負けヒロインが多すぎる!7巻のネタバレ感想記事です。
今巻ついに2年生編に突入!
今巻は新入生・白玉リコのマケイン騒動で、本格的な結婚式潜入ミッションでした。
総監督:朝雲、スポンサー:放虎原会長で不可能が可能になってしまい……!?
後輩旋風ヤバいです。竜巻みたいに吹き荒れます。
以下、マケイン7巻のネタバレ要約・感想をまとめています。
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登場人物
今巻のキーメンバーはこちら↓
白玉リコ | 新一年生で、小抜先生の大学の友達の妹。 結婚式場に潜入して停学になっていた。 |
田中雄二先生 | 温水たちの国語教師で、リコの姉の婚約者。 |
その他のキャラクターはこちらから
マケイン7巻をネタバレ要約
ここからマケイン7巻、章ごとのネタバレ要約になります。
時系列は温水たちが2年に進級した4月からです。
第一章「2年C組温水和彦」
甘夏先生の2年C組にクラス分けされた温水。
八奈見・小鞠・桜井・綾野・姫宮が同じクラスで、焼塩だけ離れてしまうという少し寂しい結果になりました。
そして文芸部のほうですが、新歓でやらかしてしまった一同。
そこに、小抜先生から友人の妹だという新入生・白玉リコを紹介されます。
問題を起こしたため停学中の訳あり物件。
一件ふわふわした守ってあげたくなるような女子ですが、男性に対してわざとあざとい言動をとる子でもあります。
第二章「実は私とこの人は」
仮入部したもののいまいち打ち解けられていない白玉に、温水は日曜にみんなで出かけないかと提案。
温水・白玉・八奈見・小鞠でイオンモール豊橋を周ることになりました。
ところがしばらく後に、「二人で抜け出したい」と温水を連れだした白玉。
連れていかれたアクセサリーショップにて、婚約指輪を取りに来る白玉姉と、その婚約者である国語教師・田中に出くわします。
遊ぶ決めたの白玉だったし、これが目的だったんだね
驚く姉たちに何故か「温水と付き合っている」と嘘をついた白玉。
タイトル回収!
二人と別れた後、遂に白玉の事情が明かされました。
姉と同じく田中のことが好きだった白玉。
幼馴染であるにもかかわらず、姉と付き合うのが遅かったので期待してしまっていました。
ところがもうそんな希望は無く、田中は自分を妹のように想う始末で……
再来週の土曜日には結婚式が控えている。
だから白玉は爪痕を残そうと、夜中に式場に忍び込み、姉のドレスを着て写真を撮ろうとして警察ざたになりました。
急にヤバい話に……www
これが停学の真実。
しかし失恋に泣く白玉の様子は温水がいままで見たマケイン達と変わらないもので……
温水は問題児を引き取るリスクも頭に過りますが、まだあきらめていない白玉に協力することにしました。
嬉しそうな白玉に観念してしまった一同……
第三章「蛇の道でしたらお任せを」
前例にたがわず、田中と姉の恋を邪魔するためにヤバい策を持ち出す白玉。
その中で温水がマシだと考え選んだのは、
「ウェディングドレスを着て、チャペルで姉より先に田中とツーショット写真を撮ること」
でした。
貯金100万円を使おうとするなど本気の白玉。
さらに、温水が相談していた桜井・綾野から話が回った生徒会長・放虎原と潜入捜査に定評のある朝雲が加わりチームが結成されます。
佳樹も途中まで協力。一気に本格的になりました
挙式はGW明けの9日後。この後、
- 志喜屋&温水で式場の下見(間取りや隠れられる場所確認)
- 式当日のスケジュールを把握し、綿密な計画を立てる
- 八奈見・温水・放虎原・白玉の変装潜入準備
- 作戦本部準備(式場隣の高校演劇部部室を手配)
等が行われます。
鈍感で白玉の感情に一ミリも気づいていない田中に、マケインびいきな温水はやる気です
第四章「白玉リコ・リベンジ大作戦」
遂に当日。
が式場に潜入します。
会長・温水の男装女装挿絵は必見です!
そして当初の予定通り、「予行演習」と称して放虎原・温水が新郎を連れ出し、白玉とのツーショットをバレずに撮ることに成功。
ミッションは達成されました。
ところが、後は撤退すればいいだけにも関わらず、白玉が行方をくらませます。
制服に着替えて式場内を探す温水。
白玉はまだあきらめきれず、新郎の一つ手前の控室でブーケを持って立っていました。
そんな白玉に温水がかけたのは、彼女の想いを肯定する言葉。
「……私にお兄ちゃんを奪えって、そう言ってるんですか?」
負けヒロインが多すぎる,7巻
「ああ、そう言ってる」
どうせ諦めきれないなら、諦めなくていい。
けれどそれは幸せ絶頂の今じゃなくーーー……
温水が暗に告げた言葉は白玉に伝わり、白玉は今自滅的な行動をとる事ではなく、長期戦に目を向け始めました。
そこに八奈見からの全力撤退合図。
途中で八奈見や小鞠の手助けもありつつ、2人は全力で式場から逃げ出しました。
靴を落とした白玉をお姫様抱っこで走った温水凄い!!
無事作戦本部(演劇部の部室)に戻ってくることが出来た二人。
疲れ果てた温水に、白玉はウェディングドレスを着た自らを再度「可愛い」と言わせ、驚くべきことを言います。
「キスーーしましょうか」
負けヒロインが多すぎる,7巻
うろたえながらも断った温水。
白玉は「意外と意気地なし」と言い残して式に戻っていきました。
多分「意外と格好いい」的なことを言おうとして止めてる
その後も白玉のウェディングドレスを着てみて、ファスナーが下りなくなった八奈見を手伝う等もう一仕事あった温水ですが……
2週間の仮廃部を経て、文芸部はどうにか難所越え。
白玉は佳樹の妹ライバルポジションに落ち着きました。
感想
マケインは数いれど、寝取ることも厭わないマケインはこの作品で初登場ではないでしょうか?
八奈見は微妙なラインですね
しかし白玉は常識的な面が全くないわけではなく、元々一人で事を成すつもりでした。
そこに踏み込んだのは紛れもなく主人公・温水。
やはりこの物語はマケインびいきの温水が回しているな~と感じます。
格好いいですね。
佳樹の関与を厳しく止めた兄っぽい姿も良かったです。
佳樹を巻き込もうとした朝雲へのフォローを辞めてしまったところ、結構好きでした。
さぁこの先どうなるのか白玉リコ。将来的にまた寝取りに行くのか、それとも温水に乗り換えるのか……
全然どっちの可能性も否定できないので、将来が楽しみです。
個人的には放虎原先輩の「叶わぬ恋に身を焦がすことも」が気になっています。
次巻の表紙は彼女だったり……しませんかね?
前巻と合わせても登場が増えている生徒会長。今後彼女のバックグラウンドが語られることに期待です。
例えば負けヒロインが多すぎる!(小説版)は
まとめ
負けヒロインが多すぎる!7巻についてまとめると……
ということでした。
また、この記事で紹介したのはほんの一部!
下記はガッツリ省略させていただきました。
気になったらぜひ読んでみてください!放虎原先輩の陸上着姿や、所帯じみた天愛星と温水の挿絵も必見です。
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