この記事では、『夏目友人帳』でお馴染みのニャンコ先生(斑)の正体について解説していきます。
ニャンコ先生は作者の緑川先生が
先生がいなかったら、夏目は立っていられない気がします。
夏目友人帳ファンブックより
とおっしゃっているくらい重要なキャラクター。
- 妖そのままの斑姿と、猫の依代に入った姿があるのはどういうことなのか?
- レイコや夏目との出会いは?
- そもそも基本プロフィールは?
- どれくらい強いの?
といったことを、ぜひ深堀りしていきましょう!
ここより先、ネタバレが含まれますのでご注意ください。
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ニャンコ先生の基本プロフィール
まずはザックリとプロフィールをおさらいです。
一見、ぽってりとした猫の姿をしている可愛らしいキャラクターですが、その正体は「斑」という大妖怪。
夏目の用心棒で、いざという時には姿を大きな狼のような形態に戻し、妖を祓う光を発してくれます。
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 斑(まだら) ニャンコ先生(夏目の名づけ。仮の名) |
別名 | ポンタ、ぶさねこ等 |
種族 | 妖怪(大妖) |
誕生日 | 不明 |
年齢 | 不明 |
身長・体重 | ドッジボール2個ぶん |
触り心地 | つるふか。 ベロア、ファー、ビーズクッション、ムートンなどが混ざった掴みどころのない感じ。 |
好きな食べ物 | エビ、イカ、酒 |
趣味 | 狩り(蛙、ネズミ、蝶) |
形態 | 本来の白い優美な姿 猫の依代に入った姿(一番多い) 人間(変身) |
夏目との関係 | 夏目が亡くなった折には友人帳を譲り受ける、ということを条件に用心棒をしている。 |
ニャンコ先生の正体と強さ。モデルはいる?
もう少し深堀りしてみましょう。
ニャンコ先生の正体とは?
ニャンコ先生の正体とは、招き猫の依代に斑という大妖怪が入った姿でした。
「依代」というのは、妖やらが憑依 (ひょうい) する器。
友人帳世界では、「封じる」というような言い方がされています。
人間との別れになれるほどには長く生きており、世慣れた中年のような性格。
夏目と会う十数年前に何らかの理由で依代に封印されており、
夏目が封印を事故のような形で解いてしまったところから交流が始まりました。
ニャンコ先生の強さは?
本当に強力な妖であり、戦闘時にはニャンコ時から一変して威圧的な存在感を示します。
かっこいいよね!
図体が大きいこと、飛べること、妖を祓う白い光が出せること、妖怪について詳しいことを合わせると、用心棒に申し分ない強さです。
ただ敵なしというわけではなく、妖世界にも神格クラスなどがいますので、そういう場合はできる限り関わらないようにを心がけている様子。
そのような知識を夏目にアドバイスしてくれるところも、心強い要素ですね。
ニャンコ先生(斑)にモデルはいる?実在する?
まず猫の姿ですが、これは「招き猫」だと明示されています。(詳しくは後述)
そして「斑」の姿ですが、これについては2巻の作者コメントにて
襟巻のイタチやキツネのようなスルッとしたイメージでした。
けれど今思えば、小さい頃に観た大好きな映画の中の、主人公を背に乗せて飛ぶ獣のイメージだったのかもしれません。
とのこと。
モデルは妖怪ではなく、実在の動物+映画で見たロマンを詰めたイメージなんですね。
ニャンコ先生と黒ニャンコの関係は?
ニャンコ先生と黒ニャンコ……つまり中身の斑とリオウに面識はありません。
ではなぜ似たような見ためなのか?ということですが、共通点は「同じ里で作られた依代である」ということ。
この招き猫依代のルーツについても25~26巻で言及されています!
招き猫の依代は白霞焼
ニャンコ先生の招き猫依代は、「灯邑の里」という焼物の里で生み出された幻の術具でした。
不思議な力が宿りやすいから「術具」。
そしてこの里で生み出された焼き物は、通称「白霞焼(はっかやき)」と呼ばれます。
ちなみに今は職人が一人しかおらず、既に生産することは不可能となっていますが……
かつては図録ができるほど沢山の猫が焼かれており……
彼らは現在も残っています。
ニャンコ先生に似た猫がいっぱいいるのは衝撃ですね
詳しく:夏目友人帳25巻ネタバレ感想。100話記念の依代の眠る里は必見!
斑とレイコの関係とは?
斑とレイコさんの関係は、ふわっとしか触れられていません。
(猫の依代に入ったのはレイコが死んだ後なので、ここでは斑)
分かっているのは
- 斑はレイコが挑んできた勝負を断ったため、友人帳に名前はない。
- レイコは斑に何度も勝負を挑みに来ていたが、ある日ぴたりと来なくなった。
- 斑が会っていたレイコはいつも一人だった。
ということだけ。
回想が制服姿だったため、学生時であることは確かのようです。
レイコとの勝負を断ったというのは新鮮!
これだけ見ても、斑はレイコに対して随分同情的だったことが読み取れます。
その時の想いを引きずって、夏目に対して接しているのでしょうか?
- レイコについてもっと詳しく▼
夏目友人帳|レイコの死因は?モデルはいる?強さや結婚事情を解説!
ニャンコ先生のおすすめ回 トップ3
それではここから、個人的なニャンコ先生のおすすめエピソードトップ3を原作から紹介します。
原作漫画31巻までを参考にしています。
【1位】依代の眠る里(25・26巻)
ニャンコ先生の依代のルーツが分かる回!
しかし個人的見どころはそこではなく、「ニャンコ先生が奪われる!」とかなりビクビクしている夏目への、ニャンコ先生の気遣いです。
「お前が恐れるべきは下等な狩人などではなく この私なのだ」
夏目友人帳,25巻より
といったように励ましたり、自分でも気づかずに不安に陥っている夏目の独り言を止めてみたり、
挙句ニャンコ先生を夏目のために守ろうとした名取に、初めてお礼を言ってみたり……
とても情に熱い部分が見れる素敵な回です。
もっと詳しく▼
夏目友人帳25巻ネタバレ感想。100話依代の眠る里は必見!
【2位】硝子の向こう(12巻)
アニメで印象深い人も多いのではないでしょうか?
夏目ビン詰め回。
ビンから出られない夏目の代わりに、ニャンコ先生が「夏目貴志」になる回です。
みため夏目、中身中年ニャンコの面白さに腹を抱えて笑った覚えがあります。
レイコさんVerニャンコ先生もかっこいいです。
【3位】闇に光るのは(3巻)
「以前は妖が見えていたのに、突然見えなくなった人」が初めて登場する話。
そのような可能性もあると知り、夏目は動揺します。
煩わしいと感じていた日々が突然途切れたら?
しかしニャンコ先生は、感傷的になる夏目に対しこう言います。
お前が見えなくなったとしても 友人帳を頂くまでは逃がさんからな
夏目友人帳,3巻より
この後先生を抱き上げて目を覗き込む夏目。
貴重な初期の、親愛を深めるエピソードです。
- 夏目はどんな人物?キャラまとめ記事▼
夏目友人帳|夏目貴志とは?相関図と家系図で解説!辛い生い立ちも
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なんだこれ— さとう (@nQXYYmmBD911158) May 26, 2024
まとめ
【夏目友人帳|ニャンコ先生・斑の正体は?レイコとの関係や強さを解説!】についてまとめると……
- ニャンコ先生の本名は斑。強い大妖怪で、夏目の用心棒である。
- 夏目が死んだ際は友人帳を譲り受ける約束をしている。
- 普段は白霞焼の里で作られた招き猫の依代に封じられている。
- ニャンコ先生はレイコと面識があったが、友人帳には名前が無い。
ということでした。
是非ニャンコ先生のおすすめ回は読んでみてください!
また、他の妖の強さや登場回についてはこちら▼
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