夏目友人帳26巻のネタバレ感想記事です。
ポチップ
前巻の記事：夏目友人帳25巻ネタバレ感想。100話記念の依代の眠る里は必見！
26巻には
- 103・104話：ニャンコ先生の依代である白霞焼の里で、祓い屋たちとヤバいコレクターから逃げる「依代の眠る里」
- 105話：ニャンコ先生と田沼と不思議な東屋の話「クッキーと森の入り口」
- 106・107話：依島さんと、亡くなった依島さんの友を訪ねる「亡き友を訪ねて」
が収録されていました。
以下ネタバレが含まれますのでご注意ください。
103話【依代の眠る里④】
禁忌の陶器人形に襲われる名取とにゃんこ先生。
陶器人形は猫たちを5匹ほど食べてしまい、名取は一旦退却を選びます。
一方、夏目と的場。
声が聞こえた家に夏目が立ち寄ると、巾着を持った1匹の猫が現れ、一緒に行動することになりました。
そこを陶器人形に見つかり危険な状況になりますが、間一髪で的場に助けらます。
伴も制御できていない陶器人形。
手に入れたい的場が無茶をするのを、夏目と合流した名取が止めました。
103話 ネタバレ感想
名取が紙を操る術を使おうとすると、友人帳が巻き込まれるという展開が驚きでした。
こんなこと起こるんですね。
陶器人形も本当に厄介。
なんでも欲しがらないで的場さん……
強さに執着する的場は少し狂気じみていて怖いです。
これだと夏目のことも、いつまでも諦めてくれない気がしますね。
そんな的場を見た後に名取を見ると……爽やかーーー！
伴さんは何か特殊な「目」を持っているとか。
なんなんでしょう。妖の目を持ち歩いているとかじゃないですよね？やだなぁ。
104話【依代の眠る里⑤】
陶器人形を壊せば、食われた猫たちを助けられるかもしれない。
人形を制御したがる的場には諦めてもらい、陶器人形を壊すことになります。
名取と的場が術で陶器人形を捉え、猫たちが職人・カネツグが作った槌を使い人形を壊します。
壊れた瞬間夏目に流れ込んできたのは、禁忌を犯してしまったカネツグの後悔。
猫たちはその後悔を抱えて、それぞれ去っていきました。
夏目たちの妨害に気づいた伴は争いたくない為か退き、的場が結界を解除したことで無事帰宅できることに。
今回的場は夏目に貸しを作った形なので、夏目は「的場さん個人の為だったら」といつか返すことを約束します。
また、祓い屋同士の事情についても少し明かされました。
伴の主である女性コレクターが愛蔵していた壺を末崎邸で見かけた名取。
反的場派が手を組んでいるのではと感じ、今回連絡を入れたそうです。
名取の密告を受けて、末崎氏に壺を返却させ、的場一門の方と良い関係を結ばせた的場。
そして、1つ伴に忠告しました。
「姉さんは猫が嫌いだから、猫の依代は欲しがらない」と。
104話 ネタバレ感想
さっ…最後の一言～～～～！
伴の主である女性コレクターは、的場の姉でした。
ということは、そもそも壺は的場の姉のもので、名取はそれを知っていた……ということです。
名取も的場姉に会ったことがありそうですね。
今回、名取が的場に肩入れするような行動を取ったのは少し意外でした。
それが祓い屋業界を想ってのことなのか、それとも的場姉に対して何か思うところがあるのか……
そのあたりの話も番外編（過去編）で欲しい！
あとは陶器人形を挟んで、名取と的場が術をかけているシーン、超かっこよかったです！
同業者としての連帯的認識があるとか……
ニャンコを引き取りたかったのに振られてしまった的場さん、可愛そうに。
伴さんもまだ登場しそうですし、猫たちはどうでしょうか？今後の展開に繋がりそうな予感があります。
100話から104話までの「依代の眠る里」、本当に名作でした。大満足です！
105話【クッキーと森の入り口】
落ちているお菓子を追って夏目にたどり着いた田沼。
それはにゃんこ先生が落としていったクッキーでした。
ニャンコ先生は東屋を秘密基地にして楽しんでいたため、夏目と田沼もくつろがせてもらいます。
東屋の家主と文通する二人。
障子を破ってしまい貼り直したり、頼まれて種を蒔いたりもしました。
その後、東屋の家主の夢を見た夏目。
訪れてみると、蒔いた種が美しく咲いていました。
東屋そのものが妖的な存在だったと思われます。
105話 ネタバレ感想
「秘密の花園」ならぬ「秘密の東屋」。
お菓子を追うシーンもヘンゼルとグレーテルのようで、どこか童話的な雰囲気あるお話でした。
花といえば、夏目の母やレイコさんも花が好きだったので、その東屋の家主がもしかして夏目の祖父だったり……と考えてしまいました。
そんな展開、胸熱ですよね。
夏目の祖父考察記事：【夏目友人帳】祖父についてネタバレ考察！レイコの夫は祓い屋？！
あと、この話は灯邑の里の報告回でもあるとか。
「白霞焼」というワードを最初に出したのは田沼でしたもんね。
とは言っても伴や的場の名前は出さずに報告。
関わってほしくない夏目の気持ちが手に取るように分かります。あいつら危なすぎる。
106話【亡き友を訪ねて①】
バスの中でばったり依島さんと出会った夏目＆ニャンコ先生。
依島さんは亡くなった友人の家に向かうそうで、夏目も一緒に行くことになりました。
到着した日下部邸で、依島さんは亡くなった友人の娘に出迎えられます。
着物を着た蝶子さん、月代さん、華江さん。
しかし、日下部さんの娘は2人のはずだと、依島さんは言います。
そして日下部さんも妖が見える人でした。
果たして偽物は誰なのか…？
106話 ネタバレ感想
依島さんと話をしているうちに、かつての自分と重なるような孤独感を感じる夏目。
だいぶ年上のはずなんですが、是非とも救ってあげて欲しいです。
腕に妖が成り代わっているとか本当なんでしょうか？
いつか話して欲しいですね。どうにかなるものなのかも分からないけど。
姦しい三人娘に帰りたくなってしまう依島さんに笑います。
ところで、日下部猛さんは分かったので、依島さんの下の名前もプリーズ！！
依島さん考察記事：【夏目友人帳】依島さんの正体を考察！声優や祖父説についても
107話【亡き友を訪ねて②】
偽物の娘を見極めようとしますが、あまりにもナチュラル三姉妹で何もわからない依島さん。
夏目を妙な事態に巻き込まないよう帰らせようとしますが、夏目は「友人のために行動するのは大切なことだから」と協力を申し出ました。
日下部とは同じ学生寮で過ごした友人だった依島。日下部の恋愛を一押ししたというエピソードもありました。
しかし、日下部の恋人・清子さんは事故で亡くなり、ふさぎ込んでいたことも。
だから「娘がいる」との手紙は震えるほど嬉しかったと、依島は言います。
突然の停電が起こり、依島が娘たちのところに駆けつけると、そこにいたのは人形でした。
実は日下部は結婚しておらず、3人の娘は骨董屋で買った人形だったのです。
手紙で「娘」と表現したのは、ただ愛着を込めてそう呼んでいただけでした。
娘たちは、依島を歓迎し、騒がしく過ごしていた日下部との日々を再現して見せたのです。
日下部が返し損ねていた本を受け取った依島。
そこには、病気で力が入らなくなった日下部が出さなかった手紙が、挟まっていました。
107話 ネタバレ感想
依島さんの友人への想いが……凄い、エモい。
恋人を失い、塞ぎ込んでいた友人が幸せになったことを喜ぶ依島さんのカット、絶対見るべきです。
大学時代の「お前はいい男だから振られるわけがない」と後押しする依島さんもいい。
友情の最上級ですね。
だからこそ、依島さんの腕の件は早急に解決すべきじゃないですか！？
今回も、親友の死に目に会えないという大きな実害が出ていたわけですよね。
早く夏目に相談してください。
依島さんがネガティブな感情にとらわれていた中で、
「友人のために行動するなら手伝わせてくれ」と言った夏目の力強さよ……
これぞ主人公力。
まとめ
夏目友人帳26巻ネタバレ感想、要所をまとめると…
- 依代の眠る里：灯邑の里で禁忌の陶器人形と対決し、伴も引いてくれたので無事帰宅できた。
- クッキーと森の入り口：秘密の東屋で田沼に里でのことを報告した。
- 亡き友を訪ねて：依島と共に依島の亡くなった共を訪ねた
ということでした。
名取さんも的場さんも依島さんも重要人物で、今回全話必見回でした。
関連記事：【夏目友人帳】依島さんの正体を考察！声優や祖父説についても
是非読んでみてください↓
ポチップ
次の巻の記事へ：夏目友人帳27巻ネタバレ感想。ちょびの正体はまさかの○○！？
コメント