【ロシデレ相関図】政近の過去とは?有希への後悔と周防家の関係

【ロシデレ相関図】政近の過去とは?有希への後悔と周防家の関係 ロシデレ
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ロシデレの主人公、久世政近。
両親が離婚してから久世になり、元は名家である「周防すおう家」の跡取りだった、ハイスペック主人公です。

しかし物語が進むにつれ見えてくる政近の卑屈な態度。
その根底には親の離婚に伴う複雑な家族関係と妹・有希に対する後悔がありました。

コミュ力高い裏で自己肯定感が低い主人公……

その過去とは何なのか?今後解決する手立てはあるのか?というところを、この記事では相関図にて徹底解説していきます。

最新刊までのネタバレが含まれますのでご注意ください。

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政近の家族は?周防家・久世家の家系図(相関図)

まずは周防家・久世家の家系図で、ザっと政近の家族関係を確認してみましょう。

【周防家】
祖母は不明。祖父は周防巌清。そこから生まれた母が周防優美。他に無くなったらしき人、直崇がいる。

【久世家】
祖父の久世知久、祖母の久世麻恵から生まれた父・久世恭太郎。

優美と恭太郎から生まれたのが久世政近と周防有希。
キーマンどんな人物?
周防巌清政近の祖父。69歳。『持つ者』は才能を世に還元せよという教えを政近・有希に刷り込んでいる。
周防優美政近の母親。夫婦喧嘩で感情的に恭太郎をなじっていたため、政近が激怒した。
学園祭で政近のピアノを聞いてから夢遊病を発症。
以前直崇が死んだ後にも発症しており、恭太郎に出会ってからは治っていたという訳あり気味の過去も。
久世恭太郎政近の父親。代々外交官を務める周防家に婿入りするため、夢であった警察官を諦めて外交官になった。

そして、それぞれへの関係性を加えたものがこちら。

周防巌清は厳格な、征嶺学園OB。
久世知久はロシア好き。
久世恭太郎は外交官。
優美と恭太郎は離婚しており、それに関して政近は優美の方に怒ってる。
また、巌清とは気まずい関係となった。
有希と政近は愛し合っており、しかし政近の方は家を押し付けたことへの罪悪感を抱えている。
また死去したらしい直崇という人物が少しでてくるが、どういった人物かは不明。優美が傷心だったらしい。

両親の離婚でそれまで育ってきた周防を捨てた政近…
しかし政近も、両親の真意については詳しく知りません

神童と言われた子供時代

政近は周防の使用人たちからかつて『神童』と呼ばれていました。

祖父・周防巌清の「才能がある人間は、限界が見えるまで努力せよ」という考えにより、習い事をこれでもかと詰め込まれた幼少時代。
常人なら嫌になりそうなものですが、政近は違います。

祖父の期待に応えたい、母に褒められたい、妹を安心させたいという考えから、

水泳・空手・ピアノ・習字……すべてにおいて、他の生徒より好成績をおさめました。

とんでもない才能の持ち主でした!

コンクール等で目立っていた政近。
『周防』を隠していても、学園内には乃々亜等その時代を知る人もいます。

関連記事

ピアノコンクールの因縁対決➡【ロシデレ】6巻ネタバレと感想。政近のピアノ対決が熱い!【翻訳も】

『両親の離婚』によるトラウマ

政近・有希の両親は、政近が小学校高学年のころに離婚しました。

4年生か5年生あたりです

仕事ばかりで家に帰ってこない父親を責める母親は、政近がピアノを頑張っても「もう止めなさい」と否定してきます。

そんな母親に政近は「自分や父の献身・努力を受け取ってくれないクズ」というレッテルを張り、離婚時に父の方についていくことを決めました。

かなり巌清の考え方に浸食されてる感じがする…

しかし有希は

『でも……わたしが家を出たら、お母様が一人になっちゃう』

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん,4巻

と、深い愛情と強い意志で周防に残ります。

捨てられたような気持ちになった政近。
復讐として征嶺学園に自力で合格するも、首席入学したのは元気になった有希で……

自分が替えの聞く存在でクソガキだったと体感し、さらに自分の代わりに人生をささげた妹への苦悩が始まります。

妹が完璧すぎるのもつらい……

こちらも参考▼

【ロシデレ】有希と政近の関係を解説!恋愛感情は?苗字が違う理由は?

更に、離婚の引き金を引いたのが『感情を唯一表に出していた自分』だということにも、気づいてしまいました。

有希と政近の関係性は?

有希と政近

政近も有希はお互いを誰よりも愛しており、相思相愛の仲です。

しかしながら有希は政近に笑っていてもらう為に無理をしたり、
政近のほうには『周防』を押し付けた罪悪感があったりと、

簡単にハッピーにはいかない模様です。

周防を継ぐために無理をした有希

無邪気で好奇心旺盛な子供だった有希。
小児喘息を患ってからも、それは変わりませんでした。

しかし中学で再会した有希は、かつての『聞き訳が良い子供』であった政近のように、言動が変化していました。

無理をして身に着けた、周防家の跡取りとしてふさわしい立ち振る舞い。

それに心や体が追いつかなかったのでしょうか?
高校一年生の今も、有希には恋愛感情・性欲・羞恥心といったものがほぼ無い状態です。

薄い体も相まり、本人は内心でかなり焦っています。

こちらのエピソードも参考にどうぞ▼

【ロシデレ】7巻ネタバレ感想(ロシア語翻訳も)アーリャが恋を自覚?

巌清から兄妹の事実を口止めされている

周防家の体裁を何よりも重んじる巌清。
そんな巌清からすると、離婚によって父親につき、『周防』を捨てた政近は醜聞でした。

「政近はダメだ」と優美・有希の前で吐き捨てるように言ってのけ、周囲に兄妹だと話すことを禁じています。

優美のほうは、それに悲しそうな感じなんだよね……
実はいい母親では?

さらに生徒会選挙でアーリャについた(=有希の敵になった)政近に怒るなど、なかなか厄介な爺。
巌清は、政近が周防に近寄りがたい原因となっています。

現在の関係性は?両親の復縁の可能性

離婚した後もしばしば会っていた政近の両親。

政近は8巻の体育祭にて、優美と恭太郎が親愛の通った声で話しているのを聞いてしまいます。
それはかつて仲が良かったころの両親の姿。

  • 離婚は必要だったと言いながら、ずっと優美を愛し続けている恭太郎。
  • 夢遊病を発症し、日中もぼーっとしている危うい状況の優美
  • 母の病気の可能性に不安になり、心労で体調を崩す有希

今後一波乱あり、雨降って地固まる可能性も考えられます。

上手くいけば再婚するかもね!?

再婚の兆しが見えるのは9巻▼

ロシデレ9巻ネタバレ感想。母親・周防優美や巌清との対話の行方は?

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まとめ

【ロシデレ相関図】政近の過去とは?有希への後悔と周防家の関係についてをまとめると

  • 政近は、両親の離婚により自分の愛情の無さや、自分が変わりの聞く存在だということに絶望した
  • しかし有希への愛情は本物。有希からの愛情も本物
  • 有希は政近に心配をかけまいと無理をしている
  • 両親には何か事情があり、今後再婚する可能性も考えられる
  • 一番厄介な人物は、周防巌清

ということでした。

もし、政近が一度でも周防家を訪れれば何か変わるかも…?

主人公は過去を乗り越えることが出来るのか!?一緒に見守っていきましょう!

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ザクロ

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