『転生した大聖女は聖女であることをひた隠す』。
小説家になろうで連載されて書籍化し、過去編のzeroと共に漫画化もされているファンタジー小説です。
この記事では、「転生した大聖女は~」の伏線・謎についての考察をお届け。
- シリウスの転生者は誰?
- 黒騎士・白騎士の正体は?
- 魔王の右腕とは?
ネタバレが含まれますのでご注意ください。
シリウスが転生したのは誰?
300年前、セラフィーナが生きていればきっと結婚したであろうお相手、シリウス・ユリシーズ。
最強の騎士と謳われたにも関わらず、最愛の人を守り切れなかったシリウスの生まれ変わりは誰なのか?というのは気になるところです。
カノープスが生まれ変わって、シリウスが生まれ変わっていないというのは無いでしょう!
結論から言うと、シリウスの生まれ変わりはサヴィス総長の可能性が高いです。
この理由を、順を追って解説していきます。
黒騎士(黒皇帝)になったシリウス
「黒騎士は……大聖女様の死で狂ってしまった、歴代最強の騎士ですよ」
フィーアの知らない騎士、「黒騎士」。
そしてフィーアが「黒騎士を知らない」ということに、カーティス団長は驚愕しつつも合点がいった様子でした。
それもそのはず。
フィーアはこの名称を知らないというだけで、人物は知っています。
「転生した大聖女~」の世界で、最強の騎士と言えばシリウス・ユリシーズのほかにいません。
そして、「黒騎士」はその後即位して「黒皇帝」と呼ばれるようになりました。
「即位できるような高貴な立場」というのも、シリウスである裏付けと言ってよいでしょう。
黒皇帝の情報をまとめると、
- 黒髪黒目
- 「黒」を連想させる魔人のように苛烈で怖い人物
- セラフィーナの死と共に名を捨てて、即位後は「カストル」と名乗っていた
ということです。
あれ?髪色が違う…?
4巻シーンより👇
元々シリウスの紙は銀髪でした。
しかし黒皇帝の髪色は黒。
髪色が変わるような何かがあったということでしょう。
当然、それにはセラフィーナの死が関連しているはずです。
黒皇帝=サヴィス総長が有力
シリウス=黒騎士=黒皇帝とお伝えしてきましたが、
サヴィス総長には黒皇帝と似たような言動が見られます。
それが「月を眺める」という行動。
5巻で黒皇帝は、皇城の庭にてセラフィーナを思い出し、月を眺めています。
そして総長も、フィーアと晩餐会をした後、長時間庭で月を眺めています。
美しい月はセラフィーナの象徴でした
前世を思い出したカーティスは、フィーアと出会ってから前世の欠片のようなものを夢で見ていました。
晩餐会でフィーアと腹を割って話をした総長にも、似たような予兆があってもおかしくはありません。
また、シリウス=サヴィス総長だという考察のもっとメタ的な理由としては、フィーアがサヴィス総長と結婚しそうだからです。
現在の展開では、フィーアは「筆頭聖女選定会」で圧倒的な差を見せつけながら勝ちあがり中。
そして筆頭聖女に選ばれれば、サヴィス総長(次期国王)と結婚することになります。
運命的に結ばれるーー……そのような展開が、セラフィーナとシリウスならば、あり得てしまうのではないでしょうか?
白騎士の正体は?
前世の重要人物である『白騎士』。
こちらの生まれ変わりも、今だ判明していません。
『白騎士』ってどんな人物だっけ?
『白騎士』という称号は、セラフィーナ時代の王国の国旗に基づいています。
青と白の国旗に基づいて、騎士団の中から代々最も優秀な二人が「青騎士」と「白騎士」に選ばれていました。
「青騎士」はカノープス。転生後のカーティス団長です。
では「白騎士」は?
現段階で分かっている情報は、以下の通りです。
- 名前は不明
- 勿論カノープスレベルに強い
- セラフィーナが亡くなった後、黒騎士(暫定シリウス)に近寄りもしなくなった
特に最後は気になるところ。
セラフィーナの死をきっかけに、仲たがいしたのかもしれませんし、
白騎士が一方的に、黒騎士に思うところがあったのかもしれません。
白騎士の生まれ変わりは誰なのか?
白騎士の生まれ変わり(転生者)は明らかになっていません。
しかし髪色的に一番可能性が高いのは、シリル団長でしょう。
ならば、なぜカーティス団長よりフィーアと付き合いが長いのに、前世のことを思い出していないのか?
フィーアやカーティス団長が前世を思い出したのは、死にかけた時でした。
そしてシリル団長は強いので、現状そのような展開にはなっていません。
今後魔人などが現れて危機に陥った時、白騎士の記憶を取り戻す可能性があると思われます。
魔王の右腕とは?
前世でセラフィーナを死に追いやったラスボスとも言える存在、「魔王の右腕」。
まずは「魔王の右腕」についての情報をまとめてみましょう。
- その正体は、「右腕」ではなく魔王本人の可能性が高い。
- しかし王として君臨するタイプではない。
- 強力な魔人だけが持つ「紋」を、20だか30だか異常な数持っている。(当初魔王と言われいていた魔人は13紋)
- セラフィーナを長い時間をかけてなぶり殺しにした魔人である。「聖女だからこんな目にあう」と言いながらセラフィーナを殺害した。
- 強さに比例してとても美しい。
- 現在どこで何をしているのか、或いはシリウスに倒されたのかは不明。
ということです。
はじまりの書には「世界に33紋の魔人あり」と書かれているので、33紋あるのかも…?
セラフィーナを殺した人物を、シリウスが放っておくでしょうか?
セラフィーナの後、この『魔王の右腕』と死闘を繰り広げた結果、髪色が黒になったと言うことは無いでしょうか?
カーティスに聞けば真相はわかるかもしれませんが、
フィーアは死のショックを抑える為なのか、「魔王の右腕」に対する記憶を自ら改ざんしていることもあり……
真相は今だ闇の中です。
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まとめ
「転生した大聖女は聖女であることをひた隠す」の考察をまとめると……
- シリウス=黒騎士=黒皇帝=サヴィス総長の可能性が高い。
- 白騎士は不明。シリル団長の可能性もあるが手がかりは無し。
- 魔王の右腕が現在どうしているかは不明。シリウスが倒しているかも?
ということでした。
いつどのタイミングで正解が明かされるのか?!今後も展開を追っていきたいと思います。
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