そして、これほど恐怖するのだから、きっとこの魔人は世界で一番強いのじゃないかしらと、勝手に思っていた。
転生した大聖女は聖女であることをひた隠す zero6 より
『転生した大聖女は聖女であることをひた隠すzero6』ネタバレ感想記事です。
今巻は魔人遭遇→護衛騎士候補だったサルガスと初対面→ユリシーズ公爵領へという流れでした。

本編(300年後)の多大なネタバレ含む重要巻!!
以下、ZERO6巻のあらすじネタバレ要約&考察感想をお届けしていきます。
ZERO6巻ネタバレあらすじ
「王城で魔人と遭遇する」という衝撃的なところで終わった前巻。
セラフィーナは離脱しましたが、残った騎士たちに怪我はなかったのか?
その続きからです。
魔人と遭遇した後

カノープスに抱えられて魔人から逃げる途中、気を失ったセラフィーナ。
目を覚ますと
- 魔人は戦うことなく、青竜に乗って去ったこと
- よって大きな怪我をした者はいないこと
が伝えられます。
さらに機密情報を教えてくれるシリウス。
いわく、世界のはじまりと共に誕生した『はじまりの書』というものがあり……
そこには『世界に33紋の魔人あり』と書かれているのだとか。
これは33紋の魔人がいるというわけではなく、
全ての魔人の紋を合わせれば33紋になるということだそうです。
ちなみに今回現れた魔人は
- 見える所に紋はなかった
- 現在把握できている『紋付きの魔人』には該当しない
ということで、紋無しの可能性が高いと考えられています。
これを聞いたセラフィーナは、「この魔人は世界で一番強いのじゃないかしら」と思ったため、驚きました。
セラフィーナの避難が決まる

普段は人里離れた場所で、城などを建てて住んでいる魔人。
100年ぶりになぜ出てきたのか?が重要なところですが、
そこでシェアトが発言しました。
「魔人は、セト海岸から保存の魔法をかけて持ち帰った『輪紋魔獅子』が目当てだったのではないか?」
こう考えた理由は、12年前村が襲われた時、輪紋魔獅子を素手で殺す人を見たからでした。
願望が生み出した夢だと思っていたけれど、あの時も輪紋魔獅子が目当てで魔人がきていたのかもしれない。
それを聞いてシリウスは、
オリーゴーの加護を受ける『ウラドの森』から出たら、輪紋魔獅子は魔人に感知されるのでは?と推測します。
だとすると、地下に輪紋魔獅子の死体がたくさんある城は、現在も安全な場所ではありません。
というわけで、シリウスはセラフィーナたちを自分の領地『ユリシーズ領』に招待しました。(シリウス自身は王城に居残り予定)
これはまごうことなき『避難措置』です。
魔物討伐にも怯えなかったセラフィーナが、気絶するほど怖がった『魔人』。
初代精霊王の『金の瞳』を持つセラフィーナの第六感が当たることを、シリウスは強く警戒しています。
とはいえ……
表向きは『休暇』としての訪問になるため、出発は一週間後です。
保護した子供が目覚める

ここで前巻で保護していた子供が目覚めました。
丸3日眠っていた、10歳くらいの男の子。
名前を聞くと「わか」「きみ」と呼ばれていたと答えます。

若君…?
要領を得ないので、とりあえずの名前を決めることにした近衛騎士たち。
カノープス提案の『カレル』が採用されました。
(白い髪色から、同じ色の花の名前)
- ルドの巣穴で眠くて寝ていた
- 大きな家で暮らしていたけど、彼らが誰だったのかわからない
ということで、全身に負っていた酷い怪我による記憶障害では…?と推測する近衛騎士たち。
とりあえず行方不明の子供がいないか、調査することになりました。
聖女騎士団からの依頼を受ける

魔人への自分の対応がひどかったため、第四聖女騎士団で修業したいと考えたセラフィーナ。
しかし聖女騎士団は忙しく、人手が足りない状況でした。
近衛騎士団が輪紋魔獅子を倒したことで、「自分も功績をあげるぞ!」と無茶する騎士が多いのだとか……
そこで、力を借りたいというアダラ団長の望みを引き受けたセラフィーナ。
3つの依頼を受けることになりました。
しかし目立つ行動をとるとシリウスに叱られるため、
カレルや近衛騎士たちを「兄」として、正体を隠すことに。
「セラフィー」と「おにいちゃん」で、まずは星降の森に向かいます。
騎士団長が恋をささやく

依頼一つ目は、星待の森にいる騎士団長たちを、どうにかすることでした。
功績をあげたがる騎士たちに便乗し、ずっと戦ってみたかった『人魚』に手を出した団長5名。
- 第一騎士団 カウス団長
- 第二騎士団 ギルタブ団長
- 第三騎士団 カフ団長
- 第五騎士団 ジュバ団長
- 第六騎士団 メンケント団長
その結果団長たちは人魚の魅了魔法にかかり、マーマン(男の人魚)に恋をささやくという地獄絵図を展開していました。

試し読み部分でカウス団長(青髪)とメンケント団長(茶髪)のイラストが見れます!
とても無駄にイケメンです……
これはもう、練習中の『状態異常解除』を試すしかないと頑張ったセラフィーナ。
しかし「恋愛相手が近衛騎士たちに移る」という最悪の失敗をした結果……
メンケント団長に抱き着かれて、愛をささやかれるミアプラキドス。
カウス団長に言い寄られるシェアト……
セラフィーナはカレルと花冠を作って、効き目が切れるのを待ちました。
効き目が切れたら、騎士団長たちは森に放置しました。
孤児院でサルガスと出会う

その後、2つ目の依頼「騎士として現役復帰するという王を諦めさせる」をこなしたセラフィーナたち。
3つ目の依頼は、孤児院で眠っているアルトリッジ公爵家の『サルガス』を見てほしいというものでした。

セラフィーナの護衛騎士になる予定だった人です
経緯をまとめるとこんな感じです。
- 「幼い子供とかかわったことがないのが、護衛騎士に選ばれなかった一因では?」と考えたサルガスが、時間を見つけて孤児院を訪れるようになる
- 孤児院院長が、サルガスが時折ひどく苦しんでいるのを知る
- サルガスが子供を受け止めて気を失ったため、好機だと考えて聖女騎士団に依頼を出す
ところがシェアトの大声で目を覚まし、治癒する前に去ってしまったサルガス。
いまだ自分の代わりに選ばれたカノープスにも、思うところがあるようで……
セラフィーナはその事情を、シリウスから聞きます。
サルガスの父親『アルトリッジ侯爵』は、サルガスより能力が劣る後妻の連れ子を「嫡子」にしようとしているのだと。
そこに護衛騎士の件が重なり、サルガスは「自分は選ばれない人間だ」という想いを強めてしまったそうです。
サルガスが近衛騎士団副団長に

しかし翌日、サルガスが胸に毒がにじみでる魔物傷を負っていると気づいたセラフィーナ。
セラフィーナが「古傷を治すのは得意」と言うと、サルガスは「ぜひ孤児院の子供たちの治癒を!」と飛びつきました。
実はあの孤児院には、肉体的な困難を抱えた子ばかりが集められていたのです。
さっそく子供たちを診察したセラフィーナ。
途中、骨がずれたまま固まった足を見せたくないという女の子に、カノープスが水かきつきの手を見せて励ましたことで、
サルガスもカノープスを認めていきます。
そして子供9名全員を、完璧に治癒したセラフィーナに……
涙を浮かべて喜ぶサルガス。
「ああ、私は今夜何に祈ればいいのだ!神か?それとも、聖女か?いや違う、セラフィーナ王女殿下にだ‼」
勿論サルガスの胸の傷も治して帰城しました。
そこに待ち構えていたのはシリウス。
シリウスはサルガスから「自分はアルトリッジ侯爵にふさわしい」という言葉を引き出したのち、
貴族の跡取り承認申請書が回ってきても、サルガスの名前以外通さないことを約束してくれます。
夢と理想を追うことの大切さに気づいたサルガスは……
「セラフィーナ殿下の元で働かせてください」と直談判。
めでたく、近衛騎士団の副団長に任命されました。
カレルは何者?

引きこもり体質が少しずつ改善されている様子のカレル。
しかしセラフィーナが常識力クイズをしたところ、明らかに人間ではない回答をしてきます。
Q.10歳の子供は普通何ができる?
A.母親の命令に従うことくらいで、それ以外の自由はない。母親がコマンドだけを伝えるタイプなら苦労する。
Q.10年後、カレル・ルド・セラフィーナの中で一番強くなっているのは?
A.三者とも成長率がエグすぎるし、条件がずれただけで違う結果になるとは思うけど、セラフィーナ→ルド→カレル。
ほかにも「真っ暗な家の中で生活しており、両親の姿形がよくわからない」などと言っています。

カレルについては後ほど考察しています
ユリシーズ公爵領へ

そんなカレルも連れて、ナーヴ王国の中で最も広大な土地『ユリシーズ公爵領』に来た一同。
しかし黒竜の住処である霊峰黒嶽もあるため、『ユリシーズ城』より北には行かないように、とのことです。
ここで、「1が月くらい滞在予定」と聞き、ただの休暇ではないと感づいたセラフィーナ。
「魔人からの避難」だと聞き出し……
シリウスはセラフィーナが特訓できるよう、ユリシーズ公爵領に送ってくれたのだと曲解しました。
現在セラフィーナは、城の西にある『入らずの大森林』に目をつけています。
感想&考察

今巻のあとがきなんですけど!!!!
「内容が本編の壮大なネタバレになることに気づき、しばらく筆が止まった」とあって衝撃でした……!

ど、どこのことだ……!?
どう考えても人間ではないカレル君のことでしょうか?
今回現れた魔人は前巻で「奥方が~」と発言しているので、子供がいる可能性があるんですよね。
そしてセラフィーナの「一番強い魔人」という第六感が当たっており、
一番強い=『魔王』→その子供が『若君』カレル君ということもあり得ますよね…?
ということは…?
10年後、王を代替わりしたカレル君がセラフィーナを殺した……というのもあり得なくはないわけで……
いやそんなまさかね。
ルドじゃれあう、あんなにほほえましい子供たちですよ。
猫じゃらし(的な植物)のいたずらのくだりと挿絵、めちゃくちゃかわいかったのに、まさかね。
でもカレル君の引きこもりの感じからして
「魔王の右腕は王として君臨するタイプではない」というのもなんか当たっているような気がして……
イラストもかわいいし…!強い魔人ほど美形らしいし…!
でも全部私の想像なので、ぜひご自身で読んで考察してみてください。(正気に戻った)
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