私は「大聖女」とまで呼ばれ、聖女の能力を最大限に使用していたのに、結局、何も残せてはいない……
転生した大聖女は聖女であることをひた隠す,1巻より
2019年6月15日発売、『転生した大聖女は聖女であることをひた隠す1巻』ネタバレ感想記事です。

面白いのでシリーズ完結まで読み続けたいと思っている作品です!!
この記事では
- 1巻の収録内容
- あらすじネタバレ要約
- 読んだ感想(書き下ろし&特典ss)
をまとめています。
1巻の収録内容は?小説家になろうとの違い

『転生した大聖女~』は、まず無料で読める『小説家になろう』というサイトで公開。
その後アース・スターノベルから
- 加筆修正
- イラスト追加
- 書き下ろし話追加
されて、書籍化しています。
そして書籍1巻に収録されているのは、
小説家になろうのプロローグ→【SIDE】第四魔物騎士団長クェンティン部分。
書き下ろしとして
- 『フィーア、訳あり冒険者と回復魔法を検証する』という書籍版が初登場のキャラを含む話
が追加。
電子書籍で買った場合のみ
- サヴィス総長がフィーアの髪色を国旗と比較する話
も追加します。

初巻だから書き下ろし少ないけど、今後6編7編追加される巻ばかりに……
特典SSも手に入れたいならDMMブックスなどの電子書籍でそろえておくことをお勧めします。
1巻本編ネタバレあらすじ
1巻本編のあらすじを、できるだけ簡単に要約します。
成人の儀で死にかける

ルード騎士家に生まれ、 ずっと騎士になる訓練をしてきたフィーア。
ところが、 フィーアには恐ろしく剣の才能がありませんでした。
それがわかった途端、 フィーアを露骨に無視してきた兄たち。 (アルディオ&レオン)
しかし姉・オリアは変わらず、 母親代わりとしてフィーアを可愛がってくれました。
そしてやってきた15歳の『成人の儀』。
騎士になりたい場合は、 一人で森に入って魔物を狩り、 体内にある魔石を持って帰って来なければなりません。
ところが、 入った森で致命傷を負って幼体化した黒竜に出会ってしまったフィーア。
縋るような目で見られたため、 姉に貰った回復薬を飲ませますが、
回復痛により攻撃されたと感じた黒竜はフィーアに噛みつき……
死にかけたフィーアは、 大聖女であった300年前の前世を思い出しました。
フィーアが思い出した『前世』

大聖女『セラフィーナ』の力は、
数が減った現在の聖女とは比べ物にならないほどの力。
精霊の加護を受けて
- 状態異常の回復
- 身体強化
- 防御魔法
- 武器や防具・アクセサリーに魔法付与
- 様々な効果を持つ薬作成
ができました。
ところが兄王子達とともに魔王討伐へ出かけ、 ボロボロになりながら魔王を封じた際、
魔力ゼロのまま魔王城にセラフィーナを置き去りにした兄王子たち。
そこに『魔王の右腕』という魔人が現れ、 セラフィーナは時間をかけて殺されました。
『お前が聖女だから、 こんな目に合うのだ』
黒竜を従魔に

記憶とともに聖女の力も蘇り、 無意識に自分と黒竜に回復魔法をかけたフィーア。
これを受けて黒竜『ザビリア』は、 フィーアに隷属契約を持ちかけ…
フィーアは意識が薄れる中、了承しました。
目覚めたあと、 自分が聖女であることは黙っていて欲しいとザビリアにお願いしたフィーア。
そしてザビリアが倒してくれた魔物の魔石を持ち、 成人の儀から戻ります。
黒竜に乗って帰還したため、 大騒ぎになるルード家。
しかし娘の影響による出世を望まない父・ドルフをオリアが上手く丸め込んだことで、
フィーアの従魔は秘匿することが決定しました。
尚、 ザビリアは「呼んだらどこにいても駆けつける」と言って、 去っていきました。
騎士団入団

騎士団入団試験に合格したフィーア。
ワイナー侯爵家嫡男のファビアンと共に、
王族警護の第一騎士団所属となりました。
自分を見殺しにした兄の血筋かと嫌になるフィーアでしたが、
次の世継ぎだと言われている王弟・サヴィス・ナーヴは騎士団総長をしており……
カリスマ的な存在として、 騎士たちから尊敬されていました。
そんなサヴィス総長と、 騎士入団式の模範試合で、 手合わせすることになったフィーア。
圧倒的な戦力差があるため、 攻撃しないと言ってくれましたが、
それでも不足を感じたフィーアは剣だけでなく身体強化3倍のドーピング。
さらに総長が足を怪我している左にのみに打ち込みました。
これにはつい、 剣を押し返してしまった総長。
総長はフィーアの剣が国宝クラスである事を見抜き、
歩き方から自分の怪我を見抜いたフィーアを、 面白いと感じます。
第六騎士団で魔物退治

入団して最初の数カ月は訓練期間。
その一環として、 魔物討伐専門の第六騎士団にも同行します。
これには聖女も同行しますが……
進行方向の枝葉まで切り取られ、 致せり尽くせりの環境を当然と考える聖女たち。
フィーアは一瞬で治せるレベルの怪我を、 3人で30秒かけている様子を見て……
前世で何も残せていないことに、 悔しくて泣いてしまいました。
その後、 フラワーホーンディアというBランクの魔物が出現するトラブルが発生。
指揮官が吹き飛ばされて意識を失ったため、
前世で討伐経験のあるフィーアが指揮を買って出ます。
救助笛を聞いて駆けつけた第一騎士団長シリル団長&サヴィス総長により事なきを得ましたが……
魔物の生命力、 残存生命力、 魔物の目の色が変わるタイミングまで数値で報告したフィーアに、 驚く団長たち。
聖女の地位と王族

討伐した肉での肉祭りにて、第六騎士団長のザカリーの筋肉自慢を止めていたところ、
シリル団長に呼び出され、サヴィス総長の私室へ。
昼の魔物討伐について褒められ、
「魔物の強さを数値化できる」フィーアの能力を活かすため、第四魔物騎士団への一時派遣が決定しました。
聖女についてどう思ったかと聞かれ(酒で酩酊状態だったこともあり)「くそったれ」と答えたフィーア。
正確には「300年前の聖女の在り方を変えてしまった誰かが」ですが……
聖女の地位を引き上げたのは王族。
つまり、サヴィス総長や王位継承権第二位を持つシリル団長も当てはまり……
聖女に固執しているらしい二人は、衝撃を受けました。
第四魔物騎士団に派遣

第四魔物騎士団にて、副団長のギディオンに嫌味を言われるフィーア。
第一騎士団が嫌いな八つ当たりですが……
従魔舎の従魔たちへの「回復薬の投与」を押し付けられます。
ザビリアを呼び戻し、縮小化してブルータブという最弱魔物に擬態させ、業務に当たったフィーア。
そこで出会ったのが7~8歳の聖女・シャーロットでした。
フィーアはシャーロットと共に泉の水を全て回復薬に変え、
激痛の走らない回復薬を作って従魔たちに与えました。
そんな中、フィーアの業務進捗状況を確認しに来たシリル団長は……
状況を察したため、ギディオン副団長を恫喝してローテーブルを破壊。
そこに部屋の主であり、黒竜探査に長期出張していたクェンティン団長が帰ってきてーー?
書き下ろし部分 ネタバレ感想

読み逃せないのが、書籍書き下ろしとなる
『レッド・グリーン・ブルーという偽名の兄弟とフィーアが冒険する話』です。

この三人は今後も登場して、表紙を飾ったりもします
時系列的には、成人の儀で大聖女の能力が戻った後、騎士団入団試験を受ける前です。
フィーアはここで、将来的に隣の大国『アルテアガ帝国』の皇帝となる兄弟たちに、
誤魔化しようもないほど聖女としての能力を見せ、『創生の女神』と認識されました。
眠りの呪いを受けている三人の妹にも、状態異常解除の薬を持たせたフィーア。
これは次に再会するとどうなるのか……楽しみにしたいと思います。
特典SS ネタバレ感想

特典ショートストーリーの感想です。
私が読んだのは、
- ナーヴ王国の国旗の赤と、フィーアの髪色を比べてみたかった総長が、フィーアをバルコニーにつれていく話【電子書籍特典】
- お腹にザビリアを入れていたら、妊娠したと第六騎士団のみなさんに誤解される話【DMMブックス特典】
ですが、DMMブックスのほう、一押しです!
タイトル通りの話ですが
「お前はどうしたい?話を聞いた限りじゃあおすすめできないが、お前が望むのなら祭壇の前までひっぱってきてやるぞ?」
と、第六騎士団がとにかくいい人たちでキュンときました。
現在でも購入すると読めますので、迷っている方はぜひこちらでご購入ください。
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余談ですが、『転生した大聖女~~』はこの先の巻も毎巻特典SSがつきます。
なので電子書籍のほうがお得です。
(初回特典が発売日から日がたっていても付属する&電子書籍特典もつくため)
この際、最初から電子書籍で集めておくことをお勧めします!

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