」書を最初に作るのは凄いですね。
目標をより具体的にイメージするというのは大切だと分かりますが、1巻の凪とはまるでタイプが違います。

プロサッカー選手の行動をパクる為に一億をかけたそうで……
トータルは三億超えとか……

規模が違う

ちなみに反対する御影父の言葉ですが、

「サッカー選手なんて、儲かって百億くらいだろ?会社経営ならもっと稼げる」

一般人には、反対されてる理由がちょっとよく分かりませんでした。百億で不満なのは本当に何考えているのか理解できないですね(笑)

そんな規格外の御影コーポレーション御曹司。
ブルーロックのような金がかかりそうな設備を日常的に使っていたことも明らかになります。

「クソ生意気」御曹司の日常やばいです

努力も金も惜しまない凄い人間・御影玲王。

そんな彼が凪と出会ったのは偶然ではなく、サッカー部を全国優勝させるための天才を探している最中でした。

これは驚き!

既に運動部全部周り、けん玉同好会まで行った後でした。

ご都合主義的な展開ではなく、まさに努力のたまもの。

この驚くほどの行動力が、幼少期からサッカーやっているブルーロックスに張り合える秘訣かなと思います。



糸師凛【BROTHER】

凛の物語は主に、冴がスペインに行ってからが描かれています。

U-20日本代表との試合のベロ凛は何だったのか……

いきなりプレイスタイル変わるし、意味が分からなかったよね

そこにちゃんと触れる過去を知れる、貴重な物語です。

まず、改めて驚くのが将来の夢。

冴が世界一のストライカーで、凛は世界で二番目のストライカー。

元々「二番目」を目指していた凛。

憧れや兄弟の感覚があれば、彼らにとっては「当たり前」のことなのかもしれません。
しかし客観的に見ると残酷に感じます。

それでも冴には凛に「兄が最高」と思わせる力がありました。

ずっと冴とコンビプレーをしていたから意識しなかったが、凛のイメージを共有できるのは、天才の冴だからこそ。

元々凛は、本能で動くような野性的なプレースタイルだったようです。

驚きポイント

しかしそれは似たビジョンを描ける冴が居て初めて、シュートに繋がるものでした。

兄がスペインに行ってからは誰も凛についてこれなくなり、プレーがかみ合わない為チームが勝てない状況に陥ります。

(……なら、おれが兄ちゃんの代わりの存在になる!)

この事実を受け、凛は大幅にプレースタイルを変更することにしました。

U-20日本代表戦までのマリオネットスタイルは、チームを勝たせるために、冴を真似て作ったものか…!

チームの為にプレースタイルを変更するのは潔と同じですが、凛は場合によっては以前のスタイルを使い分けました。

それが全国大会決勝です。

いくらチームメイトのベストパフォーマンスを引き出しても能力値の差で勝てないと悟った凛は、かつてのスタイルのサッカーで単独で切り込み、チームを日本一に導きました。

エゴを失ってなかった……!!

余談ですが、凛のホラー好きは不自由なサッカーのストレス、気持ちのいいシュートの代わりの刺激を求めての結果だったようです。

スペインの冴とは四年間ほとんど連絡を取らなかったという裏話もあり、本編が色々補足されて嬉しかったです。

まとめ

戦いの前僕らは 千切・玲王・凛【小説ブルーロック】を纏めると、

  • 才能への依存度が高い千切
  • ストイックさとお金のかけ方が規格外の玲王
  • 元々は本能的なプレースタイルだった凛

ということが分かりました。

特に凛のエピソードは読んで欲しいです

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ザクロ

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