夏目友人帳30巻のネタバレ感想記事です。
今巻は箱崎邸の1話の後、祓い屋たちが集まるオークション3話(未完結)という構成でした。
前巻の如月壮で会ったメンツと田沼と伴と黒ミサと…カオスな空間にドキドキです。
以下ネタバレが含まれますのでご注意ください。
初めての方限定!
夏目友人帳4冊2,112円が、212円で読めるDMMブックス夏目友人帳ページへ
- 登録は、AmazonアカウントやX・Googleアカウント使用で簡単
- 夏目友人帳小説版もそろっていて品ぞろえ良し!
▼▼いますぐクリック▼▼
電子書籍サイト DMMブックスへ
120話【常世を覗けば】
箱崎紅子さんから「屋敷の中に幽霊がいる気がする」と相談を受けた夏目。
以前名取と一緒に書斎探しをした家です。
紅子さんの祖父の式が、夏目の祖父を見たことあるとかないとか…
- 箱崎さんとは?▼
夏目友人帳|祓い屋回まとめ#箱崎さん
どうやら紅子さんの亡き祖父・箱崎源造さんを慕っていた妖たちが、集まって騒いでいる様子です。
紅子さんがドアの穴から中を覗くと、そこには紅子さんからの誕生祝を喜び、妖たちと騒ぐ源造さんの姿が。
しかしドアを開けてみると誰もおらず……
120話ネタバレ感想
紅子さんが求めている幽霊は「祖父の霊」だと気づいて、そのまま告げて良いものか考える夏目が、相変わらず繊細で好きです。
そして源造さんの屋敷を売り払っていない紅子さんに嬉しくなりました。
いい話かと思ったら、遺品を転売されたという俗っぽい理由も出てきて納得。
そうですよね。前に祓い屋たちが屋敷捜索していたとき思ってました。
高額そうなものなのに、そんな粗雑に扱わせていいのかと。
良いものが沢山ありそうな屋敷ですよね。
少し動かして、同じ綺麗な模様が見えなくなった万華鏡…
ずっと同じものが見れなかった祖父と孫が物悲しいですが、今回一瞬だけ見えたのは良かったのかな?
いつか祖父の霊に会えるといいですね。
121話【とある少女の肖像 其の一】
紅子さんから「源造さん宛に来た古物ギャラリーの招待状」を貰った夏目は、偶然会ったクララ(アリサ)と共に行くことに。
- クララは前巻登場▼
夏目友人帳29巻ネタバレ感想。名取が悪者に?黒ミサこと黒峰美彩も
しかし訪れてみると、会場の仲冨邸には妙な雰囲気がありました。
こちらも偶然来ていたオカルトライターのシノブに聞いてみると、なんとここは
「妖祓いに興味を持つ者が集まるオークション会場」だとか。
出品物も、呪術・まじない・占いの道具などがそろえられているようです。
稼ぐことを考え良い術具を落札しようとする人々。
夏目は帰りたくなったところで、一つの絵をみつけます。
なんだかレイコさんに似ている絵。
しかしここでトラブル発生。
盗難事件が発生したせいで、会場から出られなくなりました。
伴さんに似た後ろ姿を見たため追いかける夏目。
強引に術具を奪う人判定されている…
- 伴とは?▼
夏目友人帳|祓い屋回まとめ。#伴家
すると何故か田沼を発見。なんと知り合いの出品物を代理で持ってきていました。
さらに田沼は「黒ミサこと黒峰美彩がこの会場に来ている」という噂を聞いて、調べたいと思っていたと言い出しーーー?
121話ネタバレ感想
怒涛の展開、登場人物が濃い長編が始まりました。
アリサ、シノブ、伴、田沼、黒ミサ……そして盗難事件にレイコさんっぽい絵です。
余談ですが、120話の最初で紅子さんが源造さん宛の郵便物を見ていたの、今回夏目が招待状を譲り受ける伏線でしたね。
気になったところを一つずつ上げると、まずはアリサ。
「(この場所で)いいものが見つかる」と言った顔が意味深で、なんだか怪しく感じてしまいます。
次にシノブ。
夏目が「妖払い系オークション」と聞いてすぐさま帰ろうとしたのを見て、祓い屋に詳しいのかと感づきましたね。
彼女は食えない感じがします。
そして仲冨邸の天井から出ている妖。
じっとしていて害はないようですが、なんなんでしょうか?
最後にレイコさん似の絵です。
この絵を見つけた時の夏目の描写がかなり意味深なんですよね。
ため息をつきながら下を向いて歩いていた夏目は、ニャンコ先生が何か言った気がして顔を上げました。
しかし実際先生は何も言っておらず、顔をあげたらこの絵があった……
つまり夏目は他から呼びかけられた可能性があるんです。なんだか運命的ですね。
夏目とレイコさんならできてしまいそうな気がする…どうだろう…
ちなみにこの巻ではそれがどんな絵なのかは描かれていませんが、
タイトルの「とある少女の肖像」はこれかもしれません。
- まだまだ謎の多いレイコ▼
夏目友人帳|レイコの死因は?モデルはいる?強さや結婚事情を解説!
122話【とある少女の肖像 其の二】
田沼が案内されていたVIPルームで情報交換をする田沼と夏目。
夏目は田沼に、伴さんに以前ニャンコ先生が狙われたこと(25・26巻)、伴さんには主である女性コレクターがいることを話します。
それが黒峰美彩かもしれない……
とりあえず黒いベールの女が入っていった部屋に向かいますが、そこで伴と鉢合わせ。
夏目たちは隠れて、田沼だけで相手をします。
上手く隠せたものの、田沼の持つ出品物に目を付けた様子の伴。
田沼のほうも、見坂さん(田沼が預かった出品物の持ち主)が出品しようとした原因は、伴が脅したからではないかと怪しんでいます。
引き続き黒ミサを探すため、単独で動く夏目。
部屋で待機していたのに、伴が木偶を仕掛けてきたため逃げて動くことになる田沼&先生。
そして再度の紛失事件ーーー。
そんな中、夏目は黒いベールの人物を見つけ声をかけますが、それはなんと的場静司でした。
的場が黒ミサであり、伴の主は的場の姉だと発覚します。
122話ネタバレ感想
的場さん女装ですか…!?そんなベールで体格誤魔化せるんですか…!?
というところにまずつっこみたい。
でも、お綺麗すぎて違和感が仕事していません。
みつあみもお似合いです。ベール全部外した姿も見たいですね。
まぁとにかく、黒ミサ=伴の主は誤解だったわけです。
的場の姉ということは依り代の里の時に分かっていましたが、夏目からすると初情報ですね。
今回は田沼のナイスアシストが光りました。
腹芸や人間相手の機転なんかは夏目より得意な彼。
逆に伴のほうは苦手なのか隠す気が無いのか……結構分かりやすい感じです。
それにしても、うんちく披露しているシノブさんが祓い屋に詳しくてびっくり。
弓に長けた一族、紙を操る一族……的場と名取ですよね。
そして謎がもう一つ。田沼が預かった出品者・見坂さんを脅したのは伴。
しかし他の盗難に遭った男性をそそのかしたのは「長い髪で身なりの良い女性」でした。
一体だれのことでしょうか?
123話【とある少女の肖像 其の三】
黒ミサは的場一門が情報収集するときにチームで使っている架空の名前でした。
盗難事件とは無関係の的場も、夏目から今回の件を聞いて調査に乗り出します。
盗まれているのは「仲冨コレクション」の内2つ。
田沼の持つ「太刀」もターゲットになっています。
会場の旧仲冨邸。
先祖代々伝えられてきたお宝があると噂のこの家は、政界にも名の通った名家でした。
しかし養子である最後の当主は、家を売り払ってどこかへ行ってしまった……。
この家の事情が何か関係があるのでしょうか?
そして夏目が尋ねたことで、的場の姉についても発覚します。
的場の姉は、一門の跡継ぎに選ばれるのが静司だから弟を嫌っていた、面倒な人とのこと。
そしてこの館に肖像画があるそうです。
仲冨邸と的場一門の関係って?
黒いドレス、黒いロングヘアの女性の、的場の姉の肖像画。
しかしそれはーーー
オカルトライター・シノブと同じ顔でした。
一方職員(キュレーター)の7番ちゃんに呼び止められていた田沼。
ところが太刀の引き渡しを拒否すると、7番の様子が豹変。
怪しげな香のようなもので、田沼は意識を失ってしまいます。
123話ネタバレ感想
シノブさん笑顔が怖いです!!
背後に立つのはとてもやめて欲しいですね。
それにしても肖像画と現在のシノブさんが違いすぎる。
髪を切って、染めて、ドレスを男装にした姿…前髪まで全然違うので「夏目よく既視感覚えたな!?」と思いました。
夏目が的場さん(黒ミサ)を見つけた時、的場さんはこの絵を見ていましたね。
姉の絵を見て何を考えていたんだろうなぁ…と気になるところです。
「嫌われていたからどんな人かがよく分からない」……姉に対してこれは、若干寂しさを感じます。
しかしシノブが髪を切ったのはごく最近なのか…?
出品物を盗まれた男性は今回の出品を「髪の長い女性」にそそのかされたと言っていました。
7番ちゃんは長いというほどではない……なら、シノブの線が強いわけです。
勿論ウィッグの可能性もあるわけですが。
というか、同じ館内で男装してる姉と女装している弟がいるわけですよね!?
なんて面白い展開……鉢合わせて欲しいです……
史信まとめ記事:【夏目友人帳】的場姉とは?ラスボス感溢れるヤバい人!黒ミサとの関係も
そして書きたいことが大すぎる回ですが、もう一つだけ。
的場への借りを「恩がある」と言い換えた夏目。
ここ、個人的にはめちゃくちゃズルいと思うんですよね。
「貸しがありましたよね?」と交渉に使おうとする的場に、この返しはズルい。
友人帳も、元は借用書がモデルだとファンブック↓に書いてありましたが、緑川先生はそれを「友人帳」と名付けたわけです。
事務的なワードを温かみある言葉に変化させてしまう……
的場がこれに何を思ったのか、是非胸の内を覗いてみたいなぁと思います。
さて、背後に立たれた夏目もピンチですが、7番に仕掛けられた田沼が危ない!
超気になる展開で次巻に続きます。
【90%OFF】で夏目友人帳を読む
原作漫画は電子書籍サイト・DMMブックスにて90%OFF(上限2,000円引き)で読むことができます。
(※ただし初回利用限定)
1冊528円のコミックスが53円!?
夏目友人帳は4冊2,112円が、212円になるので
まだ利用したことが無い人は、使ってみないと損です!
登録は、AmazonアカウントやX・Googleアカウント使用で簡単。
夏目友人帳小説版もそろっていて品ぞろえが良いので、是非利用してみてください▼DMMブックス夏目友人帳ページへ
違法アップロードで読むのは危険▼
漫画raw見てたらウイルスが止まらへん
なんだこれ— さとう (@nQXYYmmBD911158) May 26, 2024
まとめ
夏目友人帳30巻ネタバレ感想、要所をまとめると…
- 箱崎紅子さんは、箱崎邸を売らずに大切にしている
- 紅子さんから貰った古物ギャラリーの招待状は、実質祓い屋たちが集まるオークションだった
- 会場内には夏目と先生のほかに田沼・的場・シノブ・アリサ・伴がいる
- 黒ミサは的場で、的場の姉はシノブだった
- 田沼がピンチ!
ということでした。
今巻絶対見逃せない巻なので、是非読んでみてください。
コメント