夏目友人帳25巻ネタバレ感想。100話記念の依代の眠る里は必見!

目友人帳25巻ネタバレ感想。100話記念の依代の眠る里は必見! 夏目友人帳
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夏目友人帳25巻のネタバレ感想記事です。

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前巻の記事:夏目友人帳24巻ネタバレ感想。タキの兄・勇や三篠と田沼の交流も

25巻には

  • 中級たちの旅が小物妖視点で描かれる「特別編21」
  • 100話~102話:ニャンコ先生の依代である白霞焼の里で、祓い屋たちとヤバいコレクターから逃げる「依代の眠る里」
  • ラッピングされたニャンコ先生の謎「特別編22」

が収録されていました。

以下ネタバレが含まれますのでご注意ください。

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特別編21

中級二匹のイラスト

とある小さなあやかしの視点で描かれています。

大あやかしに踏み潰されないようにするため、小あやかしは中級たちにくっついて森を抜けることにしました。

夏目の頼みによりサギを逃がすため奇妙な空間を旅する中級二人と、くっついて旅する小あやかし二匹と、それから……

特別編21ネタバレ感想

妖怪の世界の不思議な空間は、相変わらず夢があって魅力的です。

特に籠だらけの場所の正体が気になりますね!

中級たちが命知らずの冒険をしているのも意外で、もっと小物のイメージがあったので驚きました。

最後の「エッもしや……!?」のミスリード好きです。
しっかり騙されました。

100話【依代の眠る里①】

灯邑地区イメージ

田沼から陶器のカケラを見せて貰った夏目。

そのかけらは白霞焼はっかやきで、田沼の目には血管模様のようなものが見えると言います。

その後、欠けたニャンコ先生が窯に入っていく夢を見た夏目。
先生は何日か帰ってきておらず、「もしかして窯に帰ったのでは!?」と考えた夏目は、

白霞焼の窯元・灯邑ほむら地区に行ってみることに。

しかし完全に誤解であり、到着すると夏目の鞄の中からニャンコ先生が現れました。

廃村のような集落・灯邑地区。

夏目はそこで職人と思われる人と出会いますが、その男は職人ではなくコレクター。
ニャンコ先生を見て怪しげな術を使い、夏目と本物の職人を眠らせようとします。

逃げる途中で気を失った夏目。

目が覚めると、そこにはがいて、空には木偶人形が飛び回っています。
そして、夏目たちを助けてくれたのは意外にも的場でした。

100話ネタバレ感想

末崎邸で見られた壺

記念すべき第100話の長編!

末崎邸の壺が伏線として残されていますね。
名取が笑顔の誰かを思い浮かべていますが…誰なんでしょう。

夏目は非現実的な出来事に慣れすぎているから、「陶器のかけらがにゃんこ先生」という発想が出る……(笑)
ここの田沼の真顔反応ツボでした。

それにしても、田沼の能力ってすごいですね。将来鑑定士とかできそうじゃないですか。

そして、ヤバそうな人物・伴さんの登場。
何がヤバいってこの人、最初は職人のふりをして、我が物顔で工房にいたんですよね……

全く無関係なのに「ここ自分の工房です」という振る舞いでしたが、こういうタイプはヤバい。
目が笑っていないのも不気味です。

さらに、柊や的場合流して事態が大きく動きました。
最後の的場がまるでヒーローみたいでビックリ。

101話【依代の眠る里②】

夏目友人帳 伴 イラスト

なぜか的場とひいらぎに助けてもらっている状況の夏目。
そこに名取も現れました。

なぜこのような状況になっているのか?

それは、先程の伴と言う男を名取が監視していたから。
伴が夏目に接触したことを知っていた名取は、的場の首根っこをつかんでここまで来たそうです。

伴は女性コレクターに仕える術師で、板人形を操る祓い屋の家系の男。
この里で昔焼かれていた「術具としての特殊な陶器」である白霞焼を集めています。

それはニャンコ先生(の猫の依代)も。

ニャンコ先生を無理やり奪おうとする伴にビビる夏目を、先生がフォローします。

眠らされた職人さんを回収し、見つけたのは大量のニャンコ先生……に似た、猫の依代でした。
この里でニャンコ先生の他にも焼かれていた猫の依代。
伴はこの全てを奪おうとしています。

101話ネタバレ感想

会食中の的場を連れ出すなんて、結構思い切ったことをしますよね、名取。

普段は敵対している相手に助けを求めるくらいですから、やっぱり伴はヤバいやつです。

にしても出られない「村」いうのは初めてのパターンですね。
館に閉じ込められることは過去にもありましたが、村ごとというのは新鮮です。
流石連載100回記念、規模が違う。

夏目にお礼を言われて驚く的場の姿が新鮮でした。
常にない姿というか、「ニャンコ先生が無理やり連れ去られるかもしれない」と怯えている故のお礼。

このあたり名取は理解していますが、的場はそこまで知らないので夏目の不安のほどを分からないのかな?

この機会に自分の過去を振り返って、反省してほしいところですね(笑)

102話【依代の眠る里③】

ニャンコ先生に似た大量の猫の依代

職人を慕う大量の猫たちが登場し、猫好きの的場は大はしゃぎ。

これらの猫たちはニャンコ先生とは違い付喪神のような存在で、歳月を経て心や魂が宿ったものと思われます。

そして空にこの里に由来する札を見つけた夏目。
札のに収められている「禁忌の陶器」を入手すれば状況が有利に進むため、的場と共に向かいます。

今回名取が的場を連れて来た理由は、伴が的場一門であり、対処方法を知っていたから。
また、名取が的場を呼んだのは末崎邸で「不落の壺」を見たことがきっかけでした。

的場一門と伴が使える女主の一派の間には深い対立があるとか。
的場は正面衝突は避けたい意向です。

札の下にあったのは窯からつながる地下通路で、ここに禁忌の陶器が隠されているはずでした。
しかしそれはすでに伴によって解放されており……名取を攻撃していました。

102話ネタバレ感想

猫マスター的場には思わず笑ってしまいました。
的場家当主の意外な一面。

名取さんは的場が猫好きだって知ってたんですね。そのエピソードください。

大量の猫たちが本当にかわいくて、夏目と一緒に石をポイポイ投げている姿に癒されます。

そして、衝撃の事実が発覚。
夏目にはハッキリ見える結界の札が、的場には目を凝らせば見えて、名取には全く見えないという格差。

今までここまで明確に差が出たことがなかったので驚きました。

的場もはっきり「役立たず」と言い切るし……
そういうとこですよ。

祓い屋一強の「的場一門当主」として君臨する的場は、一番難題を持ち込まれる立場だからこそ、果てしない強さを求めているように思いますね。

ちょっと危なっかしいです。

けれど今一番危ない状況なのは名取。
名取さん逃げて!

特別編22

ニャンコ先生が巻かれたリボン

リボンを巻かれて帰ってきたニャンコ先生。

襲われたと言う先生ですが、実際は柿が当たって気絶していただけでした。

リボンは北本の妹、マナが保冷剤をつけて手当てしてくれたものでした。

特別編22ネタバレ感想

ラッピングにゃんこ話。
北本の妹、可愛かったです。

まとめ

夏目友人帳25巻ネタバレ感想、要所をまとめると…

  • 「特別編21」は中級たちが妖世界を旅する話
  • 「依代の眠る里」は白霞焼の里・灯邑地区にてニャンコ先生がコレクター・伴から狙われ、名取・的場の力をを借りて逃げる話
  • 「特別編22」はニャンコ先生がラッピングされ、その過程を突き止める話

ということでした。

夏目友人帳が好きなら、依り代の眠る里は1番に読むべき話かと……
まだ続いていますが、それくらい重要かつ最高です。

是非読んでみてください↓

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この記事を書いた人
ザクロ

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