【ロシデレ】6巻ネタバレ感想。政近のピアノ対決が熱い!最後の翻訳も

【ロシデレ】6巻ネタバレ感想。政近のピアノ対決が熱い!最後の翻訳も ロシデレ
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2023年4月1日に発売された、時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(ロシデレ)6巻のネタバレ感想記事です。

前巻から引きつづき文化祭『秋嶺祭』!

今巻は何といっても政近のピアノ対決が見所でした。

アーリャの自分と政近への認識も言及され、キャラ理解が深まる濃い一冊になっています。

アーリャの嫉妬・努力の涙など目が離せません!

最後のロシア語の翻訳もご参考にどうぞ。

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以下、ネタバレが含まれますのでご注意ください。

ロシデレ6巻のロシア語の意味は?

ロシデレ6巻で使用されたロシア語の翻訳です。
出来る限りロシデレ公式から発表されたものを参照しています。

ロシア語日本語
表紙のアーリャ
Хорошо, я верю тебе.
わかった、あなたを信じてる。
最後、エピローグのアーリャ
Хоть навсегда.
いつまででも(公式情報
表紙裏の踊り子アーリャ
Что, я тебе нравлюсь?
あら、私が欲しいの?(公式情報

登場人物

生徒会メンバーイラスト・名前・役柄
今巻からの登場人物どんな人?
丸山叶毅の弟。
宮前玲亜乃々亜の妹。烈音の姉。
宮前烈音乃々亜と玲亜の弟。
スリットパイセン手芸部部員。政近とは中等部の頃からの知り合い。政近とは同級生。

異世界喫茶にエルフのアーリャ登場

クイズ大会の後、クラスの出し物の手伝いをする政近・アーリャ。
政近たちのクラスは、異世界コンセプト喫茶です。

そのため、安物の魔法使いに仮装させられた政近。
アーリャは、クラスメートの手芸部員に連れて行かれ、手の込んだエルフへと姿を変えました。

その完成度は素晴らしく、一気にざわめく会場。
政近は皆からのリクエストで、時間制限を設ける等場のコントロールに務めます。

政近は、雑用から副ギルドマスターへと昇格した

そこへ有希が現れ、ミルクを注文すると何故か始まる茶番劇。
政近は知りませんでしたが、異世界喫茶には裏メニューがあったようです。

しかし、お兄ちゃんとして害があるものを妹には飲ませられない
キャラを崩壊してでも、ギルドマスターに飲み物は大丈夫なものなのかと、本気で吐かせるのでした。

有希にぬいぐるみを贈る政近

宣伝も兼ねて、エルフのアーリャ&有希と秋嶺祭を周ることに。

まず、沙也加・乃々亜クラス合同メイド喫茶であくどいアイドル商売を目撃し……

次なる場所は、縁日風の出し物をしている有希のクラス。
政近は有希からの煽りで、射的で絶対に落とせないであろうぬいぐるみを狙います。

射的の玉の威力はかなり弱いです

一発では無理と判断し、複数の銃での連射でぬいぐるみを落下させた政近。

有希は政近がアーリャにプレゼントすると思いニヤニヤしていましたが、
政近がプレゼントしたのは有希。

昔喘息でぬいぐるみを持てなかった妹へ、まさかのプレゼントでした。

受け取った有希の、政近への想いが最高潮へと達します。

有希曰く、おっぱじめそうになったようです

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【ロシデレ】有希と政近の関係を解説!恋愛感情は?苗字が違う理由は?

その光景に、遠くから冷たい視線を送るアーリャ。

拗ねて「二人で周りたい」「ロマンチックに誘ってほしかった」とロシア語で文句を言うアーリャに対し、明日埋め合わせすると約束する政近でした。

アーリャさん『Fortitude』のリーダーに

バンド『Fortitude』メンバー
ボーカル……九条アリサ
ベース……沙也加
キーボード……宮前乃々亜
ギター……丸山毅
ドラム……清宮光瑠
マネージャー……久世政近

秋嶺祭2日目。

完璧なリハーサルを終え、本番前に自信がついた『Fortitude』。
そのバンドリーダーは、あっさりと満場一致でアーリャに決まりました。

毅に至っては既にアーリャがリーダーだと思ってたよ

一時解散してみんながいなくなったところで、アーリャの目からがこぼれます。

政近の期待に応えられるよう、不慣れながら皆とコミュニケーションをとったアーリャ。
認められて安心したようでした。

そんなアーリャの努力を祝福すると同時に、張りつめていたアーリャに気付かなかった自身に、自己嫌悪に陥った政近でした。

混乱のステージで『Fortitude』初ライブ

アーリャと政近がステージ裏で控えていると観客席から破裂音が聞こえてきます。

事態を確認すると、爆竹がステージに投げ込まれたようで、場がパニックになっていました。

飛び出して注目を集めるアーリャと、そこに爆竹を投げる男、爆竹を蹴り落とす政近……
男は桐生院菫の模造刀での迎撃により拘束されました。

桐生院菫↓

しかし迷惑客が秋嶺祭に集団で入り込んでいるようで……

ライブを決行させるため、事態の鎮静化に向かう政近と、政近の言葉を信じてその場の観客を落ち着かせるために残るアーリャ。

やがて各所で暴れる人たちも、駆けつけた征嶺学園の精鋭たちの手で制圧。

武力行使で場を制圧したよ

光瑠や玲亜、烈音も被害に遭いますが、政近と乃々亜の力で大事には至らず。
政近以外の『Fortitude』メンバーは、無事ステージに集合できました。

残念ながら事件の元凶と対峙している政近はライブを見ることはできませんでしたが……

政近から不安になるアーリャに「頑張れ」とメッセージが!

政近の想いに応えるよう、『Fortitude』は最高のライブを仕上げるのでした。

ライブは大盛り上がりで大成功を収めるよ

黒幕の正体とその目的は!?

関連人物まとめ
加地泰貴
現風紀委員長。中学時代の生徒会長。
桐生院菫(読み:バイオレット)
女子剣道部部長。雄翔とは従兄弟で、中学では生徒会選挙のパートナー
桐生院雄翔
通称ピアノ王子。生徒会長を狙っている。

今回、炎上系ユーチューバーなどの迷惑客を多数引き入れた犯人は、『桐生院雄翔』でした。

目的は、現生徒会の信頼を失わせることで、副会長を盾に脅された風紀委員長の加地も協力者でした。

前巻で「会長」と言ってたから統也かと思ってたけど、中学時代の生徒会長「加地」でした。

来光会(OB会)に今回のことを不問にしてもらおうと考えていた雄翔。

その目論見通り、過去の時代にもっと過激な選挙戦を勝ち抜いてきたOBたちは、今回の出来事を余興のように楽しんでいました。

来光会は不問にできるだけの権力がある…

しかしそうはさせない政近。
先に来光会の待機場所にて待ち伏せていた政近は、雄翔と相対します。

話術と武力での対話の末、政近と雄翔は因縁のあるピアノで対決することに。

桐生院は負けると今回のことを全部白状することになるよ

政近ピアノ対決!まーちゃんの為のピアノ

マーシャのイラスト

講堂で大々的に行われるピアノ対決。
立ち合い人として、マーシャと菫先輩が場を仕切ります。

しかし政近の目的は来光会との接触を阻む事なので、既に完遂済み。

そこで政近は、「ピアノ演奏を聴かせる」と約束していた「まーちゃん」の為に弾くことにしました。
選んだ曲はショパンの『練習曲10第3番 ホ長調』。副題は『別れの曲』です。

ただまーちゃんとの約束を果たすべく、さーくん(周防政近)としてまーちゃんの為に。

そして、ピアノを弾き終えると、ロシア語でまーちゃんとの恋に感謝し、別れを告げるのでした。

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【ロシデレ】マーシャの彼氏をネタバレ解説!さーくんの正体とは?

これを聞いたアーリャは、「誰かに捧げる恋歌」だと感じて強烈に嫉妬しました

ドレス姿のアーリャとロマンチックなお誘い

ピアノ勝負の後政近にしがみつき、噛みつく(物理)という独占欲を見せたアーリャ。

残すは後夜祭のみとなったところで、政近はアーリャを誘い、手芸部部室を訪れました。
政近の「埋め合わせ」実行です。

戸惑うアーリャはスリットパイセンに純白のドレスに着替えさせられます。

政近も、騎士の服へとお着換えタイム

そして約束通り、政近からロマンチックなシチュエーションでダンスのお誘いが。
今だけはお互いがパートナーであると、同じ想いを抱く2人。

「貴方のパートナーを務める栄誉を」という政近に、アーリャはロシア語で…

「Хоть навсегда」(読み方:ホーチ ナフスィグダー)(日本語訳:いつまででも)と応えるのでした。

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ロシデレ|付き合うのはマーシャ?アーリャ?告白やキスはいつ?【解説】

感想

実はちょっと今巻、モヤっとしてしまった点がありました。
それは、桐生院雄翔と政近のピアノ勝負で5年のブランクがある政近が勝ってしまった点です。

相手の実力がそれほどではないのなら可能かもしれませんが、雄翔は『ピアノ王子』と呼ばれているピアノ部部長。
練習無しで曲は覚えているのか、指は動くのか等少し疑念が残ってしまいました。

あと、演奏聞いただけで「これは誰かに向けた恋歌」ってわかる?
せいぜい「感情こもってるな~」くらいでは?

逆に読めてよかったと思うのはアーリャの心です。政近への想いが優しく語られていました。

政近を「魔法使い」に、自分を「ロープが切れた気球」に例えたアーリャにはかなりの納得感。
キャラ理解が深まりました。

更には、物語早々にアーリャがエルフ姿になるという驚きも。
他のキャラも有希は浴衣、乃々亜と沙也加はメイドなど今巻はコスプレイラストもオススメでした。

マーシャはバーテンダーの服…文化祭の醍醐味だね!

又、政近が自己嫌悪に陥った際にマーシャ、有希、綾乃のそれぞれの優しさに触れ、慰められるのも見どころです。

秋嶺祭は無事終了しましたが、元のバンドであるルミナズの問題、今回の主犯である雄翔の処分はまだ解決していません。

バンド『ルミナズ』メンバー
ボーカル…白鳥奈央(春日野と付き合っていた。水無瀬と幼馴染、家の都合で転校した)
ベース…春日野隆一
キーボード…水無瀬里歩
ギター…丸山毅
ドラム…清宮光瑠

政近が呼び出した白鳥と再会した毅・光瑠がどうなったのかが気になります。

この続きは7巻↓

【ロシデレ】7巻ネタバレ感想(ロシア語翻訳も)アーリャが恋を自覚?

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まとめ

ロシデレ6巻ネタバレ感想

ロシデレ小説6巻について、ネタバレを含めてまとめると…

  • クラスの出し物で、アーリャがエルフとなる。
  • 乃々亜と沙也加はメイド喫茶、有希は縁日、マーシャはマジックショーなどの出し物をしている。
  • アーリャが『Fortitude』のリーダーとなり、ライブは大成功!
  • 学校内の各所で、招かねざる客と客によるトラブルが続出、政近たちは場の沈静化へ。
  • トラブルの黒幕である桐生院雄翔と政近がピアノ対決。
  • まーちゃんを想いピアノを弾き、雄翔とのピアノ対決に勝利。まーちゃんとの恋を終わりに。
  • アーリャは政近からロマンチックなシチュエーションで後夜祭へと誘われる

乃々亜と沙也加のメイド喫茶や茅咲のマジックに加えて、綾乃のご奉仕タイムとガッツリ省きましたので、気になる方は是非読んでみてください!

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