緑川ゆき先生による人気漫画『夏目友人帳』。
人と妖とのかかわりを描いた感動作です。
この記事では夏目友人帳内に登場する「別れ」に関する名言を抜粋。
そのセリフが発された状況の解説と共に、お届けしていきます。
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別れへの恐れを取り払うニャンコ先生の名言
「言っとくがな夏目 お前が見えなくなったとしても 友人帳を頂くまでは逃がさんからな」
夏目友人帳3巻より
まずは主人公夏目の相棒的存在・ニャンコ先生の名言です。
素直じゃない先生ですが、夏目が不安や良くない思考に陥った時、絶妙なタイミングで素直じゃない励ましの言葉をかけてくれます。
夏目が初めて「年を取ったり何らかの原因で妖が見えなくなる可能性がある」と知った時、先生は夏目に上のようなことを言いました。
妖怪たちとも友情を深めていっている夏目。
それが突然無くなることもあるかもしれない。
けれど見えないとしても、夏目の手元に友人帳がある限り、ニャンコ先生は離れてはいかない。
天邪鬼な愛情を感じる、ニャンコ先生の名言でした。
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別れを阻止する名取の名言
「夏目は捨ててはいけないんだ きついかもしれないけど 夏目にはきっと必要なんだ 必要なんだよ」
夏目友人帳12巻より
こちらは原作でも評価が高いオミバシラ回。
友人・田沼を妖世界に巻き込み無茶をさせてしまい、「もうここにいては駄目なのではないか」と考える夏目に、名取がかけた言葉です。
自分は捨ててしまったけど、夏目にとって友人は必要なものだから捨ててはいけない。
責任感から別れを覚悟した夏目を踏みとどまらせ、前を向かせた誠実な名言でした。
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死んだ両親の写真に関する名言
「--しっかりしろ夏目 つかなくていい嘘はつくな」
夏目友人帳11巻より
主人公・夏目は幼いころに両親と死に別れています。
その後「思い出すと辛いから」と、写真も見ないようにしていた夏目。
しかしある日、その写真を落としてしまいました。
友人たちと一緒に居た時だったため、そのことを隠した夏目ですが、
気づいた田沼は、珍しく叱るような口調で上の言葉を西村と北本も呼び戻して全員で写真を捜索させました。
田沼に上の言葉をかけられて、初めて「大切な写真だ」と言うことが出来た夏目。
夏目が長い時間をかけて両親の死に向かい合うことのできるようになった、きっかけの名言でした。
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遺品を「宝物」と称した多軌の名言
「ーーそう… じゃあ 夏目くんの宝物なのね」
夏目友人帳5巻より
夏目の祖母の遺品「友人帳」を、多軌は「宝物」と表現しました。
人には読めない妖文字が綴られた冊子の為、気味悪がった親戚たちもいた「友人帳」。だからこそ、夏目にとってはかなり嬉しい表現だったと思われます。
妖研究をしていた多軌の祖父。その祖父が抱き好きだった多軌だからこそのセリフでした。
その想いは、友人帳と多軌の祖父の陣が禁術だと知ってからも変わりませんでした。
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多軌の祖父を看取る妖たちの名シーン
「よくなれ」
夏目友人帳11巻より
「よくなれ慎一郎」
「このままなんてつまらんぞ」
「会いたいと言ったのはお前じゃないか」
「よくなれ」
多軌の祖父・慎一郎の病床で、慎一郎を囲んで、病が治ることを熱望していた妖たちの回想も、泣ける名シーンです。
聴診器のようなものを作り、医者の真似事をする妖たち。
妖の見えない慎一郎の傍にずっと居続けます。
幼い多軌と一緒に涙する優しさは、人も妖も変わりませんでした。
夏目もいつかこのように沢山の妖たちに囲まれてなくなるのではないか?そんなことを予感させられる、悲しくとも幸せな死の様子でした。
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多軌家の他の家族は?
人と妖の恋別れの名言
「ふるえていたのに 助けてほしいと言ってみたら まっすぐに私の目を
夏目友人帳16巻より
ーーはじめて 人の目を見た…
…ああ それは とても とても」
多軌家に迷い込んだ妖を、陣を描いて助けた多軌。
一度怖い目にあったため恐怖を伴いながらも、しっかりと妖をみつめた多軌のことを忘れられない妖がいました。
しかし本来、多軌は妖が見えるわけではありません。
この妖は「見えないことはいないこと」だと、多軌本人には何も告げずに去っていきます。
上の言葉は、妖が夏目に吐露した、叶わない憧れの感情でした。
離れていても消えない友情の名言
「あいつに娘が… 家族ができたと知って俺はーー
夏目友人帳26巻より
震えるほど嬉しかったんだ」
20巻から登場する元祓い屋・依島さん。
見た目よりかなり歳をとっているらしい彼ですが、大学時代のルームメイト「日下部さん」への友情に心打たれます。
大学時代、愛する恋人「清子さん」を事故で失くしてしまった日下部さん。
しかしある日、日下部さんから「娘の話」が書かれた手紙が届きます。
依島さんは友人が恋人の死を乗り越えて前を向けるようになったのだと喜び、何年たっても消えない友情を見せてくれます。
それから先も依島さんと日下部さんが生きて会うことはありませんでしたが、距離があっても変わらないものがあることを教えてくれる、美しい名言でした。
露神様の別れの名言
「けれど一度愛されてしまえば 愛してしまえば もう忘れることなどできないんだーー…」
夏目友人帳1巻より
エピソードとして人気が高い、露神様とハナさんのエピソード。
露神様は、学生のころからずっとお参りに来てくれるハナさんを愛し続けました。
ハナさんが亡くなった時、他に供物を貰える場所に移動しなかった露神様も一緒に消えてしまいます。
「最後まで別れない」という、一つの愛の形です。
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漫画raw見てたらウイルスが止まらへん
なんだこれ— さとう (@nQXYYmmBD911158) May 26, 2024
まとめ
以上、名言・名シーンの数々でした。
しかし一方で、夏目友人帳では「言葉にしない優しさ」も描かれています。
全て話してしまうのではなく「あえてそこは言わない」という思いやり。
そういったことは原作の構成や間からしか読み取れないようなものなので、是非この記事をきっかけに、『夏目友人帳』を読み、その温かさに触れてみてください。
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